イシューからはじめよ の商品レビュー
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仕事とは何かを生みだすためにあるもので、変化を生まないとわかっている活動に時間を使うのはムダ以外の何者でもない。これを明確に意識しておかないと「悩む」ことを「考える」ことだと勘違いして、あっという間に貴重な時間を失ってしまう。「悩んでいると気づいたら、すぐに休め。悩んでいる自分を察知できるようになろう」P5 「生産性」の定義は、「どれだけのインプット(投下した労力と時間)で、どれだけのアウトプット(成果)を生みだせたか」ということだ。生産性を上げたいなら、同じアウトプットを生みだすための労力・時間を削り込まなければならない。あるいは、同じ労力・時間でより多くのアウトプットを生みださなければならない。P22('120226) 「誰もが陥る『犬の道』の罠」は、ある意味、上からの指示だったり、新しいことに挑戦することを拒む自分自身の心理だったりするのではないかと思うのですが、それほど厳しい組織でなければ、それで仕事をしていると見なされる場合が多いですし、少なくともその時々は、楽なんですよね……きっと……陥らないようにしたいものですね。
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言いたいことは抽象的には理解できるし実践してもいるつもりだけど、例も含めてやたらと学術的なのでもっとわかりやすく書けるでしょって本。後半のプレゼン資料作り技術みたいなのは、なんか本質的な話をしていることを削いでしまう気がしてもったいないな。
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自分はコンサルティングファームで7年働いた身なので、「全くその通り」と思うことがきちんと整理されて書かれていたという印象。 でも、普通の会社に勤めていたら、目からうろこかもしれない。 著者も冒頭で述べていたが、一番大切なのは「考えるべき問題はどれか」を見極めることが一番重要。 シ...
自分はコンサルティングファームで7年働いた身なので、「全くその通り」と思うことがきちんと整理されて書かれていたという印象。 でも、普通の会社に勤めていたら、目からうろこかもしれない。 著者も冒頭で述べていたが、一番大切なのは「考えるべき問題はどれか」を見極めることが一番重要。 シンプルだが、それが一番難しい。 本書もそれを指摘している冒頭部分がもっともバリューが高い。 あとは他のノウハウ本でも書いてあるし。 あと、かなり踏み込んだ仮説をブレイクダウンするところから、タスク切りが始まるとか、ストーリーボードの作り込みとかも、知っているといいやり方かも。
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課題の分析についてわかりやすく解説されておりとてもよかった。 イシューを見つけることの大切さがよくわかった。
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そもそも、そのイシューは解決すべきイシューなのかを徹底して考える。数に逃げない。 そのイシューについてたくさんの観点から考える。 さっさと何回しもする。 絵で描けるようにする。
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理解しきれなかった。再読する必要がある。そして、それよりも、今理解しているだけのもので実践して、実感することが大切かもしれない。
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イシューとは、現時点で白黒ハッキリさるべき根本的な問題。 そして、深い仮説があり、必ず答えが出せるもの。 世の中には、問題かもしれないと思われることが100あっても、 その内、イシューとなるのはせいぜい2つか3つ。 更に、イシュー度が高い問題でも、その時点で、 答えを出す手段...
イシューとは、現時点で白黒ハッキリさるべき根本的な問題。 そして、深い仮説があり、必ず答えが出せるもの。 世の中には、問題かもしれないと思われることが100あっても、 その内、イシューとなるのはせいぜい2つか3つ。 更に、イシュー度が高い問題でも、その時点で、 答えを出す手段があるものは、その半分で、 全体の1%しかないとのこと。 それでは、なぜ、イシューからはじめるべきなのか? それは、いくら仕事の質が高くても、 そもそも取り組んでいる課題のイシュー度が低ければ、 何のバリューも生み出さず、徒労で終わってしまうから。 それでは、どうしたらイシューを見極められるのか? まずは、言葉にすること。 そして、その主語を確認してみること。 一見、イシューに見えても、「誰にとって」という 主語の部分を入れ替えても成り立つものは、 まだイシューではない。 知的生産性を高めるためには、まずはイシューから始めよう!
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イシュー 言葉にする事を徹底しよう テーマ 受け売りと自分の意見の違い 受け売りは自信たっぷり ダメージの違い 重み 理屈として通っているか?+熱意=説得力
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・イシュー度の高い仕事…老練で知恵があり経験値の高い人に相談 ・イシューと仮説は紙に言葉として表現する ・イシュー特定のための情報収集…一次情報に触れる、基本情報(業界内の競争関係、新規参入者、代替品、事業の下流、事業の上流、技術、法規制)をスキャンする ・イシュー特定のアプロー...
・イシュー度の高い仕事…老練で知恵があり経験値の高い人に相談 ・イシューと仮説は紙に言葉として表現する ・イシュー特定のための情報収集…一次情報に触れる、基本情報(業界内の競争関係、新規参入者、代替品、事業の下流、事業の上流、技術、法規制)をスキャンする ・イシュー特定のアプローチ…変数を削る、視覚化する、最終系からたどる、だから何を繰り返して本質的な問いにする、極端な事例を考える ・事業コンセプト…狙うべき市場ニーズ×事業モデル ・ストーリーライン(検討が進み、サブイシューに答えが出るたびに書き換えて磨いていく)…WHYの並び立て、空・雨・傘 ・WHYの並び立て…なぜAに魅力があるのか、なぜAを手がけるべきなのか、なぜAを手がけることができるのか ・空・雨・傘…課題の確認(○○が問題だ)、課題の深堀り(問題を特にはここがポイントだ)、結論(だからこうしよう)…課題の深堀りが勝負所 ・分析の3つの型…比較、構成、変化 ・分析の結果…差がある、変化がある、パターンがある ・欲しい数字を集める…構造化して推定する、足で稼ぐ、複数のアプローチから推定する ・エレベータテストをする…ピラミッド構造が構築できているかの確認 ・優れたチャート…イシューに沿ったメッセージがある、縦と横の広がり(軸)に意味がある、サポートがメッセージを支えている…1チャート1メッセージを徹底、縦と横の比較軸を磨く、メッセージと分析表現を揃える ・解の質を高める
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「白黒つけるぜ!」というのが、今回の学び。 答えの無いことに悩んでいても仕方ない。 本当に『考え』なければいけないことを、シンプルな方法で整理して、シンプルに伝えていく。 事象が複雑化していって、ワケがわからなくなったら、物事をシンプルに考えるため、仕事を最短距離ですすめるた...
「白黒つけるぜ!」というのが、今回の学び。 答えの無いことに悩んでいても仕方ない。 本当に『考え』なければいけないことを、シンプルな方法で整理して、シンプルに伝えていく。 事象が複雑化していって、ワケがわからなくなったら、物事をシンプルに考えるため、仕事を最短距離ですすめるために、この本をもう一度読もう。 だって、経営課題や生物学的研究という、一見複雑な問題を解決する彼が伝えてくれているのだから。 チャートの分かりやすさは、ずば抜けている。
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