この国を出よ の商品レビュー
「ジャパン・バッシング」はもはや過去の話。今や日本など通り過ぎるだけの「ジャパン・パッシング」、諸外国から相手にもされない「ジャパン・ナッシング」、そしてこのままだといずれは「ジャパン・クラッシング」。自分で稼ぐ力がなければ「野垂れ死に」という環境が今の日本には必要。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大前研一氏と、ユニクロの柳井氏が交互に提言するかたちの本。 この人選は確かに興味を惹かれます。 もう後がない崖っぷちにいることに気付かず 内に篭り変わろうとしない、特に日本の若者に対して、 提言している。 よろしければブログでも http://ameblo.jp/kymt/entry-10941234583.html#main
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大前氏の著書は、社会人として、人間として、極めて当たり前の姿勢を示してくれているので素直に読むことができます。強い信念を持っていらっしゃる柳井氏との共著で、読者に向けた厳しい提言が随所にちりばめられています。 自ら考えて実行することの大切さを再確認。 政治家に頑張って、という...
大前氏の著書は、社会人として、人間として、極めて当たり前の姿勢を示してくれているので素直に読むことができます。強い信念を持っていらっしゃる柳井氏との共著で、読者に向けた厳しい提言が随所にちりばめられています。 自ら考えて実行することの大切さを再確認。 政治家に頑張って、という国民、ちょっと違うな~と思っている私は、両氏の意見に賛同します。自ら動かなくちゃ。 文章は平易で非常に読みやすいので、短時間で読めると思います。活字に不慣れな方でも、気軽に読めると思います。裏返せば、それがちょっと物足りなさを感じるので、★は3つで。
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現状の日本について改めて考えさせられる一冊。 特に周囲、国に頼ることなく、世界の中で独り立ちしていくために努力を続けていくべきであるという点は納得。会社に頼ることなく、ということは自分自身考えていたことではあったが、日本の中でそして世界の中でというスケールまで広げて、自分でやって...
現状の日本について改めて考えさせられる一冊。 特に周囲、国に頼ることなく、世界の中で独り立ちしていくために努力を続けていくべきであるという点は納得。会社に頼ることなく、ということは自分自身考えていたことではあったが、日本の中でそして世界の中でというスケールまで広げて、自分でやっていけるだけの力をつけていくという視点は新鮮だった。
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ありきたりな内容で目新しさはなかった。でも重要な事柄はいくつもあった。まだまだ大前氏から学べることは残っている。ロールモデルの重要性が語られているものの、周囲にいないという指摘も非常に的を射ている。しかも本書に書いてあることを助言してくれる上司や先輩は少なくなったと思し、同様に受...
ありきたりな内容で目新しさはなかった。でも重要な事柄はいくつもあった。まだまだ大前氏から学べることは残っている。ロールモデルの重要性が語られているものの、周囲にいないという指摘も非常に的を射ている。しかも本書に書いてあることを助言してくれる上司や先輩は少なくなったと思し、同様に受け入れる若手も減った。それが日本や日本企業の現状だと思う。若い人からベテランビジネスマンまで本書を読み大いに反省すべきだろう。
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日本の崩壊を、各種データを基にロジカルに著者二人が解説。 30代以下はこの崩壊から逃げ切れず、普通に暮らしていると巻き込まれるとのことだ。 今後は、世界の何処でも、仕事をして飯を食っていくくらいのバイタリティーが必要だと痛感。
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大前研一と柳井正の著名人二人による、主に民主党政権に関する日本国家への警告書。本書は対談内容を書き下ろして多少推敲を加えただけのものと思われる。 柳井氏はファーストリテイリングをグローバル企業に育て上げた立役者。産業界の第一線でまさに世界を見てきた彼が、グローバル視点で日本を...
大前研一と柳井正の著名人二人による、主に民主党政権に関する日本国家への警告書。本書は対談内容を書き下ろして多少推敲を加えただけのものと思われる。 柳井氏はファーストリテイリングをグローバル企業に育て上げた立役者。産業界の第一線でまさに世界を見てきた彼が、グローバル視点で日本を俯瞰して感じた見解に、コンサルタントでもある大前氏がお得意の分析力でそれらに論理的な根拠を与える。という構図で、大前氏と柳井氏のタッグは非常に相性はいいと思う。 ところが内容はというと、残念ながら、本書の半分近くは政治批判で問題を解決するための具体的方策が殆ど示されていない。大前氏が得意としている、分析に基づく明快で大胆な提言を期待していたが、今回は対談だったからか、いつもの論調が全く発揮されていないのが非常に残念だ。 ただ、日本が世界の中でどれだけ危機的な状況なのかは良く分かるし、内容の信頼性も十分あるので、何か事業を興す•興している人はグローバルに物を考えるきっかけになり得る良い本だと思う。 第二弾を期待して、今度は建設的な意見を聞きたい。
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あけましておめでとうございます。 大前研一さんと柳井正さんの対談本。 2010年の10月初版で、確か2010年の大晦日にも読んでた事を思い出して、2011年も再読。 対談形式に文章は進んでいるけど、内容はお二人に違う表現で同じ事を言われるようなスタイルで進行していく。 ...
あけましておめでとうございます。 大前研一さんと柳井正さんの対談本。 2010年の10月初版で、確か2010年の大晦日にも読んでた事を思い出して、2011年も再読。 対談形式に文章は進んでいるけど、内容はお二人に違う表現で同じ事を言われるようなスタイルで進行していく。 「現状分析」絶望的状況なのに能天気な日本人 「政治家と官僚の罪」だれがこの国をダメにしたのか 「企業と個人の失敗」変化を嫌う若者だらけの国を日本病と呼ぶ 「ビジネスマンの稼ぐ力」理想の仕事探しよりも、自力で食える人間になれ 「企業の稼ぐ力」21世紀のビジネスにホームもアウェーもない 「国家の稼ぐ力」日本再生のための経営改革案を提示する 当然過ぎるかもしれませんが、理論的整合性や情報量もさることながら、覚悟感やシャープさが凄まじいお二人。 以前も書きましたが、説教されたい時にはこの二人の著作をよむ癖がある僕にとっては、 生活指導の先生とお寺の和尚さんのダブル説教です。 2010年の反省は、読んだ本のレビューを書く事くらいしか出来ませんでした。 2012年はがんばります。
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昨年の10月出版であったが、今を語っている。いつもだが、柳井さんと大前さんには、めちゃ元気とやる気を頂ける。「挑戦」を忘れている日本人、いや各々が口先だけで話している。気が行動であり、守る事は衰退である。
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読んでいてあまり対談っぽくは感じられなかったけれど、財政や教育など日本が抱える課題に対して2人が感じる危機感や、もっと世界に目を向けよという姿勢などは共感できるものだった。
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