ゴールデンスランバー の商品レビュー

伊坂幸太郎【著】

2021/11/06

これは面白かった。
初めは登場人物おおすぎて、なんやこれってなったけど
最後の方で全員が必要な人物になったし
オチも予想できんくて、でも大満足

なんか感動した
そしてテレビ怖い

2021/10/30

伊坂幸太郎作は今回で2作品目。
伏線回収が綺麗でぜひ映像でも見てみたいと思った。
なかなか現実ではありえない話だとは思うが、スリル満点の展開に一気読みした。

2021/10/15

素晴らしかった。
正直前半は読みにくくて途中でやめようかと思ったけど、読み進めていくうちにどんどん面白くなって最後まで駆け抜けて読んだ。
首相殺しの犯人に仕立て上げられた青柳くんが、学生時代の仲間たちや奇妙な出会いに助けられていくなかで様々な過去が絡み合っていく感じがたまらん！！
いやーー、最後は本当に胸アツ。涙溢れたわ。習慣と信頼、大事だな。

2021/10/09

２００８・７・２１
"本屋大賞を受賞したものの…
直木賞は辞退…
なんてかっこいいのでしょう？？
みなさんのブログでもたくさんの方が読んでいらして、期待はマックスで卒倒しそうでした！（笑）
「現時点での集大成」「伊坂的娯楽小説突抜頂点」
なんだかすごい！！！「突抜頂点」ってどういう意味？？？などと思いながら…
「ゴールデンスランバー」の題名にも悩みまして…どうしても
「Ｇｏｌｄｅｎ　Ｓｌｕｍｂｅｒ」と考えられなくって困りました。
「黄金の眠り」と訳すのでしょうか？
青柳は、事件に巻き込まれてから、この「黄金の眠り」を渇望していたのでしょうか？
「精緻極まる伏線」「忘れがたい会話」「構築度の高い物語世界」
これが伊坂幸太郎の現時点でのエッセンスなのでしょう。
わたくしのようなおばさんにはいささか、伏線が入り組み過ぎて、伏線の意味をなす前に忘れてしまいそうになっちゃいましたけれど…それぐらい、複雑だったような気がします。（何回も１，２，３章にもどって復習しちゃいました（笑））
重力ピエロでも思ったのですが、事件としてはちょっと起こりそうもないできごと…でも、ここが「娯楽小説」と謳った部分なのかもしれませんね。
美容整形の話なども、さすが今風と思わせるような感じでした。（昔の「スパイ大作戦」風です）
そしてヤクザ風な保土ヶ谷。（浅田次郎の小説に出てくるような人のいいやくざ風。）
そんな現実離れした娯楽的な要素と、学生時代からの友人たちとの絆の部分で語られる「忘れがたい会話」。
森田君は生きていて欲しかったなぁ…
上手い表現はたっくさんありましたけれど…今の私には
「人間の最大の武器は、笑えることではないか？どんなに困難で、悲惨な状況でも、もし万が一、笑うことができれば、笑えれば何かが充電できる。」
本当にそう思います。
伊坂さんはミステリー作家なのかな？？
ミステリー作家であれば、読後にそのみごとな謎解きに対してすばらしい！と読者をうならせれればいいのだと思いますが、伊坂さんはそれだけでは恐らく物足りないのでしょうね…
物事の表現方法とか、生きることとかへの考え方などもきっともっともっと追求していきたいのだと思います。
娯楽だったらもっと娯楽に、ミステリーだったらもっとミステリーに、純文学だったらもっと純文学でいいのではないかと思うんですけれど…
とにかくすばらしい才能の持ち主だと思いました。
多分、次の作品はもっと違う何かをわたしたちに見せてくれるのではないかと期待しています。
仙台を舞台に選ぶのは、「住んでいる土地であるから、嘘がつきやすい」という理由だそうで…
伊坂さんのお父さんは銀座にある「宮坂画廊」のオーナーらしい…
などなど、余計な情報も仕入れることができ…
そして、おかげさまで、Ｙ姉から図書カードを貸してもらえることになり（内緒です）、ビートルズの「アビイロード」を図書館で借りられる手はずも整い、今は「Ｇｏｌｄｅｎ　Ｓｌｕｍｂｅｒ」がどんな曲なのか？？聴くのが楽しみです。（笑）"

2021/10/06

多くのメッセージが詰まった作品。

私はその中でも特に「人の信頼」というものの大切さを改めて考えることができた。信じるという行為は簡単にできる一方で、簡単に捨てることもできると思っている。そんな中でどんなことがあっても信じてくれる両親や友人の存在はどれほど大きいものなのか。この作品は敵が大きすぎる分、そのような身近で大切な存在が浮き彫りになっていた気がする。これから生きていく上で様々な苦しいことが待っていると思うが、周囲の人は大切にしていきたい。

2021/09/28

時間軸が行ったり来たりするので読みにくい感じもあるが、ストーリーがどう展開するのか気になってつい読み進めてしまった感覚。今の日本で有り得そうな有り得なさそうな絶妙な設定で妙な現実感があってハラハラした。暴力の描写にリアリティがあって痛みがわりと想像できたことが印象に残った。ハッピーエンドではないことに驚いた。

2021/09/25

素晴らしい。
サスペンス、ミステリーものに分類されるのかもしれないが、純文学のような。
語る人が入れ替わる、作者の一つのパターン。
主人公のメモに対し、だと思った、の追記が素敵。

2021/09/16

さすが伊坂さん。 久しぶりに伊坂さんの作品を読みましたが、無我夢中で最後まで読ませていただきました。
常に緊迫感を持たせながらも爽快で笑えるところはさすが伊坂さんだなぁと思いました。
約700ページと結構文章量の多い作品でしたが、作品の世界にどっぷりと浸かっていたため一気に読めてしまいました。

2021/09/14

やばい。すごい。まだ心臓ドキドキしてる。
読み始めたら止まらなかった。すごい。
私はこんなとばっちりごめんですが！

2021/09/08

スリルが半端じゃない、見え隠れする恐ろしいほど手が込んだ国家の陰謀。ー首相殺人の犯人にされた男の末路とはー