ηなのに夢のよう の商品レビュー
ちょっと変わった形式のミステリーシリーズ。Gシリーズです。 このシリーズでは、ミステリーの解決を望んで読むことはおすすめしません。 S&Mシリーズ→(四季シリーズ→)Vシリーズを読んでからをおすすめしますので、いきなりの森作品には不向き。 だが森ファンには美味しい一冊。 何故なら...
ちょっと変わった形式のミステリーシリーズ。Gシリーズです。 このシリーズでは、ミステリーの解決を望んで読むことはおすすめしません。 S&Mシリーズ→(四季シリーズ→)Vシリーズを読んでからをおすすめしますので、いきなりの森作品には不向き。 だが森ファンには美味しい一冊。 何故なら犀川先生・萌絵ちゃん・紅子さん・海月くんが、遺憾なく存在を発揮してくれるから。ついでに四季博士も。 ミステリーらしくない終わり方だと言われるかもしれないが、Gシリーズ(もしくは那古野シリーズ)という大きなミステリーで括ると、腑に落ちる。 新たな展開への布石となる物語である。
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うーん、このシリーズどこに行こうとしているのか改めて疑問に思ったり。 金子くんに変なことが起きませんように。 トーマのくだりは切なかった・・・。
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ついについに佳境にはいってきたのかな。Gシリーズなのにー 全シリーズの主要メンバあつまってきた!! シリーズのギリシャ文字は何を表してるんやろう 最後に あっといわせてほしいなー♪
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Gシリーズ6作目。S&M、V、四季を勘定に入れると30冊目。 購入時には、もはや惰性で読んでいる気もしていましたが、読み終える頃には早く次が読みたいという気持ちになってしまいました。 今回はついに事件のトリックすら明かされないというミステリーにはあるまじき結果に!どちらかという...
Gシリーズ6作目。S&M、V、四季を勘定に入れると30冊目。 購入時には、もはや惰性で読んでいる気もしていましたが、読み終える頃には早く次が読みたいという気持ちになってしまいました。 今回はついに事件のトリックすら明かされないというミステリーにはあるまじき結果に!どちらかというとシリーズものとしての色が強く出ており、物語は大きく動こうとしている、という印象を受けました。 事件に重点は置かれていませんが、登場人物の物事に対する考え方は相変わらず読んでいて面白いし参考になります。
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シリーズが終わりに向けて動き出す。これまでの登場人物が多数登場し、環境の変化も起こりだします。 今作はミステリというよりも、シリーズ物としての色彩のほうが強いと感じました。 シリーズを知っている方には楽しめる、そうでない方にはいまいちと感じるかもしれないです。それでもある程度は...
シリーズが終わりに向けて動き出す。これまでの登場人物が多数登場し、環境の変化も起こりだします。 今作はミステリというよりも、シリーズ物としての色彩のほうが強いと感じました。 シリーズを知っている方には楽しめる、そうでない方にはいまいちと感じるかもしれないです。それでもある程度は考えさせられますし、楽しめると思うのですが。 S&M、V、四季、Gシリーズなどの面白さは、登場人物の物事に対する考え方だと思います。ある意味ではドライですが、本質を鋭く突いていると思います。 もし読み始める方は、一作目から順番に読み出すとさらに楽しめると思います。
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『生まれるときだって、生まれた者には理由がない。生まれる動機がない。』 Gシリーズの第6作目。短期的、あるいは長期的なストーリーの転機として、非常に大きな出来事が起こる。長らく宙を漂っていた問題を解決される。その導入として、テーマに緩急を付けるために、ミステリーという形をとって...
『生まれるときだって、生まれた者には理由がない。生まれる動機がない。』 Gシリーズの第6作目。短期的、あるいは長期的なストーリーの転機として、非常に大きな出来事が起こる。長らく宙を漂っていた問題を解決される。その導入として、テーマに緩急を付けるために、ミステリーという形をとっている。つまり、理由がないことを立証するためという理由の下に綴られているわけだ。それにしても、この落とし所は卑怯だと思う。涙を抑えることができるはずがない。ソフト的な問題解決を表現するハードを、まさかこう持ってくるとは。。 それ以外にも、懐かしの面々の登場がやはり嬉しい。そして、付け髭の人の正体に薄々わかってきた気がする。
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懐かしい人物がたくさん出てきたというか、クライマックスへ向けて走り始めたというか。 シリーズの中盤はいつもこういう展開だけど、今回は特に大きい転機になっているきがする。 シリーズを通して一作、という感じなので、早く続き読みたいなぁ 文庫化を待たずにノベルス版を買えばいい話なんだけ...
懐かしい人物がたくさん出てきたというか、クライマックスへ向けて走り始めたというか。 シリーズの中盤はいつもこういう展開だけど、今回は特に大きい転機になっているきがする。 シリーズを通して一作、という感じなので、早く続き読みたいなぁ 文庫化を待たずにノベルス版を買えばいい話なんだけどね
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ミステリではあるが、探偵役が存在しない。それどころか、ほとんど事件の謎について触れられていない。この本がミステリとして成り立っているのかどうかは、ミステリに詳しくないため分からない。ただ、個人的にはこういう、可能性を述べるしかない単純明快な事件は好きだ。「自称ミステリ読み」にとっ...
ミステリではあるが、探偵役が存在しない。それどころか、ほとんど事件の謎について触れられていない。この本がミステリとして成り立っているのかどうかは、ミステリに詳しくないため分からない。ただ、個人的にはこういう、可能性を述べるしかない単純明快な事件は好きだ。「自称ミステリ読み」にとっては許せないような作品なのかもしれないが。
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Gシリーズ6作目(あるいはシリーズ30作目)にして大きな転換期。西之萌絵は飛行機事故の真相と向き合い、瀬在丸紅子は真賀田研究所を訪れる。過去の登場人物も多数再登場。とにかく熱い。 ただ、これだけ続くと誰が誰だか分からなくなってくるなあ(偽名も多いし)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2017/1/16〜1/18 6ヶ月ぶりの森作品は、6年ものの積読本でGシリーズ6作目と6に縁のあるものとなった。θ事件を彷彿させる「ηなのに夢のよう」というメッセージを残す連続自殺が発生するが、事件そのものの解決はない。そういう意味では、なんとも消化不良な作品であるが、それよりも、萌絵の両親の事故の真相やら、萌絵の身に起こる一大転機が気になる。どのような展開になるのか、7作目が楽しみ。(いつ読めるやら?)
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