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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.2

1597件のお客様レビュー

  1. 5つ

    609

  2. 4つ

    586

  3. 3つ

    229

  4. 2つ

    53

  5. 1つ

    11

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2011/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久し振りに主人公に感情移入し過ぎて、本の世界に入り込んだ。 小学生の頃、初めてシドニィ・シェルダンの「ゲームの達人」を読んで、 立て続けにこの超訳物にはまった事があるけど、 その時の気持ちを思い出す。 本の途中で現実に戻っても、自分が逃げている感覚が残る。 無駄に周囲の目が気になったり。 これまでの伊坂幸太郎作品同様、最後の最後で ジェットコースターの如く全ての謎と伏線が一気に解けると思いきや、 めずらしく謎が残ったまま。 最後の解説を読むと、 「物語の風呂敷はたたむ過程が一番つまらない」とのこと。 今回あえて風呂敷を広げたままの部分を残したらしい。 確かにそう言った作品は世に沢山出てるけど、 その中でも読後の余韻が格別なのは、流石。 ゴールデンスランバー以前の作品の、最後の伏線回収と謎解きの スピード感と読後の爽快感を期待してたので、 ページをめくって「謝辞」の文字を見た時の俺の顔ったら 多分、青柳雅春が森田に「オズワルド」にされるぞって言われた時と 同じ表情をしてたかどうか定かではない。

Posted byブクログ

2011/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画を見てから原作読みました。 展開が分かっているけれど面白かったです。 でも先に読んだ方がさらに面白いのだろうと思います。 時間軸と視点がくるくる変わるので、続きが気になって一気に読んでしまいます。

Posted byブクログ

2012/06/18

いやー、面白かった!! 映画のゴールデンスランバーを見てから、読んだんだけど、 映画そのまま。っとゆうか、よくこの内容をそのまま残して映画にできたなーと関心しました。 本の中の会話とか、映画の会話でもそのまま再現されていた。 堺雅人さんや竹内結子さんが、本を読んでいる間、ず...

いやー、面白かった!! 映画のゴールデンスランバーを見てから、読んだんだけど、 映画そのまま。っとゆうか、よくこの内容をそのまま残して映画にできたなーと関心しました。 本の中の会話とか、映画の会話でもそのまま再現されていた。 堺雅人さんや竹内結子さんが、本を読んでいる間、ずっと頭にあった。 現代の会話をキーに過去の会話とリンクして、どんどん記憶が蘇ってくる感覚。あるある。それをこんな風に文章にまとめて、ひとつの物語としてまとまっている。 伊坂さんすごい! 長くて読むのに時間がかかるけど、また読みたいな。

Posted byブクログ

2011/10/27

相変わらず見事なフラグ回収。 時折はさまれる回想がいい。 映画も面白いので見るといいかもしれません。

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2011/10/27

妹から借りて読んだ。 伊坂幸太郎さんの本は、スピード感がありすぎて(?)、 途中やめになっている本が多いのだが、これはすらすら読めた!!! 実は先に堺雅人さんの映画を見たの。 映画も良かったけど、本はもっとよかった~ 伏線がよく理解できた。 映画も本当に良かったけどね。 こん...

妹から借りて読んだ。 伊坂幸太郎さんの本は、スピード感がありすぎて(?)、 途中やめになっている本が多いのだが、これはすらすら読めた!!! 実は先に堺雅人さんの映画を見たの。 映画も良かったけど、本はもっとよかった~ 伏線がよく理解できた。 映画も本当に良かったけどね。 こんな本、また待ってます。伊坂さん。 仙台に行ってみたくなりました。

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2011/10/27

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎 サスペンスアクション。モノトーン。 第五回本屋大賞受賞。 読み終わっての第一印象は、ずいぶん安っぽい娯楽作品に走ったなー、と。。 まるでもともと映画の原作として書かれたかのような、伊坂さん独特の文学臭が薄い気がする。 それでもストーリー展開は...

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎 サスペンスアクション。モノトーン。 第五回本屋大賞受賞。 読み終わっての第一印象は、ずいぶん安っぽい娯楽作品に走ったなー、と。。 まるでもともと映画の原作として書かれたかのような、伊坂さん独特の文学臭が薄い気がする。 それでもストーリー展開はさすが。ページをめくる手が止まりません。 うーん、いまいち感想を書く内容がない… 大学生っていいなあ。(4)

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2011/10/27

映画になったのは知ってたので、あらすじは知ってる気でいたけど、全然想像していた雰囲気ではなかった。 もっとハリソン・フォードの逃亡者みたいなドキハラサスペンスかと思った。 ドキハラサスペンスではあるのだが、敵が巨大すぎて絶望感とかすごい。 物語の柱は逃げる青柳君と、直接連絡した...

映画になったのは知ってたので、あらすじは知ってる気でいたけど、全然想像していた雰囲気ではなかった。 もっとハリソン・フォードの逃亡者みたいなドキハラサスペンスかと思った。 ドキハラサスペンスではあるのだが、敵が巨大すぎて絶望感とかすごい。 物語の柱は逃げる青柳君と、直接連絡したりはしないけど助けてあげる元恋人の樋口さんの話。 この二人の関係とか、親友との絡みとか当時の回想とか、切なくなっちゃうのである。 ハリソンは少なくとも切なさとか余韻とか、くれなかったぞ。 胸にどーんときました。 ラストシーンがいい。 どういうシーンか具体的には書かないけど 「昔、手に入らなかったものが、全く形を変えて手に入る」という いい終わり方。 ゴールデンスランバーってビートルズの曲らしいけど、これ読むまで知らなかった。 「アビーロード」に入ってるらしいから今度買ってこよう。

Posted byブクログ

2011/10/26

有名な賞の受賞作で、映画化もされて、否応なしに高まった期待は全く 裏切られなかった。 大学時代の逸話が輝かしいほど、現代では濃い影となり哀愁漂うけれど、 そのときの思い出や絆が逃走中の青柳を慰め、その身を救うことになる。 いろんな伏線が巧妙に貼られ、回収されるけれど、作者自身...

有名な賞の受賞作で、映画化もされて、否応なしに高まった期待は全く 裏切られなかった。 大学時代の逸話が輝かしいほど、現代では濃い影となり哀愁漂うけれど、 そのときの思い出や絆が逃走中の青柳を慰め、その身を救うことになる。 いろんな伏線が巧妙に貼られ、回収されるけれど、作者自身が「嘘を混ぜ 合わせて」いると言い、最後の最後に○ASRACが出てきたのは心から 脱帽。 解説にある「物語の風呂敷を畳むつまらない過程」は、来る結末に向けての 煽りとして序盤で早々と片付けられて、それよりも工夫された語りや 「ニヤッとできる場面」、無駄のように見えてそうでない伏線が本作の最大の 魅力で、だからこそ一過性でなく、また読みたいと思えるし、そのときもまた 存分に楽しめると思う。

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2011/10/24

伊坂さんは、映画の鴨とアヒルとコインロッカーで、知った。と思う。 それで、借してもらった本。 ストーリーが、本当に現実感があって、面白かった。 文章の描写も目の前で主人公がいるような。そんな、感覚になる。 当事者になること。 世界が造られていくこと。 権力。 逃亡。 強いこと...

伊坂さんは、映画の鴨とアヒルとコインロッカーで、知った。と思う。 それで、借してもらった本。 ストーリーが、本当に現実感があって、面白かった。 文章の描写も目の前で主人公がいるような。そんな、感覚になる。 当事者になること。 世界が造られていくこと。 権力。 逃亡。 強いことって、何なんだろう。

Posted byブクログ

2011/10/23

映画よりも更に伏線多かった~拾い切れた感じがしないのでもう一度読みたい♪伊坂作品は全体的に関連してるらしいので、オーデュボンから順番に読まなきゃ!

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