グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた の商品レビュー
著者が研究室の先輩だった。 日本企業の衰退とその理由が書かれている。わかりやすく、共感できる。ただ、その対策は自分で考えるしかない。
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ただ、アイディアだけ出して、独創性だ、創造性だと言っても仕方がないんだよね。 Solidarity, Accountability, Commitment, Contribution and Motivation
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「上司にやめろと言われたくらいでやめるようなら最初からやるな」というカルチャー」 人間は忙し過ぎると自分のやっている仕事の本質的な意味を忘れてしまう。 会社を辞めてから初めて屋久島を訪れた。一説では樹齢7200年とも言われている縄文杉は圧倒的。 さんづけコミュニケーションを円滑にする。君などで呼ぶと無意識のうちに相手との上下関係を示してしまう。
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著者は、VAIOの立ち上げやスゴ録の開発に携わった人であるが、 ・リーダーとして自身の信念を発信できる。 ・その信念をもとに具体的に実行することができ成果をあげることができる。 という点がすばらしいと思う。 このような人が日本企業を去ってしまったことは非常に残念なことだと思う。...
著者は、VAIOの立ち上げやスゴ録の開発に携わった人であるが、 ・リーダーとして自身の信念を発信できる。 ・その信念をもとに具体的に実行することができ成果をあげることができる。 という点がすばらしいと思う。 このような人が日本企業を去ってしまったことは非常に残念なことだと思う。今後、日本企業から優秀な人材が流出しないようにマネジメントに読んでほしいと思う内容が含まれていると感じた。 将来のキャリアパスを考えているものとして、仕事に関する姿勢や身を引くタイミングなど非常に参考となる本であった。 読み物としてもおもしろいので、読んで損はない本だと思う。
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こういうビジネス武勇伝は面白い。あのソニーの中でも変わり種と思われる筆者が、社内政治の困難を乗り越えながら成果を挙げていく。筆者の熱さが、伝わってきて、前半のソニー時代の話は面白い。 ところが後半のグーグルの話になると途端につまらなくなる。グーグルの素晴らしさやクラウドの将来性...
こういうビジネス武勇伝は面白い。あのソニーの中でも変わり種と思われる筆者が、社内政治の困難を乗り越えながら成果を挙げていく。筆者の熱さが、伝わってきて、前半のソニー時代の話は面白い。 ところが後半のグーグルの話になると途端につまらなくなる。グーグルの素晴らしさやクラウドの将来性については巷間で充分語られてるし、当事者が礼賛したのでは手前味噌だ。 読み終わって振り返ると、やはり筆者の独りよがりなは否めない。なぜソニーで排斥されたのか、なぜグーグルを三年で辞めたのか。筆者には見えてないのか、守秘義務で書けないのか。もうちょっと見せた方が面白くなるのに。 最後にタイトルの付け方に注文。例えば「ソニースピリットはグーグルに引き継がれた」じゃないの?
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ソニーが世界の人々を魅了していた時代があった。 しかし、近年ではアップルやサムスンなどに押されて元気がない。 そんなソニーを、著者が愛したソニーをなんとかして変えて、昔のようなソニーにしたいという著者の奮闘が描かれている。 日本の企業は、そんな熱意のある人を失わないようにしてほ...
ソニーが世界の人々を魅了していた時代があった。 しかし、近年ではアップルやサムスンなどに押されて元気がない。 そんなソニーを、著者が愛したソニーをなんとかして変えて、昔のようなソニーにしたいという著者の奮闘が描かれている。 日本の企業は、そんな熱意のある人を失わないようにしてほしい。
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日本発のグローバル企業ソニーに入社し、22年間を過ごし、その後3年間Google日本法人に在籍した辻野晃一郎氏の自伝的な書。 存在感が薄れゆく日本に対する危機感と、その現状を変え、再び輝ける強い日本、強い日本発の真のグローバル企業・人材を生み出してきいきたいという氏の思いが感じら...
日本発のグローバル企業ソニーに入社し、22年間を過ごし、その後3年間Google日本法人に在籍した辻野晃一郎氏の自伝的な書。 存在感が薄れゆく日本に対する危機感と、その現状を変え、再び輝ける強い日本、強い日本発の真のグローバル企業・人材を生み出してきいきたいという氏の思いが感じられる。 時代が変化する時には、変化に逆らっては自分が淘汰されるでけであり、変化を起こす側に回るか自ら変化に身を投じるしかない、というのがしのアドバイス。 今後自分が成長し、なにができるか、何をすべきか、ということを考える今の時期にははまるものがあった。。
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筆者は、エンジニア出身なのに、経営感覚が鋭い。 ITにたいしても、わかりやすい説明。 現在の日本経営と、アメリカの成長企業が比較され、なぜ、世界のソニーから、外れてしまったのか実感できる。 情熱的で読んでて飽きない。
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変化を恐れず、へこたれず、あきらめない、ビジネス魂を感じた。 優秀なビジネスマンとしての共通認識は、やはり目的への邁進力だな。 2011.3.5
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コクーンの発売、SCEとの組織ごちゃごちゃ、カンパニーの乱立、出井さんの退陣・・・などなど、ソニーも組織内部が大変なことになってそうだなぁと思っていた頃の、社内の様子が筆者の視点で書かれててとても面白かった。 ソニーで目指して社内で奮闘していたことが、グーグルに来てみると当たり...
コクーンの発売、SCEとの組織ごちゃごちゃ、カンパニーの乱立、出井さんの退陣・・・などなど、ソニーも組織内部が大変なことになってそうだなぁと思っていた頃の、社内の様子が筆者の視点で書かれててとても面白かった。 ソニーで目指して社内で奮闘していたことが、グーグルに来てみると当たり前に物事が進んでいる。そのことを目の当たりにしながら、グーグルのすごさを素直に認めるものの、でもその一方でそうした問題意識と実行の試みの機会をくれていたソニーに感謝する。そんな気持ちがこのタイトル「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」に込められているんだろうなと思いました。 辻野さんほどのスケールではありませんが、社内政治で仕事が進まないことに嫌気がさして会社を辞めたのに、外に出てみて仕事がすんなり進むことに満足しつつも、同時になぜか嫌だったはずの以前の会社に対して、自分に問題意識と経験をつけてくれたことを感謝したい気持ちになった自分に、少しだけ重ねながら読みました。面白かった。
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