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イシューからはじめよ の商品レビュー

4.1

1029件のお客様レビュー

  1. 5つ

    344

  2. 4つ

    365

  3. 3つ

    166

  4. 2つ

    42

  5. 1つ

    7

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2011/02/05

スタート地点を間違うとどんなに努力してもゴールにたどり着くことは出来ないし、どんなに考えても答えが出ないことは確実に存在する。そんなときにこの本の出番。 「考えるべきこと」の本質を見抜き、どうやって解決に至るまでのプロセスを設定していくかを実際の思考の流れに沿って丁寧に説明してく...

スタート地点を間違うとどんなに努力してもゴールにたどり着くことは出来ないし、どんなに考えても答えが出ないことは確実に存在する。そんなときにこの本の出番。 「考えるべきこと」の本質を見抜き、どうやって解決に至るまでのプロセスを設定していくかを実際の思考の流れに沿って丁寧に説明してくれています。イメージ図の多用、豊富な比喩、必要に応じての箇条書きや分類、とても読みやすくわかりやすかった。今まで自分が考えてたつもりのことも、本当は「考えたふり」だったんだなと気付かされて、ちょっと手痛い…。ふとしたときに読み返す本になりそう。 図解することことはものごとを理解するのにとても有効だということも実感。次は図解の本も読んでみようかなぁ。

Posted byブクログ

2011/01/29

■分析 ①根性に逃げない。労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットがうまれればいいのだ。 ②問題を解くより問題を見極める。 ③イシューの表現:WHERE(どちらか?、どこを目指すべきか?)WHAT(何を行うべきか?、何を避けるべきか?)HOW(どう行うべきか?、どう進め...

■分析 ①根性に逃げない。労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットがうまれればいいのだ。 ②問題を解くより問題を見極める。 ③イシューの表現:WHERE(どちらか?、どこを目指すべきか?)WHAT(何を行うべきか?、何を避けるべきか?)HOW(どう行うべきか?、どう進めるべきか) ④比較表現を入れると、何に答えを出そうとしているのかが明確になる。 ⑤イシューが見つからないときのアプローチ:1.変数を削る 2.視覚化する。 3.最終形からたどる 4.SO WHAT?を繰り返す 5.極端な事例を考える。 ⑥型がないときは逆算する。 ⑦分析とは比較すること。定量分析3つの種類しかない(比較、構成、変化。)

Posted byブクログ

2011/01/28

著者はマッキンゼーコンサル→脳神経科学者→Y! という異色の経歴。ニューロサイエンスとマーケティングの間」の人の、あの有名エントリが書籍化。 バリューは、イシューの質 × 解の質。いくらフレームワークやロジカルシンキングを駆使して問題解決の努力をしても、イシューがずれていたらバ...

著者はマッキンゼーコンサル→脳神経科学者→Y! という異色の経歴。ニューロサイエンスとマーケティングの間」の人の、あの有名エントリが書籍化。 バリューは、イシューの質 × 解の質。いくらフレームワークやロジカルシンキングを駆使して問題解決の努力をしても、イシューがずれていたらバリューは出せない。本書ではイシューの質の上げ方、解の質の上げ方を説明。 分かりやすくてとてもよいが、こういう考え方を習慣化させないと意味が無い。

Posted byブクログ

2011/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々と勉強になる本。イシューを考えていくと良いという本。一所懸命頑張りましたというのが売りにするのでなく、内容の質を高めましょうという本に読めました。そのためのいろんな方法が詳しく出ており、勉強になりました。 ただ、わたしがこの系統の仕事に就いた事が無いので、本当にこの通りに出来るかが分かりません。

Posted byブクログ

2011/01/24

とても勉強になりました。本当に、取り組むべき問題なのかというのをはじめに検討しなければいけないってのは、日々意識しておく必要がありそうです。時々読み返して、たしかに身につけたいスキルですこれは。

Posted byブクログ

2011/01/23

元マッキンゼーのコンサルタントで、脳神経科学の学位をもつ著者が、知的生産の本質とは何か、それを生む出すにはどうするべきかを論じた一冊。 本書でいうところの「イシュー」とは、簡単にいえば”より本質的な問題”ということだろう。 よいイシューの条件として、以下の3つがあげられている...

元マッキンゼーのコンサルタントで、脳神経科学の学位をもつ著者が、知的生産の本質とは何か、それを生む出すにはどうするべきかを論じた一冊。 本書でいうところの「イシュー」とは、簡単にいえば”より本質的な問題”ということだろう。 よいイシューの条件として、以下の3つがあげられている。  1:本質的な選択肢である。  2:深い仮説がある。  3:答えがだせる。 1は、解くべき課題に対して、大きなインパクトを与えるものであること。 2は、仮説が深いものであるほど、より問題の本質に迫っている可能性が高いということだろう。また、仮説が掘り下げられていれば、解決策の立案もスムースにできる。 3は、当然ともいえるが、非常に重要なポイント。特に自然科学系では、どんなに本質的な問題でも、現在のテクノロジーでは解決できないものも多い。答えをだせるかを判断する上でも、仮説の深堀は重要だろう。 本書では、闇雲に「解の質」を上げるのではなく、まずは取り組む課題の「イシュー度」を上げることの重要性を説いている。 曰く、「解の質」を上げてから「イシュー度」を上げることを”犬の道”として、踏み込んではならないアプローチとしている。 問題をどう設定するか、これが一番の難問。 本書はこのヒントを与えてくれる良書。 ---------------------------------------- ・「生産性」の定義は簡単で、「どれだけのインプット(投下した努力と時間)で、どれだけのアウトプット(成果)を生み出せたか」ということだ。 ・イシューの定義   A)2つ以上の集団の間で決着のついていない問題   B)根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題 ・プロフェッショナルは、特定の訓練に基づく体系的なスキルをもち、それをベースに一定の価値の提供にコミットし、特定の顧客から報酬を得ている人だ。 ・脳は脳自身が「意味がある」と思うことしか認知できない。そしてその「意味がある」と思うかどうかは、「そのようなことが意味をもつ場面にどのくらい遭遇してきたか」によってきまる。 ・イシューと仮説は紙や電子ファイルに言葉として表現することを徹底する。 ・イシューを分解し、課題の広がりを整理することには、次の2つの効用がある。   1 課題の全体像が見えやすくなる   2 サブイシューのうち、取り組む優先順位の高いものがみえやすくなる ・「分析とは何か?」  僕の答えは「分析とは比較、すなわち比べること」というものだ。

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2011/01/23

*後輩ディスカッサントにも読んでほしい本。 ・バリューのある仕事=「解の質」「イシュー度」の両方が高い。 ・まず「イシュー度」を上げ、そのあとに「解の質」を上げていく。自分でイシュー度の選別ができない場合は先輩の意見を仰ぐ。 ・現場での一次情報を大切にする。二次情報は断片的。 ・...

*後輩ディスカッサントにも読んでほしい本。 ・バリューのある仕事=「解の質」「イシュー度」の両方が高い。 ・まず「イシュー度」を上げ、そのあとに「解の質」を上げていく。自分でイシュー度の選別ができない場合は先輩の意見を仰ぐ。 ・現場での一次情報を大切にする。二次情報は断片的。 ・仮説を立てる。①イシューに答えをだす。(明確な答えを出しうる仮説にする。)②必要な情報・分析すべきことが明確。③分析結果の解釈が明確になる。 ・仮説を言葉にする。★「主語」と「動詞」を入れる。★「WHY」より「WHERE」「WHAT」「HOW」(なぜか?という仮説ではなく、どこか?何か?どうやって?という仮説を。) ・良いイシュー①本質的な選択肢(それに答えがでると、そこから先の検討方向性に大きく影響を与える)である。②深い仮説がある。③答えを明確に出せる。 ・基本情報を素早くスキャンする。ただ、「集めすぎない」「知りすぎない」。一定程度集めると、それ以降は実効的な情報は集まりにくい。知りすぎると知恵=ひらめきが生まれにくい。 ・天才的な仕事。「仮説の立て方」「アプローチ」に優れている。 ・ストーリーライン2種。「Why型」「空→雨→傘(プロソル)型」 ・実験には2つの結果がある。もし結果が仮説を確認したなら君は何かを計測したことになる。もし結果が仮説に反していたら、君は何かを発見したことになる。(エリンコ・フェルミ) ・分析とは比較することである。つまりコンパリ。 ・プレゼン⇒①意味のある課題を扱っていることを理解してもらう。②最終的なメッセージを理解してもらう。③メッセージに納得して行動に移してもらう。 ・プレゼン⇒①聞き手は完全に無知と思え。②聞き手は高度の知性をもつと想定せよ。つまり聞き手は「賢いが無知」 ・エレベータテスト。エレベータでCEOと乗り合わせ20~30秒で売り込む。その準備とスキル。 ・チャート①1チャート、1メッセージ。②タテとヨコの比較軸を磨く。③メッセージと分析表現を揃える。15秒以内に理解してもらえるように。 ・コンプリートワーク。「自分が受け持った仕事を完遂する。いかなるときも。」これぞプロフェッショナル。プロフェッショナルの世界では「努力」は評価されない。「結果」のみ。

Posted byブクログ

2011/01/22

毎日の仕事の中で、「この仕事って本当に意味あるのか?」と思うことありますよね? そんな時こそ、立ち止まって「それは本当にイシューなのか?」と問いかけるようにしたいです。 「悩む」のではなく、「考える」これが大事です。

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2011/01/18

短時間でアウトプットを出さなければ行けないときの、ベストプラクティスとして参考になる。 たとえば5日間しか時間がとれない場合のアプローチは:(P.34) 1.Issue Driven   今本当に答えを出すべき問題(Issue)を見極める。 2.仮説 Driven   Is...

短時間でアウトプットを出さなければ行けないときの、ベストプラクティスとして参考になる。 たとえば5日間しか時間がとれない場合のアプローチは:(P.34) 1.Issue Driven   今本当に答えを出すべき問題(Issue)を見極める。 2.仮説 Driven   Issueを解けるところまで小さく砕き、それに基づいてストーリーの流れを整理する。 3.仮説 Driven2   ストーリーを検証するために必要なアウトプットのイメージを描き、分析を設計する。 4.Output Driven   ストーリーの骨格をふまえつつ、段取りよく検証する。 5.Message Driven   論拠と構造を磨きつつ、報告書や論文をまとめる。

Posted byブクログ

2011/01/16

解くべき問題の設定⇨高い質で解く というのが大切。 アウトプットのスピードを高めるには まず最初にイシューの設計図を書いて 仮説を出し切って 必要っぽいデータイメージ出して データだしてみて 全体調整する のが大切。

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