ゴールデンスランバー の商品レビュー
スピード感溢れる作品。 ずっと追われて逃げての繰り返しだけど でも引き込まれていく。 情景描写に飽きちゃったところもあったけど、 先が気になる方が勝りました。 三年後の部分がすごく好き( ´ ▽ ` )ノ 緊張しっぱなしだったところを 優しく解された感覚でした
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首相暗殺の犯人の濡れ衣をきせられた主人公の逃走劇。 かなり期待して読み始めたのですが、どーも頁が進まない。うーん、なんだろうなあ。書き込みすぎ、作りすぎな感じがする。 時間の経過がいったり、もどったりとばらばらなのは面白い手法だと思った。スピード感と緊張感を感じる。学生時代の...
首相暗殺の犯人の濡れ衣をきせられた主人公の逃走劇。 かなり期待して読み始めたのですが、どーも頁が進まない。うーん、なんだろうなあ。書き込みすぎ、作りすぎな感じがする。 時間の経過がいったり、もどったりとばらばらなのは面白い手法だと思った。スピード感と緊張感を感じる。学生時代の思い出が断片的に入ってくるのも効果的だと思う。 ただ、最初に先がわかってしまうと、前に戻った時に新鮮味がなくなるよなあ。何か作者の意図があるんだろうけど、そこに気付けない自分がなさけない。 後半は張り巡らされた伏線が回収されていって気持ちがよかった。ラストも気持ち良く裏切ってくれてサイコーだった。そうか、すべてはこのラストのための演出だったのかとも思うが。 警察を含めたお上の権力への批判 監視社会実現の不安 マスコミにあおられる人々への警鐘 そういうこともきちんと書いてあって、なにはともあれ読み切ってよかったというのが実感です。
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陳腐な言葉かもしれないけど、すごくエンターテイメント!な作品。 ど う な る !?とずっとドキドキしながら読んだ。 読後感のよさは流石。 信頼ってやつぁ…。
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映画を見たあとだったが、原作の方が詳しく描写されており、わかりやすく面白かった。 青柳は、これからも習慣と信頼を胸に、逃げ続けてゆくのだろうと思う。
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伊坂幸太郎らしい構成がしっかりとした文章・プロット。読んでいて心地よい。内容も秀逸。個人的には役割に縛られている社会に怖さとそうすることでしか生きていけない人間の弱さを感じた。
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あまり時間のない中で、刻み刻みで読んだ作品。 伊坂幸太郎らしい、物語の進め方、周囲を埋める伏線の張り方がすばらしい。ただ今回は主人公と元カノ以外の登場人物が印象が薄かったか。 作者の意図的なものか、そこまで深読みしたくなるところも伊坂ならではなのかもしれない。 すこしずつ追い詰...
あまり時間のない中で、刻み刻みで読んだ作品。 伊坂幸太郎らしい、物語の進め方、周囲を埋める伏線の張り方がすばらしい。ただ今回は主人公と元カノ以外の登場人物が印象が薄かったか。 作者の意図的なものか、そこまで深読みしたくなるところも伊坂ならではなのかもしれない。 すこしずつ追い詰められていく怖さ、無知な組織の横暴、転がりだしたら止まらない面白さのある作品。
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一気に読めた。構成はさすが。やや伏線を丁寧に張って、丁寧に回収した結果、まとまりすぎてしまった気が。おもしろかった。
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後半からどんどんと引き込まれて行った。警察のやり方は実際に有りそうでリアルに感じた。元カノの子供が出来すぎ。
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ドキドキするリアルタイムな描写と、その伏線となる回想シーンが絶妙なバランスで交互にやってくる良い小説。途中ちょっと冗長かなとも思えたけど最後の方はグイグイ読めた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は、宮城県のパレード中に起きた首相殺人事件に おいて、殺人犯として疑いがかけられ、逃亡する青柳 (アオヤナギ)を中心に話しが進んでいきます。 事件の関係者には、大学のサークル(青少年文化研究 会)で一緒だった森田(モリタ)・樋口(ヒグチ、青 柳元カノ)・カズも含まれており、学生時代の穏やか だった描写と現在の逃亡劇を随時比較する描写があり ます。しかもこれは後々でとても大事な伏線ともなっ ております。 また、この作品の優れているとこは、壮絶な逃亡劇を している主人公 青柳が色々な仲間(中には見ず知ら ずの他人もいる)に手助けしてもらう事で温かい心 に触れる場面が多くあり、それがこの作品にただの殺 人逃亡劇ではない、作品に厚みをもたらしているのだ と思います。 人は想像もしない危機が自分に及んだ時に、何を思い どう判断するのか、非常に熱い作品です。 中でも最後に起こる逃走シーンと後日談には憎い演出 があります。☆5つ、おすすめの1冊です。
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