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美女と竹林 の商品レビュー

3.6

254件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    93

  3. 3つ

    86

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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2020/08/24

ひたすら森美 bamboo 登美彦が竹林で活躍する話。 明石氏や鱸氏と共に竹林に入っていき、御母堂の歯ごたえのあるケーキを食べ、のこぎりでぎこぎこし続ける。たまに締め切りに追われる。 特に何が起こるわけでもなく、マッスルトミーの妄想がさく裂していた。 これもまたよし。

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2020/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エッセイ?妄想?どこまでが実話?全部作り話だったりして! モリミ・バンブー・カンパニー!これからは竹林の時代だ! この本を読んで「聖なる怠け者の冒険」の小和田くんは森見氏だと確信した(笑)

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2020/05/28

エッセイながら至る所に妄想が散りばめられて現実との境界が曖昧になのが不思議と心地良い。 思わず「阿呆や…」とニヤニヤ呟きながら読み耽ってしまった。 気負わずに読める正に竹林に癒やされるような気持ちになる文章たちでした。

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2020/04/19

『太陽の塔』に続き、モリミー作品五作目。彼独特の文体で綴られた、大変良き作品でした(^^ 私もMBCに入社して竹を刈りたいゼw 嗚呼、和むわ〜。星四つ。

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2019/11/21

自叙伝的。こんなにも竹林から話を膨らませて書けるのか、という程半分妄想で作られた話。半分どころじゃなく実は全て机上だけの話だとしたら、それはそれでキモいな。主人公が森見登美彦だからこそ感慨深いものがある。

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2019/10/07

まさに『机上の竹林』である。 日常のなんでもないことをオモチロイように書いてしまうのがこの作者の特徴である。 京都は不思議な場所だがこの作者の文章もまた不思議な魅力をはなっている。 まるで深淵を覗くかのような表現でありつつも実際は深いわけでもなんでもない詭弁が重ねられた文章...

まさに『机上の竹林』である。 日常のなんでもないことをオモチロイように書いてしまうのがこの作者の特徴である。 京都は不思議な場所だがこの作者の文章もまた不思議な魅力をはなっている。 まるで深淵を覗くかのような表現でありつつも実際は深いわけでもなんでもない詭弁が重ねられた文章だったり、それが「妄想的」と言わしめる所以なのだろうと思った。

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2019/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな本かと聞かれて、これほど説明するのが難しい本はなかなかないだろうな(笑) 華麗なる語彙力の無駄遣い!要約すれば一行で済むことを、よくもあれだけ面白く書けるものだなぁ。

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2019/07/15

森見登美彦氏とは、いったい何者か。 この広い世の中。知らない人の方が大いに決まっている。 したがって、筆者はまず彼を紹介することから始め、遺憾なことに、「この人を見よ!」と言わねばならない。さらに遺憾なことに、「見たところで、あんまりトクにはならんよ!」とも言わねばならない。(本...

森見登美彦氏とは、いったい何者か。 この広い世の中。知らない人の方が大いに決まっている。 したがって、筆者はまず彼を紹介することから始め、遺憾なことに、「この人を見よ!」と言わねばならない。さらに遺憾なことに、「見たところで、あんまりトクにはならんよ!」とも言わねばならない。(本文より)

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2019/07/08

題名で選ぶと大きく裏切られる内容の本です。それでも、森見先生節が詰まっていて、より一層森見先生という人間が大好きになる一冊です。好きなものに、ここまで考えを巡らせて、世界を膨らませて、どこまでも述べられることに惚れてしまいます。なんでそれが好きなの?というものを事細やかに好きと言...

題名で選ぶと大きく裏切られる内容の本です。それでも、森見先生節が詰まっていて、より一層森見先生という人間が大好きになる一冊です。好きなものに、ここまで考えを巡らせて、世界を膨らませて、どこまでも述べられることに惚れてしまいます。なんでそれが好きなの?というものを事細やかに好きと言える人っていいなぁと思えました。

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2019/05/11

古本として、100円で購入。 それが大変な美本で、ページをめくるたびに、パリパリ音がする(一度も開かれたことがなかったらしい)。 そういう意味で、さわやかな竹林のロマンと、ページをめくる気持ちよさが妙に同期して楽しい。 それはそれとして、内容は…。 まったりとして面白おかしい文...

古本として、100円で購入。 それが大変な美本で、ページをめくるたびに、パリパリ音がする(一度も開かれたことがなかったらしい)。 そういう意味で、さわやかな竹林のロマンと、ページをめくる気持ちよさが妙に同期して楽しい。 それはそれとして、内容は…。 まったりとして面白おかしい文体は楽しい。 しかし、下らぬことかもしれないけれど、これは小説なのか、エッセイなのか、何なんだろう? 文庫になってしまうと、そのあたりがよく分からなくなる。 楽しければ、どっちでもいい、と言えなくはない。 でも巧妙に仕組まれた私語りの虚構、と思うと、やっぱりこの人、現代の太宰治なのかなあ。

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