本日は、お日柄もよく の商品レビュー
幼馴染の結婚式の眠気を誘うスピーチでスープに顔ダイブの「こと葉ちゃんが主人公。そこで[言葉の師匠」に出会う。 イマドキのOLが自分の仕事に目覚めていく様子は読んでいて楽しい。原田マハさんの「正しいもの」を見つめる目はいつも力強い。 スピーチの原則、しっかり受け止めたつもり。
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「スピーチライター」という職業が本当にあるのかどうか知らないけれど、あるんだろうな。言葉の魔術師、かっこいー。
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これは小説の中に出てくる名スピーチに共感できるかどうかで面白さがある程度決まってしまうと思う。 話の流れは面白いし、どんどん読み進めてしまうけど、 結局スピーチに入り込めず、ついでに広告代理店何するものぞ的に構えてしまい、 いまいちな入り込みでした。
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ホントに原田マハさんの作品 好きだ。 ずっと好きだった幼馴染の結婚式でのスピーチに感動し スピーチに興味をもち 転職。 トントン秒しの展開 言葉の力はスゴイんだなぁと思わされた。
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+++ 二ノ宮こと葉は、製菓会社の総務部に勤める普通のOL。他人の結婚式に出るたびに、「人並みな幸せが、この先自分に訪れることがあるのだろうか」と、気が滅入る27歳だ。けれど、今日は気が滅入るどころの話じゃない。なんと、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴だった。と...
+++ 二ノ宮こと葉は、製菓会社の総務部に勤める普通のOL。他人の結婚式に出るたびに、「人並みな幸せが、この先自分に訪れることがあるのだろうか」と、気が滅入る27歳だ。けれど、今日は気が滅入るどころの話じゃない。なんと、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴だった。ところが、そこですばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが…。 +++ 感動的なスピーチや演説を聴いて、スピーチライターに想いを馳せる人が果たしてどれほどいるだろうか。結婚式や、会社の創立記念式典、はたまた選挙戦といった表舞台の事情を描きつつ、そんな縁の下の力持ち的な仕事師にスポットライトを当てた物語である。スピーチの組み立て方や言葉の選び方はもちろん、そこに至る心のありようがあたたかくしみじみと胸を打つ。いままさに参院選の選挙運動真っ只中。選挙カーや辻立ちでの語りをいままでとは違った目で耳で捉えられそうな一冊である。
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まさにつかみはオッケーな小説。 冒頭の結婚式でのスピーチに心をガシッとつかまれた感じだ。 結婚式で誰しもがお目にかかったことのある耐えられないほど退屈なスピーチと対極の感動的なスピーチ。 主人公の二ノ宮こと葉は、そのスピーチに魅入られて、そのスピーチをした女性、スピーチライタ...
まさにつかみはオッケーな小説。 冒頭の結婚式でのスピーチに心をガシッとつかまれた感じだ。 結婚式で誰しもがお目にかかったことのある耐えられないほど退屈なスピーチと対極の感動的なスピーチ。 主人公の二ノ宮こと葉は、そのスピーチに魅入られて、そのスピーチをした女性、スピーチライターの久遠久美に弟子入りすることになる。 前半の感動的なスピーチの数々は、さすが原田マハと言わざるを得ない秀逸なものばかり。 前半が感動的な反動か、後半、主人公が衆議院選挙にかかわるあたりから、なんだかモヤモヤ感が…。 つまりこれは、どうしても今の政治状況を考えながら読まざるを得ないためだろう。 この作品に登場する政治家の高潔さを目の当たりにすると、今の日本にこんな人達がいるのだろうかと暗澹たる気持ちになる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の心に響くスピーチ。 話す人の心、気持ち、想いをどのように伝えるか。 同じように思っていても伝え方によって大きく違う。 人の前で話すのは苦手だが、何を伝えたいか明確に。相手の心の動きも予想して話そう。 久美さんかっこいい‼
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本音と本気と本心は、 たとえ、どんな言葉を借りて 人前に現れた、としても、 必ずや、聞く人の心に届くモンだと思ってた。(てか、思ってる。) だから、 特別難しい言葉を使わなくたって、 比喩だの、 言い回しだの、 面倒な事、考えなくたって ただ 思ったままを、 見たままを、 ...
本音と本気と本心は、 たとえ、どんな言葉を借りて 人前に現れた、としても、 必ずや、聞く人の心に届くモンだと思ってた。(てか、思ってる。) だから、 特別難しい言葉を使わなくたって、 比喩だの、 言い回しだの、 面倒な事、考えなくたって ただ 思ったままを、 見たままを、 感じたままを、 ウソ、偽り無く、そのまま伝えられれば、装飾は必要ない。 シンプル・イズ・ベスト。 …が、私の「これまで」であった。 しかし、 「言葉のプロ」が放った、 魔法の様に人を惹き付けるスピーチに、 私は、ただただ息を呑み、我を忘れて聞き入ってしまった。 ここが「二次元」の世界である、なんて事など、すっかりどーでも良くなって。 主人公「こと葉」の思いが、この世界の全てであろう。 >言葉で人を熱し、心を動かしてみたい。 そんな思いを持つ人にはオススメの一冊。
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密かに幼馴染みの厚志に恋をしていたこと葉。そんな厚志の披露宴でスープ皿に顔をぶっこむ失態をしてしまった事から普通のOLだったこと葉の人生は大きく変わっていく…人としてどんどん成長していく姿だったり言葉の力の凄さだったりワクワクしながら頁をめくった1冊。 2015年1月3日再読①...
密かに幼馴染みの厚志に恋をしていたこと葉。そんな厚志の披露宴でスープ皿に顔をぶっこむ失態をしてしまった事から普通のOLだったこと葉の人生は大きく変わっていく…人としてどんどん成長していく姿だったり言葉の力の凄さだったりワクワクしながら頁をめくった1冊。 2015年1月3日再読① 旅屋おかえりを読んでいたら無性にこの本を読みたくなりさっそく図書館へ。素敵な言葉がいっぱい詰まっていて大好きな1冊。
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最近、原田マハさんばかり読んでいる気がする。ドキドキしながら読んだ。 言葉の力・・・話し下手な私は、いろいろ思いながら読んだ。
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