イシューからはじめよ の商品レビュー
【おすすめする方】 仕事の価値を高めたい方 ひたすら頑張っているものの成果が出ない方におすすめです。 有名なのでご存じの方も多いかと思いますが。 【概要】 仕事のできる人は作業スピードではなく、「イシューの設定」にあると説いてます。 イシューとは、根本的な価値×答えの質 で定義...
【おすすめする方】 仕事の価値を高めたい方 ひたすら頑張っているものの成果が出ない方におすすめです。 有名なのでご存じの方も多いかと思いますが。 【概要】 仕事のできる人は作業スピードではなく、「イシューの設定」にあると説いてます。 イシューとは、根本的な価値×答えの質 で定義されており、取り組む価値のある課題かどうか、それに対する解答が良いものかどうか で決まります。 本書は、考えるときの心構え、イシューの作り方、解決までのストーリーの作り方、まとめ方まで記載されています。 本書の一部を抜粋すると、考えるときの心構えは「悩んではいけない」こと。悩むというのは答えが出ない前提に立っている。考えるというのは答えが出る前提に立ってやるべきだということ。 10分以上考えて埒が明かないなら、立ち止まるべきだと述べています。 心構えのあとに、多少強引にでも仮説を作る。そのときに言葉に落とすことに拘る…等作り方を丁寧に追っています。 【レビュー】 最初のイシュー設定の重要性をこれでもかと説く書籍です。手当たり次第にやるのではなく、価値のある仕事をやろうと思わされます。 また、考えているのか?悩んでないか?を自分に問いかけるだけでも価値があります。 強引に仮説を立てるというのは、コンサルタントでは定石かもしれませんが、とても勉强になりました。仮説を立てなければ何がわかるのか明確にはなりません。目的意識もブレずにすみます。 外れても価値があるのが良いイシューなので、失敗を恐れるのでなく強引にでも立てようと身が引き締まりました 【ほか】 仕事を始めたてに一度読んだときは分かりませんでしたが、数年経って読み直すととても身に沁みました。 分からなくても、しばらく経って読み直せば発見がある書籍です。
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イシューから始めよを読んで 感想 仕事をする際の重要な物の見方が書かれていた。本当に重要度の高いイシューとは何か。そして、コンサルタントとして、分析、スライド作成をする時にどのように頭を使うかが理解できた。 イシューを分解し主語述語をきちんと言語化すること。ストーリーライン...
イシューから始めよを読んで 感想 仕事をする際の重要な物の見方が書かれていた。本当に重要度の高いイシューとは何か。そして、コンサルタントとして、分析、スライド作成をする時にどのように頭を使うかが理解できた。 イシューを分解し主語述語をきちんと言語化すること。ストーリーラインをまず組み立てて、ストーリーを固めて行くこと。メッセージやメッセージは、イシューに沿った表現することが大切であると感じた。(面白い、頑張ったデータは必要はない) 序章 ヴァリューある仕事とは、必要性と解の質が共に高い仕事のこと。 一次情報を死守せよ。 第一章 イシュードリブン 「解く」前に「見極める」 イシューを見極めるには、「実際にインパクトがあるか」「説得力あるかたちで検証できるか」「想定する受け手にそれを伝えられるか」という判断が必要となる。この際、熟練した相談相手がいると良い。 仮説をきちと言語化できるレベルまで落とし込むことが重要。(仮説はwhyではなくwhere, what, how) 良いイシューの条件。①本質的な選択肢である。②深い仮説がある(常識を覆すような洞察があったり、新しい構造で世の中を説明したりしている。③答えを出せる。 なんちゃってイシューに惑わされない。Ex.既存、新規のブランドで戦うかを考える前に市場全体の動きを考えるべきなど。 深い仮説を得るためには、①常識を否定する②新しい構造(共通性や関係性、ルールの発見など)で説明することが役に立つ。 情報収集のコツ①一次情報に触れる。本などの色眼鏡にベースにしない。この際、現場の人のヒアリングも大切に。知らない人にインタビューするコールドコールも生産性を劇的に向上させる。②基本情報をスキャンする。③集めすぎない、知りすぎない 第二章 仮説ドリブン① イシューを分解しストーリーラインを組み立てる STEP1 イシューを分解する。MECEに分解して仮説を立て、見立てがなくても強引にスタンスを取る。 STEP2 ストーリーラインを組み立てる。「whyの並び立て(理由はいくつあります型)」と「空・雨・傘」の型が有効。 第三章 仮説ドリブン② ストーリーを絵コンテにする 絵コンテ作りとは、ストーリーラインに沿って必要な分析のイメージを並べること。 STEP1 軸を整理する。分析とは比較することであり、比較軸が大事。 STEP2 イメージを具体化する。 STEP3 方法を明示する。 第四章 アウトプットドリブン 実際の分析を進める 理想的な実験とは、論理も実験も簡単でどんな結果が出ても意義のある結論ができるもの。ストーリーラインは来るが答えありきでは無い。反対意見をも考慮する。フェアな姿勢が大事。 トラブルを途中裁くことも重要。トラブル①欲しい数字や証明が出ない。→構造化して推定する。足で稼ぐ。複数のアプローチで推定する。トラブル②自分では埒が明かない。→人に聞く。見切る。 第五章 メッセージドリブン 「伝えるもの」をまとめる 「本質的」「シンプル」を実現する。 ストーリーラインを磨き込む。プロセス①論理構造の確認。プロセス②流れの確認。プロセス③エレベーターテストに備える(20〜30秒で説明する) チャートを磨き込む。スライドは、メッセージ、タイトル、サポート。イシューに沿ったメッセージがあるのが大事で、面白いデータは必要ない。メッセージやタイトルには、「業界の動向」と言った主語も述語も不明なタイトルを避ける。サポートの軸の切り口は重要。飲料事業などの場合、人の属性で区切るよりも場面、利便の視点で市場を切り分けると良い。
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率直な感想は難しかった。抽象度も高いし、言ってることはわかるがジブンゴト化し難い。ただ言っていることは、普遍的で身につければ業務で役に立つのはわかる。 どのタイミングで読むのがいいのか?とかわからないけど、一度読んで損はない良書。 なにより2010年にこの話をしていたのはすごいん...
率直な感想は難しかった。抽象度も高いし、言ってることはわかるがジブンゴト化し難い。ただ言っていることは、普遍的で身につければ業務で役に立つのはわかる。 どのタイミングで読むのがいいのか?とかわからないけど、一度読んで損はない良書。 なにより2010年にこの話をしていたのはすごいんだろうなと思った。
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もはや古典になりつつある良書なのは間違いなく、エッセンスは一通り理解はしたが、読後感として自分の仕事に如何に活かせるか腹落ちしきれていないといったところ。しかし犬の道を良しとする上司・同僚は山ほど見てきた中で、自分が最短距離で質の高いアウトプットを出すにはどうすべきかは、悲しいか...
もはや古典になりつつある良書なのは間違いなく、エッセンスは一通り理解はしたが、読後感として自分の仕事に如何に活かせるか腹落ちしきれていないといったところ。しかし犬の道を良しとする上司・同僚は山ほど見てきた中で、自分が最短距離で質の高いアウトプットを出すにはどうすべきかは、悲しいかな自らの課題認識である。 本書は走りながら考えることを否定していないが、それはイシューをあらかじめ設定し仮説を立てることを前提として、その仮説が見立てと違えば軌道修正していくという趣旨。自分はイシューを飛ばして1から10まで走りながら考えることがあったなと内省した。 今後労働時間をよりシビアに意識し、生産性を最大限高めていきたい上では、イシューからはじめる進め方は当然の所作として体得したい。
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そもそもの問題は何か。 誰の何を解決するのか。 はじめに課題の本質を見極めることで、思考停止の量でカバーをせずに、確実に成果を出す。 本質を見極めることは難しく、はじめの時間は掛かるが、確実に解決に向かう。 犬の道にはならないようにする。
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仕事の解像度が段違いに上がる本。 上司によく詰められていたことは、イシューをクリアにするために確認されていたんだと分かりました。 タイトルの通りですが、いかにいいイシューを選べるか、ここが肝だなと思います。 でも、そこは継続的に練習するしかないです笑
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解くべき問題か。そして、それはどんな要素に分けられるか。シンプルだが、これが仕事の出発点。 定量分析分析に関しても、現場で感じているものとほぼ同じ。いい本。
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限られた時間で多くのアウトプットを出せる人が生産性の高い人である。それには、「何に答えを出すべきなのか」についてブレることなく仕事に取り組むことがカギ。 そのため、悩むと考えるの違いを意識して働く。
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生産性を最短&最小の労力で上げることを期待し読むと、矛盾or違和感を感じると思う。 それだけ内容が濃く、重い本と言うこと やって見て、失敗し、何度も読み返した時、この本の本当の評価ができると思うので星3つ 悩む=答えが出ない前提で考えるフリをする事 考える=答えが出...
生産性を最短&最小の労力で上げることを期待し読むと、矛盾or違和感を感じると思う。 それだけ内容が濃く、重い本と言うこと やって見て、失敗し、何度も読み返した時、この本の本当の評価ができると思うので星3つ 悩む=答えが出ない前提で考えるフリをする事 考える=答えが出る前提で建設的に考えを組み立てる Issue→①両者で決着がついていない問題②根本に関わる白黒ついてない問題 ①イシューの発見 ②イシューの分解 ③ストーリーの整理 ④アウトプットのイメージを描く ⑤分析(比較)する ⑥検証 ⑦論理的に簡単にシンプルに説明する 時間をかけてやってみよう
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結果を出すため、生産性を上げるために、まず正しい問いは何か考える、そして、本当に解ける問いなのか考えることが重要なことを学べた。闇雲に情報を集めても意味ないことに気付かされた。
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