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テンペスト(第1巻) の商品レビュー

3.8

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2011/02/05

氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」を彷彿とさせる設定。 沖縄に科挙の制度があったということを初めて知った。 中国、日本、西欧の列強の中で主権を保とうとする琉球の難しさ。 大河だわ~~~~。 私は断然、朝薫派なんだけど、真鶴はそうじゃないのねぇ。。。

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2011/02/02

今は無き琉球王国。往事の面影を再現した首里城に思いを巡らせ、行われていた政治・行政・祈祷の数々。 宦官として天才官吏となった寧温は、その後どのように生き抜くのか…。 続きが楽しみ。

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2011/01/30

第二尚氏の琉球王朝末期が舞台の話。絶大な知性と美貌を持った少女が、宦官と偽り役人として宮中に上がり、激動の時代の中、アップダウンの激しい人生を歩みます。 何でもやけに美を強調されるところとか、「それはないだろう」というくらい話がコロコロ展開してゆくところが、最初どうかと思ってい...

第二尚氏の琉球王朝末期が舞台の話。絶大な知性と美貌を持った少女が、宦官と偽り役人として宮中に上がり、激動の時代の中、アップダウンの激しい人生を歩みます。 何でもやけに美を強調されるところとか、「それはないだろう」というくらい話がコロコロ展開してゆくところが、最初どうかと思っていたけれど、慣れるとそれはそれで面白いです。どんな流れであっても、クスっと笑える部分があったり。最後の方まで何かと主人公を邪魔していた聞得大君が憎めないキャラだったなぁ…

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2011/01/30

すでにハードで読了してるのでサクサクとページが進む中、細かい描写に改めて感動。話は19世紀の琉球王朝、一人の少女の波瀾万丈な人生の物語。1巻は、浅田次郎の蒼穹の昴を読んでれば、スムーズにページが進む。昔、琉球王朝という、こんなにも知的で美しい国があった事を味わいながら楽しめる物語...

すでにハードで読了してるのでサクサクとページが進む中、細かい描写に改めて感動。話は19世紀の琉球王朝、一人の少女の波瀾万丈な人生の物語。1巻は、浅田次郎の蒼穹の昴を読んでれば、スムーズにページが進む。昔、琉球王朝という、こんなにも知的で美しい国があった事を味わいながら楽しめる物語。 すでに2巻目突入(^^)

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2011/04/23

全四巻。 無理のある設定だなと思ったが、何だかんだ一気に読んでしまった。 途中から官能小説っぽくなってしまったのが正直興醒め。 一巻の上り詰めていく過程が一番楽しめた。 琉球を題材にした小説は初めて読んだので、文化や制度は楽しく読めた。

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2011/01/28

これぞエンターテイメントの極致《赤松正雄の読書録ブログ》  小説の面白さを縦横無尽に味合わせてくれ、同時に沖縄の心が分かる凄い本だと心底から感じいった。池上永一『テンペスト』である。既に出版されてから大分日がたっているのに、今まで気がつかなかった。佐藤優氏の『功利主義者の読書術...

これぞエンターテイメントの極致《赤松正雄の読書録ブログ》  小説の面白さを縦横無尽に味合わせてくれ、同時に沖縄の心が分かる凄い本だと心底から感じいった。池上永一『テンペスト』である。既に出版されてから大分日がたっているのに、今まで気がつかなかった。佐藤優氏の『功利主義者の読書術』のなかで、「沖縄問題を知るための参考書」として高良倉吉『琉球王国』とともに挙げてあったので、読んだしだい(硬軟両翼から「沖縄」を攻めるのにもってこいの両作品だが、後者は別の機会に紹介したい)。  琉球王朝の後継者の血を受け継ぐ絶世の美女が、最高の知恵と判断力を持つ宦官に変身する奇想天外な発想。文字通りの一人二役、ハラハラどきどきの手に汗握るドラマ展開に興奮すること幾度か。ジェットコースターもどきの波乱万丈、起伏に富んだ筋立てにはほとほと感心する。読み進めながら、なぜ今までこうした琉球王朝にまつわる小説を目にしなかったのか、との素朴な疑問を持つ。池上さんの想像力の逞しさにただただ敬服するしかない。  清朝と日本(薩摩藩)のはざまで小国・琉球が生き残りをかけて戦う姿はなかなかにいとおしい。これはすなわち、中国と米国のはざまで漂う今の日本の立場に酷似していて身につまされて余りある。隠し味としてのユーモアや艶っぽさも好ましい。尤も欠陥がないわけではない。主人公の子どもが登場する最後半部(文庫での第4巻冬虹)にいたってはいささか冗長に過ぎないか。もう少し手短な運びにした方が読者は喜ぶのに、との思いも否めない。  この物語、二月に舞台化される(ついで映画化も)という。琉球を舞台にした目まぐるしいストーリー展開をどう具体化するのか、今から楽しみに待たれる。

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2011/01/25

候文のの目で見る美しさがあると思う。 どろどろな人間関係に注目するのではなく、孫寧温の純粋な美しい心に注目して同じ目線で読むと楽しめるのでは。

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2011/01/25

単行本上巻で挫折したので文庫本でリベンジ。 が、今回は4冊出費して読み終えたものの、 お気に召さず。良くも悪くもライトノベル。 この題材なら私は本格派で読みたかった。

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2011/01/17

設定は「蒼穹の昴」に似てるなって思ったけど、もっと軽くて少し昼ドラみたいな感じを受けました。思ってたのと違ったなぁ。あまり引き込まれなくて・・・これから面白くなるのかなぁ。

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2011/01/11

琉球王国を舞台にした小説は初めて読んだのですが、こんなに華やかな国だったのか!と一気にひきこまれました。山あり谷ありの展開はエンターティメン小説としても優れています。ただ底の浅い娯楽小説で終わらずに、琉球王国の入門版になっている点に注目です。今年はドラマ化もされるようですし、KN...

琉球王国を舞台にした小説は初めて読んだのですが、こんなに華やかな国だったのか!と一気にひきこまれました。山あり谷ありの展開はエンターティメン小説としても優れています。ただ底の浅い娯楽小説で終わらずに、琉球王国の入門版になっている点に注目です。今年はドラマ化もされるようですし、KNTテンペストツアーも行われるとのこと。楽しみです!

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