悪の教典(下) の商品レビュー
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怖いというより面白かった。 一気読みしないと止まらない感じでした。 あくまでも小説だから言えるけど、あそこまで暴走されたら最後まで逃げ切って、のうのうと今後も生きていく、救いのない展開も見てみたかったな~。 映画、観たくなりました。
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一気に読み終えました。 読み終えた後の胸糞悪さはかなりのもの。 懺悔や後悔なんてまったくないサイコパス。しかし、自分の立場を守ろうとする保身ぶりは並の人以上。いや、人並というべきか。 逃げ惑う生徒たちは各々でサイコパスからの逃走、また、クラスメイト、友人を救おう助けようと動いてい...
一気に読み終えました。 読み終えた後の胸糞悪さはかなりのもの。 懺悔や後悔なんてまったくないサイコパス。しかし、自分の立場を守ろうとする保身ぶりは並の人以上。いや、人並というべきか。 逃げ惑う生徒たちは各々でサイコパスからの逃走、また、クラスメイト、友人を救おう助けようと動いていきます。 黒い家は怖かったけれど、こっちは怖さより嫌悪感が比重を占めていました。サイコパスとしては同じでもまた少し違うタイプの話。
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前から気になっていて、ついに読みました。上下巻とも一気に読み終わってしまった…最後はバトルロワイヤルのような流れ。 マンガ【デスノート】の主人公の夜神ライトを思い出すようだった。 ここまで残虐だと現実味を帯びないけど、妙にリアルな部分があったと思います。 映画化も気になります。
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上巻から4か月たって、やっと下巻を読みましたが、強烈な内容だったのでしっかり覚えていました。 最終的にはバトロワチックに。二人の生徒が助かること、また助かる方法もすぐわかったし、正直ふーん、と。これは全然読者をびっくりさせようっていう意図がなかったくだりなんでしょうか。でもAED...
上巻から4か月たって、やっと下巻を読みましたが、強烈な内容だったのでしっかり覚えていました。 最終的にはバトロワチックに。二人の生徒が助かること、また助かる方法もすぐわかったし、正直ふーん、と。これは全然読者をびっくりさせようっていう意図がなかったくだりなんでしょうか。でもAEDはしらなかった。 おそろしい悪知恵のはたらく人でした。
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なんというか、末恐ろしい。 「黒い家」を読んだときにも思ったのだけど、貴志祐介の作品は、出来事が怖いんじゃなくて、人物が恐ろしい。 一気に読める面白さはあったんだけど、夜寝る前だったために、恐ろしい夢を見る破目になってしまった。
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下巻も一気に読んだ。すごい勢いで自分の生徒を殺していく。バトルロワイアルをおもいだした。終わり方も怖かった。
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ホラーは苦手です。それでも貴志作品は読んでみたくなるのですが・・やはり作品の質と好みは別。途中で何度も手が止まりました。「バトルロワイヤル」と某ゲームをミックスした内容かな。残虐性は間違いなく反社会的ホラー、映画化反対(笑) ラストで見せた主人公のしぶとさは背筋が凍り、光市やオウ...
ホラーは苦手です。それでも貴志作品は読んでみたくなるのですが・・やはり作品の質と好みは別。途中で何度も手が止まりました。「バトルロワイヤル」と某ゲームをミックスした内容かな。残虐性は間違いなく反社会的ホラー、映画化反対(笑) ラストで見せた主人公のしぶとさは背筋が凍り、光市やオウム裁判なども参考にしている。しかしまぁ・・やり(殺り)過ぎでしょう^^;
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うわぁ…うわー!!!と何度も心中で叫び声を上げながら読みました。 なにこれすごい怖い。 最近銃に対して舐めた態度でしたが、改めて怖さを痛感しました。 上巻からなんとなく、最後はきっと怜花たちが蓮見を倒すなり追い詰めるんだろーなー。と思っていたのですが、あの終わりは鳥肌がぞわっと立...
うわぁ…うわー!!!と何度も心中で叫び声を上げながら読みました。 なにこれすごい怖い。 最近銃に対して舐めた態度でしたが、改めて怖さを痛感しました。 上巻からなんとなく、最後はきっと怜花たちが蓮見を倒すなり追い詰めるんだろーなー。と思っていたのですが、あの終わりは鳥肌がぞわっと立ちました。
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サイコパスが教員となったら。 感情の理解機能が壊れているサイコパスは、他人の痛みが理解できないため、自身の利益のために、如何なる非常な手段もいとわない。下巻はバトルロワイヤルの様相を呈しています。いくらか強引な展開とも感じなくはないですが、僕は気になりませんでした。性善説でセキュリティが甘い世界(学校?)にサイコパスが入り込むとこういうことがあるのかもと思えました。
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事件と殺人は続き、ついには蓮実はひとつの失敗を前に、とてつもない決断を、あっけなく決めてしまう。木を隠すなら森の中。死体なら?…その本当にあっけない決断から、怒涛の殺戮が始まります。そこからは心理的にじわじわくるサイコホラー的な展開ではなく、バトルロワイヤルのような、スプラッタ(...
事件と殺人は続き、ついには蓮実はひとつの失敗を前に、とてつもない決断を、あっけなく決めてしまう。木を隠すなら森の中。死体なら?…その本当にあっけない決断から、怒涛の殺戮が始まります。そこからは心理的にじわじわくるサイコホラー的な展開ではなく、バトルロワイヤルのような、スプラッタ(といっても描写はそんなえぐくはありませんが)な展開になっていきます。怖さは薄れていった印象になったので、上巻のようなじわじわくる怖さが効いていた展開で続けてほしかったような気もしました。 それにしてもリーダビリティは抜群でした。イヤーな話なのに、やたらテンポが良くて読みやすかったです。映画は楽しみですが、やっぱりバトロワ似になりそうな悪寒…予感がします。
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