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テンペスト(第4巻) 冬虹 角川文庫
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テンペスト(第4巻) 冬虹 角川文庫

池上永一【著】

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テンペスト(第4巻) 冬虹 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/11/24
JAN 9784043647149

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テンペスト(第4巻)

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商品レビュー

3.7

98件のお客様レビュー

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2026/08/21

琉球の植民地化を目論むペリーの来航という国家の存亡に関わる一大事を受け、遂に寧温として王宮へ呼び戻された真鶴。だがそれは側室である真鶴との前代未聞の二重生活を意味していた... 性を超越した存在として、不断の向上心を持ち、誰よりも王朝を愛し、何度追放されても鮮やかな帰還を果たし...

琉球の植民地化を目論むペリーの来航という国家の存亡に関わる一大事を受け、遂に寧温として王宮へ呼び戻された真鶴。だがそれは側室である真鶴との前代未聞の二重生活を意味していた... 性を超越した存在として、不断の向上心を持ち、誰よりも王朝を愛し、何度追放されても鮮やかな帰還を果たし、清国や薩摩藩、果ては米国を向こうに回して軽やかに琉球王朝を守り抜くトリックスター、真鶴。 だが、愛する王国がついに姿を消す時、琉球王国の為に殉じて来た人生に思いを馳せる。果たして国家とは、そして民とはいったい何なのか... 一大歴史ファンタジー巨編、圧巻の大団円。 女であることを隠して立身出世を果たすという、ありきたりではありながらも抗い難い設定の魅力、大国間で立ち回る弱小国家という歴史に基づいた背景設定の面白さ、あっけらかんと呪術や神意が肯定される闊達なファンタジー感、そして何より敵味方問わず愛すべきキャラクターたちの大暴走と流転ぶり。 池上永一の集大成と呼ぶに相応しい傑作。 ただし後に書かれた「黙示録」や「ヒストリア」と比べると、初の歴史ものということで、まだ若干の試行錯誤感や暴走しきれていない感も感じた。ちなみにドラマ版は未見だが、まあ観なくていいか...

Posted by ブクログ

2026/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「王宮にはふたつの顔がある。昼間は政治の中枢として知的な顔つきをしているが、夜は紅をさす貴婦人に変わる。もともと王宮は男装の麗人なのだ。」 琉球の美しさが詰め込まれた小説 首里城に訪れて、物見台(いま登れるのかな⁇)から、沖縄の空の青さと御殿の美しさ、三線の音色、風とにおい、すべてを身をもって体験したくなってくる。首里城の絢爛さも原生林の緑もテンペストを語る上で大事な要素だと思う 琉球が最後どうなるか分かってしまっているがゆえにどうしても物語の行く末を“決められた未来”として見てしまうんだけど、変わりゆく時代に翻弄されながらもその時を生きた人びとがいたことがしみじみと感じられる 主人公の真鶴の人生が激動すぎて目を背けたくなる場面も多かったけれど、わたし的には最高のラストだった。“琉球王国”というものは滅びてしまっても、民や国土があるかぎりいくらでも再興できるという考えは、救いがあるし、これがただの“破滅の美”だけではないことを示してくれてもいる 時に矛盾する二つの性に翻弄されながらも、自分の意志と想いを持って強く生きた真鶴に、女性として勇気をもらえた⊂( ᴖ ̫ᴖ )⊃ “時や走廻て重ねてる月に我身や真南風に肌ゆ晒す”                 ⟡₊⋆

Posted by ブクログ

2025/11/07

大満足! 正直、全巻で主人公真鶴の話しは終わっており、 本巻である最終章は全編エピローグって感じ。 歴史的に滅びるとわかっている琉球王国。 今までは、歴史の年表の如きの理解だっだか、 誰もいなくなった無人の首里城の描写のおかげで、なんとなく当事者目線で琉球王国の終焉を感じる事が...

大満足! 正直、全巻で主人公真鶴の話しは終わっており、 本巻である最終章は全編エピローグって感じ。 歴史的に滅びるとわかっている琉球王国。 今までは、歴史の年表の如きの理解だっだか、 誰もいなくなった無人の首里城の描写のおかげで、なんとなく当事者目線で琉球王国の終焉を感じる事ができた。聞得大君(真牛)もここで登場するのか。 最後まで余韻がたまらない。 来年には首里城修繕が終了が待ちきれない。。。。 沖縄の歴史に初めて興味が持てた最高の作品だった!!

Posted by ブクログ

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