テンペスト(第1巻) の商品レビュー

池上永一【著】

2011/09/28

評判がよかったので文庫化と同時に購入、期待を込めて読んだんですが、展開がなんかご都合主義っぽく感じてしまう。まあ、まだ1巻だから、最終的な判断はこのあとにしても、そもそもの設定の少女が宦官としてつとめること、子どもなのにそんな状況判断ができるのかということに大いなる疑問があり、今一つ集中できない。

2010/12/27

最初「蒼穹の昴」に似ているとどなたかレビューでかかれていましたが、まさに、と私も当初思いました。
けれどもこちらはまた違う！近代化への対応やら何やらと色々ありますが、ここに土着信仰がプラスされて不思議な感じになっています。当たり前のように信じて、敬い恐れる信仰と列強。けれど全てがシリアスというわけではなく、どこかコミカルなところもあってところどころ笑わせてもらいました。
はじめ一冊を購入後、新幹線内で読んで帰りがけにケチんないで四冊買えばよかったよ、と帰りに駅ビルの本屋にて購入。
続きが読みたくなる、でも終わってほしくない！そんな本です！

2010/12/23

天才的な頭脳を持つ、美しい少女孫寧温は、宦官と偽って、琉球王国の宰相となる。
天才的な手腕で王宮で地位を確立しては失脚などの大波に飲まれる・・・。琉球王国版、「蒼穹の昴」か・・・と思って読んだらがっかりします。文章とか人物の心情とか流れが荒すぎる！！突っ込みどころ満載なのですが、こまかいことまったく気にしなかったら面白いので、漫画で読みたかったかも。

2010/12/09

ようやく読み終えた第一巻。
中だるみ期間が長かったが、久しぶりにページを開くと、丁度真ん中あたりから一気呵成に読み終えてしまった。
直ちに二巻にいくべきなのだが…。

2010/11/29

かなり面白い作品です。これを書いてるのは、全巻読了した後ですので、かえって何も書けませんが。
琉球という美しい国があったという事の意味を考えさせられました。

2010/11/19

昔の沖縄。琉球王国の話。
アニメ『シャングリ・ラ』が意外と面白かったのと、爆笑問題の太田氏がオススメしていたのもあって、ずっと気になっていた一冊。

独特の政治、文化、風習など、未知の世界観が面白くもあり、理解し難くもあり…。
最初は少し話に入りづらかったが、主人公に課せられた運命が非常に興味深く、気づけばぐいぐい話に惹き込まれていた。

男と女。
主人公は最後にどちらの幸せを掴むのだろう…？
いや、果たして『幸せ』自体を掴めるのだろうか？？？
続きが気になる！！

2010/11/17

とりかえばやや彩雲国物語っぽい、＋琉球なお話の気がしました。少女小説じゃないけど、それに近い？でもさくさく読めました。合間にある琉歌も最初はさらっと読んでましたが、読み進めるうちにまじまじと眺めたり。4巻が出る今月末が楽しみです。

作者は男性なのかな？女性っぽい書きっぷりのような気も。

2010/11/10

ハラハラドキドキ、そしてドロドロと何でもあり。
土台部分の初巻だからねーこの先どうなるか。
どうか空中分解はしませんように･･

2010/10/27

漢字やら難しい名前やらで、読むのに時間がかかった。
文章の色彩感が良い。読んで行くうちに引き込まれる本。

2010/10/15

政治家や経営者を目指している人にぜひ読んでもらいたい1冊です。
バクダンをいろいろかかえた展開にドキドキ！