ザッポス伝説 の商品レビュー
面白かった。以前に「ザッポスの奇跡」を読んでいたから今回は内側からのザッポスの話だ。奇跡は売っちゃったんだよなー。また読みたくなった。
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が良い本でした。どのようにしてザッポスがその規模を大きくしていったのかその過程が読んでいてとても興奮し、また時には厳しく感じる時もありました。 とても勉強になった部分を紹介したいと思います。 まずは、CEOのトニー・シェイが正しい意思決定をするために用いたポーカー経営学について...
が良い本でした。どのようにしてザッポスがその規模を大きくしていったのかその過程が読んでいてとても興奮し、また時には厳しく感じる時もありました。 とても勉強になった部分を紹介したいと思います。 まずは、CEOのトニー・シェイが正しい意思決定をするために用いたポーカー経営学についてはとても勉強になります。シェイ自身がビジネスにも応用できると判断できると思ったことは「正しい!」と思いました。 例えば、マーケティングとブランディングでは、自分の「ブランド」が大切であり、自分について人が語るストーリーを作られるようにする。この部分は印象的でした。 また、継続的に学習する部分では、自ら本を読んで、経験者から学ぶことを大切にしています。また同時に、理論は魅力的だが実際の経験に勝るものはないとして実践することの大切さも伝えています。トランプのポーカーからビジネスに応用できることに気づける気づきの大切さもとても感じます。 更に採用面接での積極性を見る質問例はとても参考になります。 例えば、「ザッポスに入社して、初日の仕事が”面談/採用プロセスをもっと楽しくする”というものだったら、これに当てられた8時間をどのように使いますか」というものです。 自分ならどう考えるかと自問自答していました。他にも質問はあるのですが、その場ですべて考えてしまうようなものばかりで、仕事に対する姿勢を試されているようで「ドキッ!」とさせられました。 全体を通してCEOとしての経営判断を中心に書かれているはずなのに、常に社員の顔も読者に思い浮かべることが出来る書き方ができるのはすごいなと思いました。
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通販の靴店「ザッポス」を立ち上げ大成功をとげたトニー・シェイの経歴と仕事上の信条を自らが書いたもの。彼は子どもの時から商才に長けていて自立心が旺盛であった点でまず普通の子供と違う。アジア系アメリカ人の家庭は一般的に教育熱心であり、彼は勉学面でも秀でていた。ハーバード大、スタンフォ...
通販の靴店「ザッポス」を立ち上げ大成功をとげたトニー・シェイの経歴と仕事上の信条を自らが書いたもの。彼は子どもの時から商才に長けていて自立心が旺盛であった点でまず普通の子供と違う。アジア系アメリカ人の家庭は一般的に教育熱心であり、彼は勉学面でも秀でていた。ハーバード大、スタンフォード大、UCLAバークレイ校に受かったことからもその才能資質がわかる。そして大学時代にIT系のベンチャー企業を創業し、2年でマイクロソフトに2億6千万ドルで売却するという成功を収めている。そして次の仕事として通販の靴店を10年で12憶ドルでアマゾンに売却するまで拡大している。起業するには大きなビジョンが必要であり、企業内カルチャーを作り上げることが成功の秘訣と考え10のコアバリューを社員に浸透させている。
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感動した。これからはマーケティングの知識だけじゃなく、つながりや共感という要素も必要になってくると感じました。他人を幸せにして自分も幸せになる。マーケティングでありながら、すごく哲学チックな内容でした。
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オンライン通販サイト「ザッポス」の成り立ちと、最後に幸せについての研究「サイエンス・オブ・ハピネス」について書かれています。 分量としては後者の幸せに関する部分は少ないですが、人が幸せを感じる要素や、幸福感の種類と持続性などが書かれていて、自分と向き合ういい材料になりそうです。 ...
オンライン通販サイト「ザッポス」の成り立ちと、最後に幸せについての研究「サイエンス・オブ・ハピネス」について書かれています。 分量としては後者の幸せに関する部分は少ないですが、人が幸せを感じる要素や、幸福感の種類と持続性などが書かれていて、自分と向き合ういい材料になりそうです。 最後の人の幸せについての章だけでも読むと面白いかも。
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***** カスタマーサービスを中心に据える、 という価値観まで辿り着くまでに、 恐ろしく長いストーリーと、 そうせざるを得ないだけの状況に追い込まれたことがあった。 勇気づけられる、というより、 身が引き締まる。 ***** トニーの哲学、体験が尊い、という信念も、 数々の出来...
***** カスタマーサービスを中心に据える、 という価値観まで辿り着くまでに、 恐ろしく長いストーリーと、 そうせざるを得ないだけの状況に追い込まれたことがあった。 勇気づけられる、というより、 身が引き締まる。 ***** トニーの哲学、体験が尊い、という信念も、 数々の出来事から洗練されていった。 ***** 中心に据える哲学を持っていること。 それに殉じられること。 *****
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コーポレートカルチャーの大事さを再確認できた。 松下幸之助のドラマ「神様の女房」に通じるものを感じた。 社員がモチベーション高く顧客のことを親身に考えるのは、経営者が従業員を同様に考えて初めてなりたち、その文化が社内にも社外にも根付くこととなる。 企業文化がすべて ワオという驚きのあるサービス 信頼と信用 理想主義 会社の成長 変化を受けいる、変化を推進する 成長と学びを追求する オープンで誠実な人間関係 情熱と強い意思 謙虚 Amazon・ジェフ・ベゾス http://www.youtube.com/watch?v=-hxX_Q5CnaA&noredirect=1
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電子書籍にて読了。企業のコアバリューを社員全員が共有することこそが一番大事と訴える著者。ザッポスのそれは結構「(一昔前の)日本的な良さ」に近いような感じもした。
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今月の課題図書。わりと有名。読んでみたかった本。とにかく読みづらい文章。本人が書いたかららしい。事業の内容はイイ。ビジョナリー。
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初めてこの企業のことを知ったのは、クリス・アンダーソンの『フリー』中だったでしょうか。 そこに「返品無料」により売上を伸ばしている企業として取り上げられていました。 今でこそ、アマゾン系列のjavariなどが日本でも台頭してきて、 一般的になってきた感じはありますが、 私が読んだ...
初めてこの企業のことを知ったのは、クリス・アンダーソンの『フリー』中だったでしょうか。 そこに「返品無料」により売上を伸ばしている企業として取り上げられていました。 今でこそ、アマゾン系列のjavariなどが日本でも台頭してきて、 一般的になってきた感じはありますが、 私が読んだ当時(といってもせいぜい1年半くらい前)の日本からすれば、 驚いたことを覚えています。 そんなこともあり、頭の片隅に引っかかっていたザッポスに関する本書を読んだ次第です。 自分が知ったきっかけもあったのでしょうが、 この「返品無料」という部分に焦点が当たった本かと思いました。 しかし、読み進めるうちにそれが誤りであることに気づきました。 同社は、全ての関係者に驚きや感動を与えることを指命としており、 このサービスもそれらの一環なのですね。 著者(CEO)が、これ以前に作った会社での失敗を元に、 どうしたら全員が指命を共有して働けるのか、 その組織作りの話としてもなかなか面白いかと。 ただ、訳書のせいなのか、ほんの少し読みづらいような印象はあります。
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