ザッポス伝説 の商品レビュー
比較的さらっと読めてしまった。理解が足りないのかなと思いつつ、先日読んだツイッターノミクスを企業で用いたら、というような感想。 企業は何を考えて進んでいくべきか、究極的な事例であるザッポスの成り立ちから成長の軌跡。 「お客様に喜んでもらう」という目的を達成するための制度、風土な...
比較的さらっと読めてしまった。理解が足りないのかなと思いつつ、先日読んだツイッターノミクスを企業で用いたら、というような感想。 企業は何を考えて進んでいくべきか、究極的な事例であるザッポスの成り立ちから成長の軌跡。 「お客様に喜んでもらう」という目的を達成するための制度、風土など惹かれる内容盛りだくさんではあるが、これをマネするというより参考にし、個人に置き換えて思考し、自分の目指すべき目的のために手段を広く考えるひつようがあると再認識。 色々な社内改革法なども出てきたが、目的と手法を勘違いせずに、実行したい。
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会社売却によって金持ちになったけど、ザッポスに入れ込みすぎて無一文になりそうなスレスレ暮らしをするあたりに事業への意気込みが感じられます。 いいか悪いかは別にして、起業家のあるべき姿です。 常にワクワク感を求めて、サラリーマン、事業家、投資家と経験し、その終着点(かどうかはわかり...
会社売却によって金持ちになったけど、ザッポスに入れ込みすぎて無一文になりそうなスレスレ暮らしをするあたりに事業への意気込みが感じられます。 いいか悪いかは別にして、起業家のあるべき姿です。 常にワクワク感を求めて、サラリーマン、事業家、投資家と経験し、その終着点(かどうかはわかりませんが)が、事業家だったと言うのがいい。 ザッポスよりもこの人の素直な生き方が印象的。
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・インターネット広告ネットワーク会社、リンクスエクスチェンジをマイクロソフトに2億6500万ドルで売却→セコイアなど大手になるまで育てるシード投資でザッポスに出会う。 ・ポーカー経営学 リミテッドホールデムルールはハウスは場所代を取るだけでプレイヤー同士の勝負なので勝てる可能性...
・インターネット広告ネットワーク会社、リンクスエクスチェンジをマイクロソフトに2億6500万ドルで売却→セコイアなど大手になるまで育てるシード投資でザッポスに出会う。 ・ポーカー経営学 リミテッドホールデムルールはハウスは場所代を取るだけでプレイヤー同士の勝負なので勝てる可能性が0ではない。手札とポットオッズ(賭け金総額に対する割合)で統計学的に見た正しい掛け方がある。その上で、経営に役立つポーカーのルール。 ◆ 着くテーブルを選ぶのは、自分で決められる最も重要なこと。経験豊富なプレーヤーは疲れているのにチップをたくさん賭けている平凡なプレーヤーが九人いるテーブルでは、集中しているとても上手いプレーヤーが九人いるテーブルの10倍儲ける事ができる。 最高の品揃え、サービス、最良の価格の七本指手袋メーカーあるいは、ウォルマートと競争すべきか。 ◆ 着いたテーブルで勝ち目がないと分かったら、テーブルを変わっても構わない。 ◆ テーブルに少々不合理な事をしたり、経験不足の人が多すぎると、最高のプレーヤーでも非常に勝ちにくい。 ◆ 強い手なら弱く見せ、弱い手は強く見せる。ブラフするタイミングを判断する。 ◆ 自分の「ブランド」が大切。 ◆ 自分について人が語るストーリーが作られるようにする。 ◆ 想定できる最悪のシナリオに対して常に準備しておく。 ◆ 勝ったゲーム数の多い人が最終的に一番多く儲ける訳では無い。ゲームで負けない人が最終的に一番多く儲ける訳でも無い。 ◆ リスクが最小のものではなく、期待値が大きいものを選ぶ。 ◆ 負けても差し支えない範囲でのみプレイする。 ◆ ゲームの仕方を理解しないでゲームをしない事。例え大勢がそのゲームで儲けていても。 ◆ いかさまをしない。いかさまをしても結局勝てはしない。 ◆ 自分のやり方を貫く事。 ◆ ゲームの動きは変化するのだから、その夜を通してプレイのスタイルを状況に適応させる事が必要。フレキシブルでいる事。 ◆ スタミナと集中力が最もあるプレーヤーが大抵勝つ。 ◆ 他人と差別化する事。テーブルの他のプレーヤーがしている事と反対の事をする事。 ◆ 希望を抱くのは良い策とは限らない。 ◆ 自分を「理性を失い、つい悪い手に賭けるような感情的な状態」にしないこと。一休みして散歩をするか、その晩はゲームを止めておくほうがずっとコスト効率がいい。 ◆ うぬぼれない。見せびらかさない。自分よりも上手い人は常にいる。 ◆ 今しているゲームを超えたチャンスを探す。新しい生涯の友達や新しい仕事の接点を含め、これから誰と知り合うかは決して分からないものだ。 ・初心者の心には可能性があります。しかし、専門家と言われる人の心にはそれはほとんどありません。 ・ハピネスのフレームワーク。 ①自分で自分をコントロールする事 ②進歩を感じる事 ③つながり ④ビジョンと意味(自分自身より大きなものの一部となること) ・マラソンの一番良いトレーニングは息を切らさずに長い会話を楽に続けられるほどゆっくり長い距離を走る事。効果と直感は反することがあり、各自の幸せもそうである。
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名前だけはよく聞いてたザッポス。 図書館の予約待ち期間が長かったが、ようやく読めた。 内容はザッポスCEOのトニーシェイ氏が子供時代からザッポスを立ち上げるところからを振り返り、そこからザッポスについて語りだすというもの。 文章は非常に読みやすい。ただ、ザッポス立ち上げまでのくだりが著者自身は意識してないかもしれないが「私はおぼっちゃんです」と言ってるような内容なので、150ページを10分強で読み終える。 第二部からようやく本章といったところで、ここから顧客サービスと社員のモチベーション維持。そして、それを成し遂げるための企業文化の大切さが語られている。非常に面白かった メモ) ・ポーカーは経営に似ている。どのテーブル(マーケット)に着くか、最悪のシナリオは事前に想定しておく、リスクではなく期待値の大きなものを考える、1ゲームではなくトータルで勝敗を判断する、ゲームの仕方を理解するまで参加しない(どんなにそれで他人が設けていても) ・自分たちのコアコンピタンスを決してアウトソースしてはならない。第三社が自分たちと同じようにふるまうことを期待していはいけない ・企業文化を重く見るならば企業文化へ投資が必要。短期的には費用に見えることが長期的には投資となる ・ザッポスはコールセンターがコアコンピタンス。電話はこの時代ローテクにみえるがブランディングに最も最適なツールの一つ ・ザッポスでは自社にない製品を求められれば競合他社のサイトを調べて情報提供する⇒売り上げは失うが顧客との信頼関係が築ける ・自分たちが活動している分野の専門家は自分たち以外にいない。自分たちが進歩しなければ進歩しない ・最高のチームとは職場の外でも付き合えるようなチーム(ザッポス文化) なぜなら最高のアイディアの多くは職場の外から生まれるから ・私たちは常に改善の余地があると考えている ・企業のコアバリュー。社員がそれに取り組んでいるかどうか。 そこからの連帯感が強さ ・企業文化にフィットしないなら、どんな優秀な人材も採用しない(ザッポス文化) ・優先事項が三つ以上あるなら、それは優先事項がないも同然 ・自分への問いかけ。ハピネスへつなげる 自分が最高になる仕事、世界への幸せへの影響、価値観、情熱、やる気を与えるもの、人生の目標、会社の価値観、会社の崇高な目的、自分のより崇高な目的・・・・ ・ ・
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向上心が強くて、勇気与えられた。 コールセンターなどカスタマーサービスに重きをおいて、長期目線で売上をたてていくための価値観や考えなど、改めて考え直すきっかけになった。 仕事とプライベートの交遊関係、分けたい派だったけど、本当にすばらしい人とだったら公私混同でも良いって思...
向上心が強くて、勇気与えられた。 コールセンターなどカスタマーサービスに重きをおいて、長期目線で売上をたてていくための価値観や考えなど、改めて考え直すきっかけになった。 仕事とプライベートの交遊関係、分けたい派だったけど、本当にすばらしい人とだったら公私混同でも良いって思えるのかな。 いまのところその部分は共感ができないけど。
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読みやすい本だった。 ザッポス コアバリューは日本では 当たり前だけど陽気なアメリカ人が顧客至上やったら さらにいいサービスかもね。
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靴のネット販売会社、ザッポスのCEOトニー・シェイについての自書。自伝のような、ビジネス書のような不思議な本だった。前半の本人が会社を興しスピンアウトする下りにはワクワクさせられたけれど。途中の企業哲学あたりは中だるみを感じた、けれど、最後まで読んでみるとテーマをあえて限定せずに雑多に書いたということが狙いだったと分かる。共感できなかったところ含め、数年後また読み返したいと思う本だった。
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ポーカー経営学はうなずいてしまう。◆◆「ポーカー経営学」(p116)◆◆<市場機会を評価する>◆・着くテーブルを選ぶのは、自分で決められる最も重要なこと◆・着くテーブルで勝ち目がないとわかったら、テーブルを替わっても構わない◆・テーブルに少々不合理なことをしたり、経験不足の人が多...
ポーカー経営学はうなずいてしまう。◆◆「ポーカー経営学」(p116)◆◆<市場機会を評価する>◆・着くテーブルを選ぶのは、自分で決められる最も重要なこと◆・着くテーブルで勝ち目がないとわかったら、テーブルを替わっても構わない◆・テーブルに少々不合理なことをしたり、経験不足の人が多すぎると、最高のプレーヤーでも非常に勝ちにくい◆◆<マーケティングとブランディング>◆・強い手なら弱く見せ、弱い手なら強く見せる。ブラフするタイミングを判断する◆・自分の「ブランド」が大切◆・自分について人が語るストーリーが作られ
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お客さんに、ワォ、と感じてもらえるカスタマーサービスに徹底的にこだわり、実現すれば、幸せを感じる。そんな情熱に感銘。自社を振り返って反省。
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顧客至上主義ZAPPOS創始者、トニー・シェイ氏の自伝。 起業家だけあってさすが目線やマインドがかなり高く、 そしてこれまでの起業家にはない時代の潮流にマッチした マインドが見事にマッチしたコアバリューなど素晴らしかった。 中でも、 「顧客に常に驚きを!ワォ!と言わせるサービス...
顧客至上主義ZAPPOS創始者、トニー・シェイ氏の自伝。 起業家だけあってさすが目線やマインドがかなり高く、 そしてこれまでの起業家にはない時代の潮流にマッチした マインドが見事にマッチしたコアバリューなど素晴らしかった。 中でも、 「顧客に常に驚きを!ワォ!と言わせるサービス」 「変化を受け入れる」 という言葉はどの業界、どの時代でも常に必要とされる心構えだと思う。 社員をトライブ(家族)と呼べるようなそんな素晴らしい会社で、誰もが働いてみたいと思うのは当然。日本にもこうゆう考え方をマインドだけではなく、体現していく起業が出て来ないと、今後世界で戦っていく上での差別化戦略やクリエイティビティが出てくることはないんじゃないかな。 冒頭の自伝内容と後半の宗教っぽい自己啓発部分を抜いたとしても、 中盤のZAPPOSの浮き沈みやその失敗経験を生かした戦略など読み応え充分。
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