本日は、お日柄もよく の商品レビュー
結婚スピーチに関する本だと思い読んだら、後半政治の話になって、びっくりした。 やはり、はじめの久遠師匠のスピーチが良かった。最後まで読んだあと、もう一度読み返した。 私は人前で話すのがとても苦手なので、スピーチの心得は覚えておきたい。
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スピーチは、世界を変える。 二ノ宮こと葉(にのみやことは)は、幼なじみの結婚披露宴に出席していた。冷めるスープ、長いスピーチ、抑えきれない眠気。退屈な披露宴だった。 ところが、眠気も吹き飛ぶほどの衝撃的な体験をする。感動して涙まで流してしまうほどの。それは、伝説のスピーチライ...
スピーチは、世界を変える。 二ノ宮こと葉(にのみやことは)は、幼なじみの結婚披露宴に出席していた。冷めるスープ、長いスピーチ、抑えきれない眠気。退屈な披露宴だった。 ところが、眠気も吹き飛ぶほどの衝撃的な体験をする。感動して涙まで流してしまうほどの。それは、伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。 こと葉は、同僚の千華に結婚式の祝辞を頼まれていた。そのスピーチの原稿作りを、どうしても久美に依頼したいと思い、会いに行く。 この初めてのスピーチをきっかけに、こと葉の人生が劇的に変わり始める、、、 「言葉の力を、 あなたも信じてみたらどう?」 こと葉の初めてのスピーチに感動した。実際にスピーチを聞いているような感覚になって涙目になってしまってくらい。スピーチライターって凄い職業だと本気で思った。人の心理をつく、綿密に計算された原稿、喋り方、とても参考になる。むずかしいけど。 スピーチの極意 十箇条 十、最後まで決して泣かないこと。 これが一番むずかしい。 原田マハさんの作品は二冊目だけど、二冊とも最高に面白い。初めて聞くスピーチライターという職業。知らなかった世界を体験させてくれる。さらに、対決の構図をつくるのが上手い。敵なのに、時には味方になったり。予想もつかない展開になったり。 物語の後半、こと葉は思ってもみなかった世界に足を踏み入れて行く。日本の将来を左右する場面に、舞台の裏方に。終盤に、久美がこと葉に言った言葉が感動的だった。その言葉の背景にまた感動。勇気をもらえた。 泣けた。何回泣くんだ。 こと葉は「ことば」 終わり方もいい。 いい本でした。
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第4回ビブリオバトル全国大会inいこま準決勝Bで紹介された本です。チャンプ本。グランドチャンプ本! 2019.3.9
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友達の結婚式とかに出席するようになったら参考にしたい、素敵なスピーチがたくさん! あとは興味なかった政治に興味わいた。 本読むって人生の幅広がるなあ
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結婚式に参列して、スピーチの面白くなさが眠気を誘う。 ありそうありそう。 でも良いスピーチを聞くと、身が引き締まるというか、私も頑張ろうと思える。 人の心に残る言葉を操れるようになりたいものです。
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スピーチで感動する、実際にはなかなか経験できないけれど、ここには心を打つスピーチだらけ。 幼なじみの結婚式で、素晴らしいスピーチに衝撃を受けた普通のOLが、スピーチライターになり奮闘する話。 題名からだと結婚式関連だけかと思いきや、政治にまで発展。 今までは党首討論だとか国会中継...
スピーチで感動する、実際にはなかなか経験できないけれど、ここには心を打つスピーチだらけ。 幼なじみの結婚式で、素晴らしいスピーチに衝撃を受けた普通のOLが、スピーチライターになり奮闘する話。 題名からだと結婚式関連だけかと思いきや、政治にまで発展。 今までは党首討論だとか国会中継だとか、そう言った議会のやりとりは全くもってつまらないと思っていたが、裏事情を考えながら見ると面白いのかもしれない。 そもそもとして、今の政治家はこの作品を読むべきだと思う。 ひとりでも多くの聴衆の耳に入って初めてスピーチになり、ひとりでも多くの心をとらえてこそスピーチは完結する。
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著者、原田マハさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )は、日本の小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。東京都小平市生まれ。小学6年生から高...
著者、原田マハさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )は、日本の小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。東京都小平市生まれ。小学6年生から高校卒業まで岡山県岡山市育ち。岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校、山陽女子高等学校、関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立。 ---引用終了 キュレーターとのことですが、そのキュレーターを知らないので、ウィキペディアを見ると、 ---引用終了 キュレーター(英語: curator)とは、博物館(美術館含む)、図書館、公文書館のような資料蓄積型文化施設(ミュージアム)において、施設の収集する資料に関する鑑定や研究を行い、学術的専門知識をもって業務の管理監督を行う専門管理職。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 OLが選挙のスピーチライターに!? 言葉のもつ限りない可能性をハートフ ルに描いた青春小説。スピーチの極意もお教えします! お気楽なOL・二ノ宮こと葉は、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の 結婚披露宴で、すばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のス ピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入 りし……。 ---引用終了 それから、本作は、「本とも」2008年11月号~2010年6月号に連載された作品、とのこと。 ここに出てきた「本とも」ですが、これは、「徳間書店が発行していた文芸誌、書誌PR誌。2007年創刊。2011年で休刊。」
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何も取り柄のなかったOLが偶然が重なり、スピーチライターに成長していく話。衆議院議員に立候補した幼馴染みのスピーチライターを担当し、彼の初当選と初の政権交代を成し遂げるのに重要な役割を担う。 浜田マハ先生は絵画物語りが多いイメージがあり、絵画以外で読むのは「奇跡の人」ぶりでし...
何も取り柄のなかったOLが偶然が重なり、スピーチライターに成長していく話。衆議院議員に立候補した幼馴染みのスピーチライターを担当し、彼の初当選と初の政権交代を成し遂げるのに重要な役割を担う。 浜田マハ先生は絵画物語りが多いイメージがあり、絵画以外で読むのは「奇跡の人」ぶりでした。絵画の知識が豊富で気がついていなかったけど、凄く温かみのある、グッとくる表現が多いなと感じました。もちろん、スピーチライターの話だから余計にその様に感じるのかもしれないけど、何度も目頭が熱くなってしまった。とても読み応えのある物語りでした。
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スピーチライターという珍しいお仕事に焦点をあてた物語。でも決してお仕事小説ではなく、言葉の持つ限りない可能性がテーマなのかな。 言葉の力を感じることができる、覚えておきたい名フレーズがたくさんありました。 披露宴会場、選挙演説会場、様々な場でのスピーチシーンがまるで目の前で行わ...
スピーチライターという珍しいお仕事に焦点をあてた物語。でも決してお仕事小説ではなく、言葉の持つ限りない可能性がテーマなのかな。 言葉の力を感じることができる、覚えておきたい名フレーズがたくさんありました。 披露宴会場、選挙演説会場、様々な場でのスピーチシーンがまるで目の前で行われているかのように臨場感を持って描かれ、感情が動かされました。後半は選挙色が強く、強引に話が進んでいく感じが否めないですが、言葉の力で人の心を動かす魔法に憧れながら、気持ちよく読了しました。 オバマ前大統領のスピーチを聞いてみたくなりました。
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冒頭からスピーチに感動した。 話が進むにつれてこと葉や登場人物がどんどん魅力的になっていて後半は泣きっぱなしで読んでいた。感動というよりとにかく心に響く作品。
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