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ザッポス伝説 の商品レビュー

4.1

190件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/09/09

ホームページに感想を書きました。 「早くザッポスで靴を買ってみたい!!」 http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage117.htm

Posted byブクログ

2012/06/27

顧客を大事にするザッポスの企業文化がどう作り上げられたかが分かる。 組織に所属する個人個人のつながりをどう大切にしていくか、ビジョンの捉え方は大いに参考になった。

Posted byブクログ

2012/01/30

これだけオープンに経営できるのはすごい。果たして日本でも可能だろうか。臨場感溢れる紆余曲折の起業ドキュメントだ。

Posted byブクログ

2012/01/27
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本書はザッポスの共同創始者トニー・シェイの生い立ちからザッポスがAmazonに買収されるまでを描いた伝記形式となっている。 ザッポスはウェブ上で靴を販売するオンライン通販であるが、そのユニークな点として繰り返し強調されるのが顧客体験と企業文化である。 ザッポスは最高のサービスで顧客を満足させ、また利用したいと思わせることを徹底している。そうすれば口コミで広がり、自ずと利益はついてくるという考えだ。また顧客だけじゃなく従業員や取引先と最良の関係を作ることにも力を入れている。 ザッポスでは企業の指針となるコアバリューを決め、独自の企業文化を形成している。共通の文化をシェアすることで社員同士の結びつきやこの企業に属しているという帰属意識が高まるのだ。また企業雇用のときにはザッポスの文化に馴染めるかどうかが判断基準の一つとなる。 トニーは小さい頃からビジネスに夢中で、9歳でミミズ牧場経営に挑戦した起業家精神に溢れる人物。幸せは万人に共通した人生の目標だと彼は言う。幸せを届けることを信条とした彼のユニークな着眼点は魅力的だ。

Posted byブクログ

2012/01/22

ザッポスの企業文化が産みだされた背景が、CEOのトニーのキャリア・失敗談と紐付けられて語られる、"Learn from Failure"のお手本のような自伝。 ただし「ザッポスの奇跡」とまとめて読む必要はなかった。。。★2+

Posted byブクログ

2012/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インターネット商取引で革命を起こしたザッポスのトニー氏の半生記。 筆者が小生と年代が近いこともあり,簡単な表現で綴られているために理解しやすいし,親近感を覚える。 経営者には不向きと思えるくらいの不真面目な学生生活から(金持ちになりたいという衝動からの)起業というなんとも無計画に見える起業編。 Part1は起業するまでの(ごく一般的な)だらしない学生起業家のありがちな話。 しかしながら,ザッポスがヤフー等から買収提案をきっかけにお金よりも大切なものに気付き始め,経営がドンドンうまくいくと言うドラマのようなサクセスストーリー。 トニー氏はマイルストンごとにリストを作成している。例えば,自分が望むよりも大きな金額で買収提案があった時には,そのお金でやりたいことをリストし,それくらいなら現状でも手に入ると言う事を再認識して,買収を断っている。ごくごく当たり前ことであるが,何をしたいのか(目的&目標)を逐次見直すと言う事は簡単なようでやっている人は少ないのかもしれない。 Part2以降はザッポス運営がうまくいかずにいる低迷期からどのようにはいあがるかというサクセスストーリ。まるでありがちなドラマを見ているような気がしてしまうほどの素晴らしい成長ぶり。本書にはあまり背景は書かれていないが,相当な努力があったのだろう。本人達はそれをも苦とは考えておらずに楽しんでいる様子であるのが,素晴らしい。 社員全員が一丸となって目標に突き進むために人材採用の重要性,社風・文化の理解という点も最も重要であると捉えられており,ザッポスが並大抵の企業理念でないことを感じさせる。 外国企業(米国企業)にあまり詳しくないのだが,成功する企業(えx。Google等)はこういうユニークな文化をとりいれて,社員のモチベーションをあげていることが多いね。日本企業も古臭い考えを捨てて,現代人のやる気を奮起させるビジョンを持たなければいけない時代になっているのではないか? 加えて徹底したアフターサービス向上を心がけているのは米国企業にしては珍しい。だからこそアメリカでヒットしたのかもしれない。 経営=ゲームと捉えて,カジノのポーカーに例えた経営ビジョンはわかりやすくて良い。 成功した人に共通して言えることかもしれないが,その物(事)に対する情熱が半端ない。彼の場合にはザッポスと言う会社を本当に愛しており,全財産(私財)を賭けてその危機をすくっている。ここまでの情熱を持ち続ける為の毎日のドキドキ(=わぉ!)の為に努力し続ける姿勢は会社経営だけでなく,人生においても重要な視点であると考えられる。 時間ができたら原文(英語)でも読んでみたい。

Posted byブクログ

2012/01/08

彼の生い立ちから、ハーバードでの学生生活、ザッポスCEOに至る話、そして、Amazonへの売却、スピード感ある話の展開で面白かった。 ザッポスの企業文化も素晴らしいが、一番感銘を受けたのは、起業家トニー・シェイの人生観だ。 実は、この本を通して、なぜ仕事をするのかという至極シン...

彼の生い立ちから、ハーバードでの学生生活、ザッポスCEOに至る話、そして、Amazonへの売却、スピード感ある話の展開で面白かった。 ザッポスの企業文化も素晴らしいが、一番感銘を受けたのは、起業家トニー・シェイの人生観だ。 実は、この本を通して、なぜ仕事をするのかという至極シンプルな問いについて徹底的に考えさせられた。 なぜなら、トニー・シェイおよび、ザッポスは「幸せになること」を目標にして日々の仕事をするのであるというカルチャーに徹底的にこだわっているからだ。 (メモ:サイエンス・オブ・ハピネスについて) ---------------------------------------------------------- ・多くの人は、「xxxを手に入れたら幸せになる。」「xxxを達成したら幸せになる」という幻想を抱き、日常生活を送っている。しかし、手に入れたと思った幸せはかなり短期間のうちに色あせていくと科学的に示されている。 例:宝くじの当選者の幸福度のレベルは、多くの場合で1年後当選直前のレベルに戻るとされている。 →滑稽な事だ。多くの人はお金儲け、結婚、出世などの人生の目標を達成したところで、非常に短期間の幸福しか得られず、長続きする幸福は得られないという。それにも関わらず、多くの人は自分を幸せにしてくれるであろうというものに一生の大半をかけて生きていく。 自分が属する社会・文化によって、自分で考えることを放棄してお金があることを幸せだと思い込むように洗脳されている。(幸せとは人生を楽しむということにも関わらず、、) 今、自分が目指しているものは達成後、本当に幸福をもたらすものなのか自問自答することが大事である。 <ハピネスのフレームワーク> ①自分で自分をコントロールすること ②進歩を感じること ③つながり ④ビジョンと意味

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2012/01/07

ザッポスには、10のコア•バリューがあります。日本語にすると経営理念ということになるのでしょうか? その中でも私がちょっと面白いと思ったのは、No.1と3。 ちょっと引用すると、 1.サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける。 Deliver WOW Throufh...

ザッポスには、10のコア•バリューがあります。日本語にすると経営理念ということになるのでしょうか? その中でも私がちょっと面白いと思ったのは、No.1と3。 ちょっと引用すると、 1.サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける。 Deliver WOW Throufh Service 3.楽しさとちょっと変なものを創造する。 Create Fun and A Little Weirdness ね?面白くないですか? 「ワオ」「変なもの」ですよ? 私が以前勤めていたところでは、毎朝、その会社の経営方針・理念を全員で唱和する時間がありました。 でも、ザッポスのコアバリューのようにシンプルでちょっとユーモアのある言葉では、ありませんでした。(だいたい経営理念って言葉自体が堅苦しいと思ってしまうのは、私だけでしょうか?) この本の中にも登場した「ビジョナリーカンパニー2」で、偉大になる企業の経営者は、謙虚だ、とありましたが、トニー・シェイという人も、やっぱりそうなのだなぁと感じました。 経営者が一方的に押し付ける言葉だけでは、表面をなぞるだけで、社員の心に響き、なおかつ行動を促す力は生まれないでしょう。 組織が大きくなるほど、そこで働く人たち一人一人に届く言葉には、浸透する力が必要になります。 では、どうすればいいのか? ザッポスのように、1年かけて社員全員からの意見を集約し、練り上げたものをコアバリューに掲げれば、 作り込む過程から社員の意識を育てていくことができるんですよね。 目先のことにとらわれすぎず、自分は何を目的にしているのかを改めて考えてみようという気持ちにさせられました。

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2012/01/03

「顧客や従業員に、思わず「ワオ!」と言わせるような素晴らしいカスタマー・サービス」って、素晴らしい表現だと思うよ。中盤以降はこのことについてくどいほど書いてあるんだけど、読む価値はすごくある。最近読んだ企業経営者の自伝的書籍の中ではピカイチだと思う。日本の企業の常識だとあり得ない...

「顧客や従業員に、思わず「ワオ!」と言わせるような素晴らしいカスタマー・サービス」って、素晴らしい表現だと思うよ。中盤以降はこのことについてくどいほど書いてあるんだけど、読む価値はすごくある。最近読んだ企業経営者の自伝的書籍の中ではピカイチだと思う。日本の企業の常識だとあり得ないようなことも割と書いてあるけど、こんなに出来るもんかって諦めるんじゃなくて、どこか参考に出来ないかと徹底的に学ぶ素材として活用されるべきだと思う。

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2011/12/05
  • ネタバレ

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2009年にアマゾンにより評価額12億で買収されたインターネット靴販売会社ザッポスドットコム。そのCEOであるトニー・シェイ著。 これは本当にオススメです。 顧客を幸せにすることを考える自然体な社員の集合体。一言で言うとそんな会社です。とにかくオープン、とにかく柔軟、とにかく革新的。 どの企業にも企業理念はありますが、それを社員は常に覚えているでしょうか?覚えていないのは、きっとそれを実践できていないから。 社員達が表現したザッポスの姿のうち、特に重要なもの10個をコア・バリューとしています。 特に”を通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける”については、並大抵のものではありません、内容が。特筆すべきはコールセンター。 フリーダイヤルは当たり前、マニュアルはなく、受電効率なんてそっちのけです。(一番長い応対は6時間だったとか!!) 電話をブランディングのツールとして位置付けているのです。 面白すぎました。

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