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錨を上げよ(上) の商品レビュー

2.9

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    12

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少し期待外れ

すごく期待して読み進めたせいか、少し期待外れだった。百田小説としては、キャラクターも展開も少しとっ散らかった:感じで、テーマもよくわからなかった。

平塚 泰司

2024/10/08

とにかく長い! 途中で読むのをやめようかと何回も思いましたが、この先に何か面白いことが起きるのかもとなんとか上巻を読み終えました。 ダラダラと放蕩息子の日常が描かれていて、私には共感できることもなく、イライラさせられました… 下巻でマシになっていくことを期待しつつ、なんとか読み進...

とにかく長い! 途中で読むのをやめようかと何回も思いましたが、この先に何か面白いことが起きるのかもとなんとか上巻を読み終えました。 ダラダラと放蕩息子の日常が描かれていて、私には共感できることもなく、イライラさせられました… 下巻でマシになっていくことを期待しつつ、なんとか読み進めたいと思います。

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2024/06/14

百田尚樹の錨を上げよ。の上巻を読み終わりました。 とにかく長い。汗 主人公の作田又三は、怒りの沸点が低くすぐに喧嘩をします。 勉強も嫌いで、どうしようもない生活を続け高校も最低の高校。 就職して、ある日突然東大に行くと宣言。 中1くらいの学力しか無かったのを半年で立命館大学に合格...

百田尚樹の錨を上げよ。の上巻を読み終わりました。 とにかく長い。汗 主人公の作田又三は、怒りの沸点が低くすぐに喧嘩をします。 勉強も嫌いで、どうしようもない生活を続け高校も最低の高校。 就職して、ある日突然東大に行くと宣言。 中1くらいの学力しか無かったのを半年で立命館大学に合格まで猛勉強。 お笑いの人が番組で青山学院を受けるのがあったのを思い出しました。 それは失敗に終わりましたが。 大学生活は大学も行かず恋と自堕落な生活を続けますが、自分の大学生活を想い出しながら読めました。

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2023/10/28

主人公はとても面白い男だと思う。性根は怠け者のように見えるが、ひとたび火がつくと人一倍の集中力を発揮して目標に向かって突き進む。それでも何かの余裕が生じた折には兎と亀のウサギよろしくサボり出したり、また失恋に心折れて全てを投げ出したりと、自堕落に立ち戻ってしまう。だがそんな主人公...

主人公はとても面白い男だと思う。性根は怠け者のように見えるが、ひとたび火がつくと人一倍の集中力を発揮して目標に向かって突き進む。それでも何かの余裕が生じた折には兎と亀のウサギよろしくサボり出したり、また失恋に心折れて全てを投げ出したりと、自堕落に立ち戻ってしまう。だがそんな主人公を誰が笑えようか。少なくともこの男は恋に溺れることはあっても、人に頼るという意味での依存精神はなかった。大学の学費は親に出してもらったが、そんなことは依存のうちに入らない。火がつくのも早いが、何かのきっかけで冷めてしまうのもまた早い。だがそれも全て自分の意思で決めていること。当作はそんな主人公の試行錯誤を目覚ましいストーリー展開で楽しみながら追うことのできる傑作である。

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2022/06/16

主人公が苦手なタイプ、共感もあまりできない…でもこのあとどうなるんだろうと気になって読み進めてしまいました。 男尊女卑的な考え方、学生運動、電化製品の急速な発達、土地の高騰、など戦後の昭和の空気を間近に感じとれました。 下巻は気が向いたら読むかも…

Posted byブクログ

2021/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作者っぽい青年が恋と喧嘩ばかりしながら大学2年までのハチャメチャな人生が描かれている。ハチャメチャすぎてハラハラドキドキ楽しませてくれた。

Posted byブクログ

2020/10/01

最初のところだけ読みました。 文章はいつもどおり読みやすくて良かった。 ただ私が個人的に苦手なお話でした。

Posted byブクログ

2019/12/12

百田さんの長編小説!! と楽しみにしていたのに、どうしたコレ? ほかの著書が良すぎるからか?大きく期待ハズレです。 そういえば、発売時にちょっと話題になってたケド、すぐ話題じゃ無くなってたね。

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2019/11/14

・北陸出張の往復で読み切る。600ページは長い。重い。 ・主人公への感情移入は難しい。 ・永遠のゼロとはだいぶ趣きが異なる。 ・世間と距離を置く私小説という意味では西村賢太の苦役列車に似た雰囲気もあるが、主人公のダメ具合は西村の勝ち。

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2018/11/04

 上巻は、これは自伝だと「思い込んで」読む方が、破天荒でダメ男(に見える)主人公、作田又三に感情移入できる。  これは自伝かと尋ねられた著者は、いやー今読むと恥ずかしくなりますと、どうとでも受け取れる返答で韜晦していた。  「というのも」とか「その頃のぼくときたら」とか、簡単な挿...

 上巻は、これは自伝だと「思い込んで」読む方が、破天荒でダメ男(に見える)主人公、作田又三に感情移入できる。  これは自伝かと尋ねられた著者は、いやー今読むと恥ずかしくなりますと、どうとでも受け取れる返答で韜晦していた。  「というのも」とか「その頃のぼくときたら」とか、簡単な挿入説明にダッシュ(−)が多用されている文体。わざと青臭い翻訳調を狙ったのだろうか。その本意は分からないが、その「青臭い」文体が、青春小説として実に効果的なのである。  これは事実上の処女作で、手書きの原稿は25年間放置されていたのだとか。  上巻だけでも多数の女性が彩りを添える。てか、女に突き動かされている人生と読めないこともない。  上巻に一週間かかってしまったが、多分下巻は一気に読めるのだろう。「海賊と呼ばれた男」も上巻では手間取ったけど下巻は一気に読み終えた。

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