日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 の商品レビュー
2010/12/06 記 社会、そして自分の会社に対して前向きで明るいメッセージを出している印象の良い本。 マズローの欲求段階についてもとても納得しました。終身雇用性から成果主義に変わり、(成果主義は同僚と競い合う関係になることから)上手く行かない会社も出てきたことを考える...
2010/12/06 記 社会、そして自分の会社に対して前向きで明るいメッセージを出している印象の良い本。 マズローの欲求段階についてもとても納得しました。終身雇用性から成果主義に変わり、(成果主義は同僚と競い合う関係になることから)上手く行かない会社も出てきたことを考えると、安全というものがどれだけ重要なのかを考えさせられます。 コスト削減による顧客への低価格で高品質なサービスの提供のくだりも、とてもわかりやすく使えそうです。 しかしながら、わたしがECスタジオで働いてみたいと思ったり、(将来的に必要があれば)ECスタジオに仕事を注したい、ということは有りそうですが、この本に書かれていることを用いて、自分の会社をよくする参考にはあまりならなかった……というのが正直な実感です。 なぜならば、「社長の理念においてこの本に書かれている活動」をしている会社が成功しているのであり、「この本に書かれている活動」だけをしても、決して成功しないだろうな、と思うからです。この本に書かれていることは成功の原因ではなく(一因ではあると思うんですが)、成功している会社が取っている行動であると感じたからです。 理念を理解せずに物まねをしても、本質からずれていきます。 例えば「顧客に喜んで頂けるサービスを提供する」にしても、目的が「スピード最優先なのか」「顧客が納得するまで懇切丁寧に付き合う」なのかによって、同じマニュアルを用いても、個人個人で提供するサービスは異なると思っています。 なので、各会社でこの社長と理念が異なるため、この本に書かれていることをそのまま使ってもいかんなぁと思うわけです。 (実際は、そのまま全部使う!のではなく、示されたノウハウの中で、「これは使える」と取捨選択して使うことを望んでいる本だと思います) それよりも。 この会社が序章に書かれている通りの軌跡を通ってきたのなら、「理念をどのように見つけ」「上手いルールを提供するにはどうしたらいいのか」という試行錯誤の過程のほうが、興味深く、面白いものになるだろうと思います。そしてそちらの方が汎用的に使えるかな……と 社長さんが100人の社長に会って、トップダウンで情報共有をしたのか、社員と相談しながら体制を作ったのか、またそれらの手法をなぜ選択したのか……そういった「成功した結果」ではなくて「試行錯誤の過程と得たもの」を読みたいと感じました。 例えば ・序章にあるように「最初に失敗している」時に、なぜ倒産しなかったのか? →利益だけあったんだろうか……そのときの会社の悪名ってとどろかなかったのかな? なんでだろう? ・試行錯誤の過渡期を経た社員はどんなことを感じていたのか? →その時に残った社員はどんなことを感じていたのか。 (ネームバリューはあるでしょうが)自分のことは自分で分かっている社長さんが書くより、(分からない状態から入社して理念を身に付けた)社員さんが書いた本のほうが、(理解していく過程を書ける分)一般的には使い勝手の良い本になる気がしています。 2010/12/09 再読 よいツールもあるので、なんかおかしいなと思って再読したんだけど……大きく印象は変らず。 無料だったり安かったりするツールを使いこなすには「ある程度のIT知識が必要」なのである。そもそもの情報少ないし、カスタマイズしないと支障が出るだろうし。 あと、セキュリティをきちんと考えておかないと危ない感じ。(WEBにあげるデータは個人情報を抜いたものだけにしておくとかね) そんな訳で、この本はIT知識ない人は使えないだろうなあ。 (読者層にITに詳しい人を見越しているんだろうけど) 本に書かれているとおり、会社の理念を社員が共有して、全員やる気の会社ならばよいと思うのだけれど、下手な企業が中途半端に導入すると、危ない気もしないでもない。 そういった意味もあり、成功したやり方だけではなくて、試行錯誤の過程は見たいなぁと思いました。 ただ、普段考えないやり方が多く、いろんな視点が得られて面白かったです。
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(別ブログに書いた感想のコピーです) 大体こういったタイプの本は、著者が自分の考えを妄信していて その妄信を延々押し付けられるような不快感があるものです。 実際読んでみたところ、やはりその点は拭えませんが なかなかに内容自体が面白いのでカバー出来ているように感じます。 ただ自...
(別ブログに書いた感想のコピーです) 大体こういったタイプの本は、著者が自分の考えを妄信していて その妄信を延々押し付けられるような不快感があるものです。 実際読んでみたところ、やはりその点は拭えませんが なかなかに内容自体が面白いのでカバー出来ているように感じます。 ただ自分自身が学校を出てから一度も職に就いた経験が無いひきこもりなので タイトルの「非常識」の意味が理解できませんでした。 非常識というからには一般的にはこうではないんだろうな、と想像・・・。 あとベンチャー企業ってどうしてすぐ 社員交流のようなものをもとうとするんでしょうね。 そういうイメージがあるので自分には近付けない世界なんだなと虚しくなります。 でも楽しく働いているという人が存在するという点は・・・良いんでしょうね。 やはり自分には夢のまた夢の世界を覗くような内容でした。 あと、本自体は良かったのですが とある点であまりにも自分勝手で非常に腹が立ちました。 我々には我々のルールがあるというのに 後から「そういえばこっちのルールがあったから従ってね」と言われたような感覚。
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著者の山本敏行氏は、株式会社リンクアンドモチベーションの組織診断で二年連続「社員満足度が高い会社」に選ばれた EC studio の社長である。 本書の前半で紹介されている福利厚生の数々は、かゆいところまで手が届くというか、もう「そこまでするのか?」というレベルだ。 子...
著者の山本敏行氏は、株式会社リンクアンドモチベーションの組織診断で二年連続「社員満足度が高い会社」に選ばれた EC studio の社長である。 本書の前半で紹介されている福利厚生の数々は、かゆいところまで手が届くというか、もう「そこまでするのか?」というレベルだ。 子育てをしながら在宅で働けるような仕組みを作るのは当たり前。残業をさせない強制退勤制度や、有給を使って10日間の長期休暇が年四回あったり、そのうえ実家が遠い社員には交通費を支給する制度まである。 IT業界といえば、最終電車で帰るのが当然でそのうえ休日も返上で……というのが一般的なのに、これはたしかに非常識。 山本氏いわく、顧客満足を引き出すためには社員満足が第一なのだそうだ。自社に満足していなくていやいや働いているような社員が顧客に良いイメージを与えられるわけがない。 でも強制的に退勤させたり長期休暇を設けるのなら、そのぶん出勤中の作業効率を上げていかなければならない。本書の後半にはそのための具体的な仕事ノウハウが語られているのだけれど、これがまたすごい。徹底的に効率化された仕事ノウハウは、まさに「非常識」としか言いようがない。 僕もそのうちのいくつかを取り入れてみたのだけれど、たしかに理にかなっている。非常識ではあるけれど、とてつもなく効率的なのだ。 では徹底した仕事の作業効率と社員満足を、ECスタジオはどうやって両立しているのか? 著者の山本氏は「その答えは、この本の中で、すべてオープンにしています。」と言っている。でもだからってこんなにバラしちゃって、ほんとにいいの? あえて他人の資本を入れないという経営理念といい、 きちんと一本筋の通ったカッコイイ社長さんである。 http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2010/12/post_9f55.html
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書店で目について気になっていた本ですが、あるきっかけででに入れた本です。 前半は、ECStudioさんの社員を満足させる社長さんのアツイ思いとその施策。後半は、社員満足を実現させるための会社全体で利用しているパソコン関係のシステム等の話です。 会社の方針が明確にされ、社員が満...
書店で目について気になっていた本ですが、あるきっかけででに入れた本です。 前半は、ECStudioさんの社員を満足させる社長さんのアツイ思いとその施策。後半は、社員満足を実現させるための会社全体で利用しているパソコン関係のシステム等の話です。 会社の方針が明確にされ、社員が満足することで、会社が発展されるといういいスパイラルに入られている会社さんであるなと思いました。 本の内容はこういう会社があるんだなと理解するに留める程度ですが、私自身もカタチは違えど、同じように社員満足が高い会社が作りたいと思っている人間です。参考資料となりました。 でも、業種や業態により実現ができるのかどうかは疑問視しています。 しかしながら、そうは思っても、少しでも、社員満足度の高い会社がどのような会社であるかということは分かることが出来る本でした。 私的には、後半のシステム的な話が結構新たな情報を収集できてよかったです。 会社経営者の方で、従業員の定着が悪い会社さんの社長さんには読んでみるのもいいかなと思います。 でも、この本の通りにやったからと言って、社員満足度が上がるわけではありません。 最終的には、経営者の方の気持ちも重要ですから・・・
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タイトルの『社員満足度が高い』というところが、すっごく気になり読みました。そして、納得・・。会社がこれだけ社員を大切に思ってくれれば、満足度も高くなるでしょう!うらやましいかぎりの内容でした。 何か活用できるものは無いかと思いましたが、あまり無く・・・。業界が違うと、仕事の仕方も...
タイトルの『社員満足度が高い』というところが、すっごく気になり読みました。そして、納得・・。会社がこれだけ社員を大切に思ってくれれば、満足度も高くなるでしょう!うらやましいかぎりの内容でした。 何か活用できるものは無いかと思いましたが、あまり無く・・・。業界が違うと、仕事の仕方も違いますから、当然ですが。 世の中には、いろいろな会社があって、面白いですね~。 この会社のように、社員を大切に思ってくれる会社が増える事を願います。
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成功した会社の社長さんが書いた本ということで、小難しくてえらそうかな~と思いましたが、経営の知識がない私でも分かりやすく書いてありました。 ただやっぱり経営者の方や、IT会社関連の人なら一般常識かもしれませんが、知らない言葉も出てきました。 まず「クラウド」という言葉がありまし...
成功した会社の社長さんが書いた本ということで、小難しくてえらそうかな~と思いましたが、経営の知識がない私でも分かりやすく書いてありました。 ただやっぱり経営者の方や、IT会社関連の人なら一般常識かもしれませんが、知らない言葉も出てきました。 まず「クラウド」という言葉がありましたが、これは後ページでクラウド=雲、インターネット上を雲にみたて、クラウド上でデータを処理することだそうです。 あとは「サイトとスプレッドシートのフォーム機能を組み合わせると、稟議申請や営業報告などの報告書類をすべてグーグルアップス上で管理することができます」 とか、うすぼんやりと便利なんだろうなあと思いますが、人には説明できません。 この本を読んでいてとても自信が感じられますが、成功したからこその自信なのでしょう。 以前社員のための制度がとても手厚い会社を知っていましたが、会社をまわす収入が見込まれず、崩壊してしまいました。 大事なのは収入がきちんと入ることだとは思いますが、細かく1つ1つ活かせることが書いてあるので、自分のできそうなことだけ選んで実践してみればいいのではないかと思いました。 そして結論。 自分にできることをしてみよう。 これを読んで、私もモチベーションがあがりました
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(2010.12.06読了) ECスタジオという会社のPR本というところでしょうか? 社員が働きやすい環境を用意していますので、わが社に来て一緒に働きませんか、という誘いではありますが、一緒に働ける人かどうかは、じっくり検討させてもらい、働いてもらう場合は、適当な既存の部署や仕事...
(2010.12.06読了) ECスタジオという会社のPR本というところでしょうか? 社員が働きやすい環境を用意していますので、わが社に来て一緒に働きませんか、という誘いではありますが、一緒に働ける人かどうかは、じっくり検討させてもらい、働いてもらう場合は、適当な既存の部署や仕事が見当たらない場合は、新しい部署と仕事を用意します、という実に柔軟性の高い会社です。 ただし、従業員は、40名までということですので、既に33名いますのであと7名までしか席がありません。とはいえ、必要であれば、新しい会社と仕事を作り、40名までの社員を雇いたいと言っていますので、新しい仕事の提案をもっていけば、まだまだ雇ってもらえそうです。 ITを活用した効率的、かつコストのかからない仕組みも提案していますので、ECスタジオにご相談ください、という本でもありますので、ECスタジオに顧客を呼び込む本でもあります。 新しい社員と顧客を呼び込むPR本を有料で買ってもらおうということですので、一石三鳥と言った本です。 会社を設立した当初は、社員の定着率が悪くて、悩んだ末に多くの経営者に教えを請い、その中から「うまくいっている会社の経営者は、まず、自分の社員のことを第一に考えている!」(9頁)ということに気がつき、それを実践して行く中で、社員満足度が高い会社になった、ということです。 「利益ではなく社員第一」の施策をいろいろ実施した結果「顧客のクレームも減り、創造的な仕事をする時間が増えて社員のモチベーションも上がり、顧客からの評価もよくなるという好循環が発生。社員満足を第一にすることが顧客満足にもつながるようになって行きました。」(12頁) 本の中では、ECスタジオでの働き方、社員満足度アップの制度、会社の利益を増やすIT戦略、モチベーションと利益の上がるITツール活用法、が紹介してあります。 現代のオフィスワークは、ネットワークにつながれたパソコンなしには、お手上げ状態ですので、参考になることがいくつかありそうです。 ●強制退勤制度(73頁) 労働基準監督署の指導が厳しくなり、会社に入った時間と出て行った時間を記録して、給料を支払った対象の時間を比較して、サービス残業させていないかをチェックしたり、パソコンの電源を入れた時間と切った時間を記録して、同様のことをやる時代ですので、社員の健康のためにも、会社のためにも、長時間の残業はやらせてはいけない時代です。 ということで、ECスタジオでも試みに「2週間21時以降の残業は一切禁止にし、オフィスの照明を消す」ことにしてみた。その結果、生産性が落ちることはなかったので、継続している、とのことです。 人間、集中できる時間はそんなに長くは続かないので、当然の結果かもしれません。 ●デュアルモニターで40%の作業効率アップ(177頁) Windowsとかは、画面上にたくさんのアプリケーションを立ちあげて、細切れにあれこれをこなして行ったり、二つの内容を見比べたりといろんな使い方が出来ますが、一台の画面では、なかなか思うようにいきません。そこで、一台のCPUに複数台のディスプレイをつないで使えるようになっています。僕も会社で、2台のディスプレイを使って仕事をしています。効率のことはあまり考えなかったのですが、実に仕事をやりやすいことは確かです。この本によると「シングルモニターに比較してデュアルモニターは作業効率が40%向上する」ということです。 サクセスストーリーにはなっていないので、読み物的面白みはありませんが、社員満足度を上げるためのヒント、IT活用による仕事の効率を上げるヒントがありそうです。 社員満足度を上げるための施策は、時間の経過とともに、いつの間にか有名無実になって行き易いので、絶えず見直しが必要でしょう。本の中にも定期的に、見直しをやっているとありますので、大丈夫とは思います。 また、コミュニケーション手段として、ITツールの利用をメインに考えているようですが、人間と人間が対面するコミュニケーションも捨てがたいものがありますので、あまり偏るのもどうかと思いますが、どうなんでしょうか? (2010年12月7日・記) ●書籍タイトル 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 ●アマゾン用URL http://www.amazon.co.jp/dp/4797361123/
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充実した生活を送るためのヒントが散りばめられている本。 正直な話、私は上司とランチでまで顔を合わせるなんて気が重いだけだし、長期休暇よりは定期的に少しずつ休みたい。 でも、そう思ってしまうのはそもそもやりたい仕事がやれず、漫然と毎日を過ごしているからなのかな、とも思ってしまった...
充実した生活を送るためのヒントが散りばめられている本。 正直な話、私は上司とランチでまで顔を合わせるなんて気が重いだけだし、長期休暇よりは定期的に少しずつ休みたい。 でも、そう思ってしまうのはそもそもやりたい仕事がやれず、漫然と毎日を過ごしているからなのかな、とも思ってしまった。 こんな会社で働けたら、と思いつつ、この中で自分でもできそうなことを、これから読み返して探していきたいと思う。 ちなみに、5章のIT活用法については、会社だけでなくプライベートでも使える事例がたくさんあった。 マインドマネージャーとバックアップまわりは早速調べてみたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
株式会社リンクアンドモチベーションモチベーションが提供している組織診断で「2年連続日本一、社員満足度が高い会社」として認定された企業、株式会社ECスタジオ。本書の著者である山本敏行氏は、そのECスタジオの代表を勤めています。 この本では、社員満足度日本一の会社ならではのユニークな制度や仕組みが惜しみなく公開されています。どれもECスタジオで実践し、効果が実証されているも のばかり。 とはいえ、安易に「社員満足度を高める方法」が書かれているわけではありません。まずは仕事の効率化と生産性の向上が不可欠で、その結果として社員満足度の向上が実現できる、というのがECスタジオのやり方。 逆にいえば、社員満足度の向上を実現するために、如何にして効率化と生産性の向上を行うかを、徹底的に追求している会社だといえます。 しないこと14ヶ条とか、ランチトーク制度とか、一見するとユニークで変わっているなぁという印象なんですが、よくよくその背景を知ると、実に論理的で効果的な制度なんですよね。 ECスタジオは、こういった様々な制度や、ITツールの利用方法など、中小企業ならではの戦い方をよく研究し、かつ実践しているので、社員満足度うんぬんを抜きにしても、参考になるところは多いと思います。 個人的には、GoogleAppsの活用が参考になりました。 特に動画でのマニュアルや会議の共有や、 ドキュメントを使った申請やアンケートなどは すぐにでも導入を検討したいと思いました。 しかし、本当に凄いのは制度そのものではなく、 こういった制度がドンドン生まれてくる、 企業風土そのものだと思います。 こうした風通しの良い社内環境を作るためには、 社員の会社に対する信頼が必要なわけです。 一朝一夕で実現できることではありません。 まずは会社が社員に目を向けること。 そして、同じ方向を目指すようになること。 これが大事。 そこをしっかりと固めないと、 上辺だけ真似してもうまくいかないでしょう。
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結論から、ワークライフバランスという考えが浮かぶ内容だったと思います。それと、梅田望夫氏の考える「スモールビジネス」を実践してる数少ない会社なのでは?とも感じました。 なぜなら、学生の私から見てもITを使ってどんどん新しいこと(ルールや制度)を破壊的に会社として行っており、その...
結論から、ワークライフバランスという考えが浮かぶ内容だったと思います。それと、梅田望夫氏の考える「スモールビジネス」を実践してる数少ない会社なのでは?とも感じました。 なぜなら、学生の私から見てもITを使ってどんどん新しいこと(ルールや制度)を破壊的に会社として行っており、その時間の生産的な使い方や著者の会社に対する考え方が上記のことに似ているなと感じたからです。 にしても、国内のIT会社でここまで社員に投資をしている会社があるとは知りませんでした。 シリコンバレーにはもっと面白い会社があるんじゃないかとワクワクしてしまいました。 全体的に、ITの力を使って有限である「時間」というものをいかに効率よく、生産的に活用するのか?を考え、会社で実行しているものを「フリー・オープン」といったネットの特性を生かして解説してある参考書のような本でした。 ITツールを知ってる・知らないでなく、それを自社で実践して良いものを社内で根つかせる「スピード・実行力のある社内の文化」も全体を通して感じました。 個人的に好きだったところとして ・社員と会社の夢を一致させる。 ・仕事環境に投資する。 ・グーグルビデオで動画を共有する。 ・セキュリティを高める。 があります。 本自体の文章はそこまでないので、サクサク読み進めることができます。
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