本日は、お日柄もよく の商品レビュー
スピーチライターを目指す女性の話。特別派手な展開があるわけではないが、何度も感動する。話の組み立て方が非常にうまい。作者の他の書籍も読んだがこれが一番と思う。
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言葉は、人生を変える。 ときとして、世の中さえも変える力を持つ。 『言葉の持つ力』 を改めて考えさせられました。 まちがいなく、今年の10冊、のひとつです。
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言葉の力か?発する言葉によっては確かにかなりの影響力を及ぼすだろう。本物の言葉と砂上の楼閣の言葉がある。本物でない奴が言葉を巧みに操れるというのが往々にしてある。このストーリーでは所謂いい人達によって素晴らしいメッセージを発信しいい結果をもたらした。同様な言葉を発信するとしても、...
言葉の力か?発する言葉によっては確かにかなりの影響力を及ぼすだろう。本物の言葉と砂上の楼閣の言葉がある。本物でない奴が言葉を巧みに操れるというのが往々にしてある。このストーリーでは所謂いい人達によって素晴らしいメッセージを発信しいい結果をもたらした。同様な言葉を発信するとしても、本物に勝るものは無いと言う事?
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伝説のスピーチライター 久遠久美子!! そして普通のOL、こと葉。 二人の出会いはこと葉の初恋の男性の披露宴。 そこで史上最高のスピーチを聞いたこと葉は、言葉、スピーチの世界にはまりこむ。 二人が紡ぎ出す魔法の言葉、心からの言葉、言葉の持つ力で世界を変えよう!! 何のとりえもないOLだったこと葉が「政権交代」をはらんだ選挙戦にスピーチライターとして尽力することに! 愛情あふれる言葉の物語。 言葉を大切にする人は心を大切にする人だと思いました。 言葉にならない心もそこにはありました。
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ご祝儀袋のまんまのデザインの表紙、開くと朱色の背表紙に大礼紙の中表紙。一見シンプルだけど、美術がご専門の原田マハさんらしく、すばらしく凝っている本です。 本日は「、」。 この「、」が喋くり業界では大重要で。言葉を相手にしっかり届ける為の区切りをやたらと付ける感覚。。そんな風に突っ込みながら読み始めました。結婚披露宴の乾杯前に長〜〜いスピーチで料理を冷ましてしまう人、まぁ、よくある光景です。そのスピーチに本気で寝こけてしまった主人公が、プロのスピーチにいたく感動するところから始まります。 それがキッカケでスピーチに興味を持ち、スピーチライターのプロへ転身していくこと葉。手ほどき受けながら、よきライバルを持ち、真っ直ぐにその世界へ入って行きます。同時に平凡なOLさんから、手に職を持ち、人を観察したり話しを聞いたりしながら人間的にも成長していきます。 政治云々は、どこかで聞いた政策で、読者が場合によっては気を悪くするんじゃないか・・・なんて余計な心配しながら、正直疎い私はちょとつまらないページもありました。 でも、後からジワジワ効かせてくるのが原田マハさんの本。エピローグは完敗でした(感涙)。マイクの前に立つ事が多い私ですが、客観的に勉強にもなりました。近々幼馴染の結婚式があります。またその披露宴も楽しみが増しました。
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最近はやりの、スピーチ。 TEDとか、楽しくて、プレゼンも人気。 ついにスピーチライターの小説が出て来たか、と 思った。 言葉の持つ強さ、その技術も含めて、素敵と思う。 それを小説にできちゃう、原田マハさんが好きなんだけど。 困難に向かい合った時、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を挙げている。三日後の君、歩き出している。 人の背中を押し、自分の背中も押し、 前に進みたい!
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結婚式のスピーチに感動したOLがスピーチライターになって選挙を戦う。 出てくるスピーチに涙が出そうでした。 出版されてすぐぐらいの時期に読んだら、もっと感情移入が出来たかも。
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『スピーチライター』をめぐる、わかりやすくておもしろいストーリー。 もうちょっと言葉を生みだす紆余曲折を読みたかった気もする。
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2013/09 ストーリーはイマイチでありえないですが、スピーチはすごい。さっそく結婚式のスピーチで使おうと思います。
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おめでたい席のスピーチにまつわる話かな、と思わせて…。(#^.^#) スピーチライターという仕事に、自民党から民主党に政権交代した時のあれこれを絡ませて、うん、その後を知っているからこそ面白い話でした。. 平凡なOLがひょんなことからステップアップ、という話はよくあるものだ...
おめでたい席のスピーチにまつわる話かな、と思わせて…。(#^.^#) スピーチライターという仕事に、自民党から民主党に政権交代した時のあれこれを絡ませて、うん、その後を知っているからこそ面白い話でした。. 平凡なOLがひょんなことからステップアップ、という話はよくあるものだけど、 そして、それに無理がある場合も多いのだけど (なんでその人なの? 物語の主人公だからって贔屓しすぎじゃない?なんてね。) う~~ん、ギリギリオッケー?という展開かな。 ただ、スピーチライターという仕事の面白さ、 また、自民党が政権を失った時から数年経ち、今年の夏の参院選の民主党惨敗なんてものを踏まえて読むと、今だからぴんとくる話もあったりして、いい時に読んだ(#^.^#)と思います。 主人公・こと葉は製菓会社のOL。 幼馴染みの今川厚志の結婚披露宴で、なんともまぁ~~の感動的なスピーチをする女性に出会い、実は彼女が“スピーチライター”というスピーチ原稿のプロであることを知る。 スピーチのコツ、といったハウツーものみたいな豆知識も押しつけがましさがなくて意外と面白かったし、 それ以上に、披露宴だけではなく、会社の会議や選挙活動など、多くの場面で重要な役割を担うスピーチ、そのものの描写がとてもよかったです。 厚志は実は民主党(を思わせる政党)の大物の遺児で、その彼が選挙に出て、と後半は選挙色一色になるのだけど、二世議員というもの、また、自民党の政策の驕りや失敗など、あの当時の日本というものがよく見えてきて、また、そんな中、国民に支持されて政権をとった民主党がその後どんな政治を行ったか、なんてことまで考えると、う~~~ん???とも。 それにしても、マハさんという人、急に化けた!と思ってましたが、「楽園のカンヴァス」で機は満ちた!来たるべき時だった!ということだった(#^.^#) んですね、きっと。
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