テンペスト(第4巻) の商品レビュー
薩摩と清国の間で外交術で生きてゆく琉球を舞台にした、歴史小説要素を加味した昼メロドラマ。ヒロインである真鶴(ヒーローでもある寧温)にこれでもかという艱難辛苦が襲い掛かる。
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一気読みしたけど、もうちょっと終盤は中身を濃くしてほしかった。ストーリーはとても魅力がある分、もったいない。
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一部に史実を織り交ぜながら、早いテンポで大胆に展開していくため、一気に読める。蒼穹の昴の琉球版といったところ。ただし、蒼穹の昴ほどスケール感が無く、奇抜なストーリー展開が所々に見られるなど、やや娯楽小説の感が強すぎる印象。同じ題材を、浅田次郎に書かせたら、もっと良い作品になりそう...
一部に史実を織り交ぜながら、早いテンポで大胆に展開していくため、一気に読める。蒼穹の昴の琉球版といったところ。ただし、蒼穹の昴ほどスケール感が無く、奇抜なストーリー展開が所々に見られるなど、やや娯楽小説の感が強すぎる印象。同じ題材を、浅田次郎に書かせたら、もっと良い作品になりそう。
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一気に最終巻まで読み切った。しかし、後半に行くに従ってナニコノバタバタ感…せっかくの前半がもったいない感じでした。フィクションとは言え、琉球文化の一端を知れたという意味では有意義な小説でした。 とは言え、ドラマはチェックします!
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やっとのことで、「テンペスト」読了。 文庫本にして、4冊分。長かった。 読後感はとても良い。これしかないという、予想通りのエンディング。ただ、物語を通じて、すべてのイベントが劇的過ぎて、すこしも心休まる部分がない。それを面白いとも言えるが、個人的には刺激が強過ぎて、疲れてしまっ...
やっとのことで、「テンペスト」読了。 文庫本にして、4冊分。長かった。 読後感はとても良い。これしかないという、予想通りのエンディング。ただ、物語を通じて、すべてのイベントが劇的過ぎて、すこしも心休まる部分がない。それを面白いとも言えるが、個人的には刺激が強過ぎて、疲れてしまった。 それにしても、筆者の池上永一さんの教養の深さと社会や文化に対する洞察の深さには、感動させられた。これほど、沖縄の芸術を理解している人はいないのではないかと、感じた。 これまで、文学的な作品しか読んだことがなかったので、新たな一面を感じることが出来た。 今度は、文学的な部分と社会学的な部分のバランスのとれた作品が読みたいなと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
次から次へと物事が動いていく様は、とても面白くて、 作品に引き込まれました。 最後は真鶴として幸せになって欲しいな、と思っていたので、 やっと結ばれたのはよかったです。 最終的に、お互いにいくつぐらいなんだろうか?と。 ただ、他の登場人物達が最後に自害していくのは、 ちょっと切なかったです。
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やー、面白かった。 ドラマ化、映画化されているけれどこの描写をすべて映像化できるとは思えないからかなりの部分をカットしたんだろうな。 でも見てみたい。
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面白くて一気に読んでしまったけど、 小学生などに読ませられるかというと、 性描写も多いのでちょっと考えてしまうかも。。。 琉歌がところどころで書かれていたのは 今まで読んだ時代小説とは違って趣あり。 舞台となった沖縄に行ってみたくなった。
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