ηなのに夢のよう の商品レビュー
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とうとう来ましたね、30冊近く読んでやっと来ました。とんでも伏線回収。 もう連続首吊り自殺とか正直どうでもいいから置いとく。萌絵の両親が亡くなった飛行機事故は仕組まれたものだったのか、真賀田四季はどこにいるのか、彼女は何を成し得ようとしているのか。 紅子さんは一目で真賀田研究所が核シェルターの構造と見破ったけど、犀川先生も同じ印象を持っていたのか、それとも紅子さんのほうが真賀田四季を理解しているのか。。 あとがきでも書いてあったけどこのシリーズに置いてやっぱり探偵は海月くんじゃないんだね。わっくわくします
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G6 自殺(?)たちの真相は明らかにならないのだけど、久々の金子くん登場で昔の飛行機事故がただの事故じゃないのかもしれないことや真賀田四季に近づく予感がじわじわする、大きな動きがあったような。 たくさんにもやっとするけど、ぐんと考えることが多くて、展開もあり、キャラのことを考えることもあり。他の作品よりいらっとせずに楽しめた。何も解決してないけど。 トーマのところじわりとしてしまった。 ありがとうって思える別れ、大事。
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事件が起こる。それを探偵が調査し解決する。ミステリのパターンとは違う展開が本書のような気がした。謎は全て明らかにされてない。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニット。ミステリでありながらアンチミステリでもある。
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萌絵ちゃんは着実に何かを取り払ったり得たりして進んでいってるのに私といえば、、みたいな無意味な感情移入をしてしまうくらい今回は割と萌絵ちゃん回だった気がする、よかったです。 η〜に関しては謎多きままだけど登場するキャラクターの面々が豪華なこと…それだけで満足です…
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浪人時代に現実逃避のためだけに読んでしまっていて、内容を忘れていたため再読。 萌絵の飛行機事故への感情やらぶちゃんと金子くんの関係の変化、保呂草さん、瀬在丸さんの登場など色々と詰まっていて、何シリーズか忘れそうになる。事件に関しては結局犯人が誰か、そもそも犯人なんているのか、もちろん動機が何だったのかも説明されずに終わる。Gシリーズでは集団自殺が連続で起こっていて、色々な人物の死に対する考え方が語られる。 何を考えようと、結局生きているものは死んでしまう。考えることに意味なんてないと思うし、他人に共感はできても自分の考えを変えることはなかなかできないと思うけど、それでも人が何を考えているか知りたいと思う。やっぱり森博嗣先生の作品はとても魅力的で、他の作家さんを読んでもまた戻ってきてしまうなと思った。
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まったくシリーズ読まずに突入してしまいチンプンカンプンな所もありながらも、s&mシリーズ、四季シリーズの知識を総動員して読了! 萌絵ちゃんの成長をひしひしと感じながら、推しのラブちゃんと金子くんを堪能した
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220325*読了 今回は事件そのものよりも、萌絵ちゃんにフォーカスしてしまう内容でした。 両親が巻き込まれてしまった飛行機事故に、まさかそんな意図があったなんて…。恐ろしすぎる。 真賀田四季のことは誰も、一生、理解できないでしょう。 最後のシーンには、じーんときた。 トーマとの別れ…。そうよね、長年、萌絵ちゃんのそばにいてくれたんだもんね。お疲れ様でした。 そして、萌絵ちゃんが東京に行ってしまう! 犀川先生と遠距離恋愛か…。こんなに浮気の心配がない二人もなかなかない。 愛ちゃんも結婚するしね。みんな歳を取っていくのだなぁ。 事件自体は、結局謎の連続自殺。もう謎だらけ。 どうやって高い木に登ったのかもわからないし、浮島での自殺もどうしたのわからないし。 そういう謎が回収されないまま、放置されるというのが森博嗣さんらしいな。
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地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているの...
地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか――? S&Mシリーズからのファンとしては、ただただ震える。
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特異な場所での首吊り自殺が相次ぎ、死体の近くに「η(イータ)なのに夢のよう」の言葉が残っていた。一方、西之園萌絵は両親の命を奪った10年前の飛行機事故の真相に近づいていく。Gシリーズ第6作。 本作を読むと、Gシリーズ全体の流れが大きく動いていくのを予感します。
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