この国を出よ の商品レビュー
大前さんも柳井さんの本も好きなので期待したのですが、エッセイを交互に書くと話が深くならず期待はずれでした。一人が書いた本のほうが良いです。1+1=2以上になるのは難しいですね。
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柳井さんの意見が精神的なものに偏っていたのが少し残念だった。 日本が経済・教育面で他国に『遅れている』ことを自覚しなければならない。 人材育成・政治家育成・小さな政府
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柳井・大前両氏の日本の政治・経済・教育に対する危機感がひしひしと伝わってくる。 政治家はもはや選挙屋になってしまっているという記述がとても印象的であった。 本書の題名を見たときは「日本人なのに日本を捨てろってことか」と反感を覚えたが、読むと日本を出て世界に揉まれ日本へ帰って来いと...
柳井・大前両氏の日本の政治・経済・教育に対する危機感がひしひしと伝わってくる。 政治家はもはや選挙屋になってしまっているという記述がとても印象的であった。 本書の題名を見たときは「日本人なのに日本を捨てろってことか」と反感を覚えたが、読むと日本を出て世界に揉まれ日本へ帰って来いということらしい。 内戦が終わり、多くの先進国に移住していたエリートたちが帰国し奇跡の経済発展を遂げているルワンダがその見本になるかもしれない。
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大前研一、柳井正、どちらも好きな論客。それぞれの書は何冊か読んだが、二人で論じると共通点も多く、起業家精神を持った若者にはよい道標になるのではないだろうか。又この国をどうする、どうしたら立て直せるかという部分については維新の会の橋本氏の政策のもとになった一院制、道州制について少し...
大前研一、柳井正、どちらも好きな論客。それぞれの書は何冊か読んだが、二人で論じると共通点も多く、起業家精神を持った若者にはよい道標になるのではないだろうか。又この国をどうする、どうしたら立て直せるかという部分については維新の会の橋本氏の政策のもとになった一院制、道州制について少し述べている。決められない政治、教育の問題等、今の日本の問題が数々述べられ、解決策が述べられている。個人的には自分が面白いと思う仕事を思う存分したいと思った。
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大前研一と柳井正というツートップ。対談形式とはいえ、まとめ方は御手洗・丹羽「会社は誰のために」風。最近こういうやり方が流行ってるのかな?ある程度意見がまとまった形でアウトプットされるのでいいけど。一部はあまり建設的な意見になっていない部分もあったけど、総論では大賛成。この国を出て...
大前研一と柳井正というツートップ。対談形式とはいえ、まとめ方は御手洗・丹羽「会社は誰のために」風。最近こういうやり方が流行ってるのかな?ある程度意見がまとまった形でアウトプットされるのでいいけど。一部はあまり建設的な意見になっていない部分もあったけど、総論では大賛成。この国を出て、具体的にどうするか?まで書かないのは、そのくらいの自立ができないと生き残れないんだよ、ということでしょう。柳井正さんへの印象は本を読むようになってだいぶ変わったなぁ。
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もはや老体国となった日本にとどまっていては企業の成長も個人の成長も望めない。 同時に、国家財政が刻一刻とは単に近づいていることへの警鐘を鳴らしました。 しかし、その現状を知ろうともせず他人事。悪いことが起きれば人や国家のせいにする。 世界という道場で武者修行を重ね、どこにい...
もはや老体国となった日本にとどまっていては企業の成長も個人の成長も望めない。 同時に、国家財政が刻一刻とは単に近づいていることへの警鐘を鳴らしました。 しかし、その現状を知ろうともせず他人事。悪いことが起きれば人や国家のせいにする。 世界という道場で武者修行を重ね、どこにいてもリーダーシップを発揮できる力をつけておけば、再び日本にチャンスの風が吹いてきた時に、帰国した彼らが今の日本を根底から変えて、復活させる原動力になるに違いありません。 これを期待するツーウェイの意味を込めています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「最近の若者は」「最近のサラリーマンは」という口調も多いのだが、概ね時代に合った指針を示していると思う。ひとところにとどまると、組織はよどみ、安定を求め、動きがニブくなり、イノベーションは生まれにくくなる。フロンティアは世界にあるのだ。 日本を捨てろ、と言っているわけではなく、日本の外で学び、経済行動をすることで日本により多く還元できるということを言っている。 願わくば、日本の多くの人が合理的に判断した時に自然に海外に出た方が良いという選択をするような仕組みまで提案されていると良かった。
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大前さんと柳井さんがタッグを組んで書いた本が、面白くない分けないじゃない!! ってずいぶん前に読んだから、どんなことが書いてあったかあまり具体的にはあまり覚えてないけど、面白かった事は覚えている・・・
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若者が消極的である、この国自体がいかに危険な状態にあるか、を解説している。 多少くどいところもあったが、 できる環境があるのになぜやらないのか、という点などには心を動かされた。 現在の日本は年収の倍近いお金を借りて、さらに溜まった借金は年収の五倍くらいにものぼる らしい。
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日本の政府は他国と比べて劣っていて、頼ることはできない。債務不履行もありえる。そこで働く日本人は自分の頭で考えて自分がイニシアチブを取ってグローバルにビジネスを展開しないといけない。今の日本の「ヤバさ」を把握するにはうってつけの一冊。良書。
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