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予定日はジミー・ペイジ の商品レビュー

4.1

112件のお客様レビュー

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2013/08/15

うどちゃにおすすめ妊娠日記w 唐突な喜び。 でもただただ幸せってわけでもない。 心が体に追いつかない感じ。 自分だけで精一杯だったのに、さらに守らなくてはならない存在。 どうする自分。 いつか妊娠したときに再読したい。

Posted byブクログ

2013/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の方は号泣しまくりの自分に引いた。 現在、妊娠5ヶ月目なので、共感することが多かった。 考えたら泣いてしまうから、考えないようにしてたことが書いてあって泣いてしまった。 2人で見る最後の海とか、最後のクリスマスとか、最後の大晦日とか。 私は4月に妊娠が発覚すて、12月14日が予定日やから、最後のクリスマスも大晦日も何も意識せずに終わってしまった。 なんだか、もう2人じゃなくなるってゆーことが、嬉しいことのはずなのに、なんだか悲しくなってしまう。 最後のってゆーのが、生まれるから最後なのに、死んでしまうみたいに思える。 全く逆のことなのに(笑) なんか自分の感情がわけわからんくなる。 妊娠してからこの本を読んで本当に良かった。 きっと胎教にも良いに違いない。 妊娠してない時に読んだらまた違った思いを抱くのかな。

Posted byブクログ

2013/06/14

社会が望む、「理想の母親像」 その1.無条件に子どもを愛している。 その2.母性本能たっぷり。 その3.時には厳しく叱りながらも、大抵は褒めて、上手に子どもを育てられる。 その4.甘い歌声で子守唄を歌い、献身的に… …はーもう、ちゃんちゃらおかしいっす(笑)ってね。 改めてそう...

社会が望む、「理想の母親像」 その1.無条件に子どもを愛している。 その2.母性本能たっぷり。 その3.時には厳しく叱りながらも、大抵は褒めて、上手に子どもを育てられる。 その4.甘い歌声で子守唄を歌い、献身的に… …はーもう、ちゃんちゃらおかしいっす(笑)ってね。 改めてそう思いました。 いや、思えました、かな。 ** 大抵の女性は、「その時」まで、「一人で」生きています。 家族や旦那、恋人、友達はいるけど、でも 何を食べて、いつ寝て、どんなものを買って生きていくかは その本人の選択の連続。 その殆どが、「自分だけのため」のもの。 でも「その瞬間」からは、世界が一変する。 食べるものも睡眠時間も、着るものも買うものも お腹の中の「小さくて不安定なもの」を、何よりも一番に考えなければいけない…。 ぽんっとスイッチが切り替わるみたいに 母性本能が湧き出てくるものじゃないんですよね。 機械じゃないんですから。 母親である・ない以前に、その人は 一人の人間で、一人の生き物なんですから。 それこそ、何十年か前にはその「小さくて不安定なもの」、だったんですから。 でも、本作の主人公「マキちゃん」はそこに甘んじない。 「はい、今日から母親ですよ」と言われても、首を傾げる。 あれ?なんだか嬉しくないかもしれない。 母親らしく、ばんざい、ようこそ!って喜んであげられない。 なんだかごめんね、お腹のひと。 そう思いながらも、彼女はだんだんと「母」になっていく。 悩んで、落ち込んで、怒って泣いて、考えて。 あがったり、さがったりしながら、だんだんと「母親」になっていく。 煙草を吸いたい、お酒だって飲みたい。 可愛い服だって着たい。 旦那と身軽に、好きなところに行きたい。 その気持ちは変わらなくても、 母親としての自覚が少しずつ、すこうしずつ育っていく。 赤ちゃんと一緒に、大きくなっていく姿が くすぐったいような嬉しさを感じさせてくれた。 でも、この作品の何よりの魅力は やっぱり旦那さんのさんちゃんにあると思う。 彼の穏やかな人柄と、大きな器は本当に素敵。 彼も別に、「完璧な父親像」ではないんです。 泣き虫で、気弱で、のんびり楽天家。 頼りがいがあるか、って言ったら全然ないし マタニティハイみたいに、ベビー用品を買い漁っちゃうような人。 でも、本当は誰よりも強い。 柳のようにしなやかで、 不安定なマキちゃんが怒りや不安をぶつけても 受け止めて、時には流して、マキちゃんのそばにそっといる。 激しい喧嘩のシーンはないんだけど、 きっとそれはさんちゃんが「喧嘩にしないでいてくれた」から。 あぁ、いいなぁ。こんな旦那さん。 素直にそう思いました。 いつか、ほんの少しだけでいいから 三人になったこの家族のお話が読んでみたいな。

Posted byブクログ

2013/06/12

喜びの湧く唐突さとか、 だんだんだんだんだんだんにしか 心は体に追いつけない感じとか、 すごいリアルだなーと思って読んでいたのに、 角田さんは出産の経験なくこの作品を書いていたなんて! 作家さんて、やっぱりすごい。 そのリアリティは、 取材力なのかな。別の経験を置き換える構築...

喜びの湧く唐突さとか、 だんだんだんだんだんだんにしか 心は体に追いつけない感じとか、 すごいリアルだなーと思って読んでいたのに、 角田さんは出産の経験なくこの作品を書いていたなんて! 作家さんて、やっぱりすごい。 そのリアリティは、 取材力なのかな。別の経験を置き換える構築力なのかな。 かっこいいとさえ感じちゃう。 ところで、 「9月7日」が好きでした。

Posted byブクログ

2013/05/19

妊娠→出産までの日記のようなもの。 旦那さん素敵だなぁ。 お母さんは子どもを授かった時が「母」なのではなく、妊娠生活中に親になる準備をするんだなと改めて思った。 いつか妊娠したらまた読みたい。

Posted byブクログ

2013/05/14

妊婦なんて幸せふわふわ〜なんかじゃないっ!って思っていたあの頃を思い出し、わかるわぁそれわかるぅと胸のうちでつぶやきながら一気に読みました。 身体の変化に戸惑いながら、徐々に、徐々に、母になることの実感が増していく感じ。 妊娠出産経験なくてこれ書いた角田光代すごい。

Posted byブクログ

2013/05/14

泣いた。淡々と描かれる中にも、様々な感情が膨らんでくる妊娠生活をすごくリアルに表されていると思った。 やはり角田さんの描写はすごい。

Posted byブクログ

2013/04/07

妻が妊娠して読んだ。作家の実力を見た気がする。終盤の新聞小説を膨らませたものだが、その終盤の勢いに感情が揺さぶられた。

Posted byブクログ

2013/03/25

妊娠から出産するまでを日記風に描かれている だんだん母性が目覚めていく感じが前向きになれてよかった。

Posted byブクログ

2013/03/20

世の人々と同じく、角田光代のマタニティ日記かと勘違いして読んでいた。本名はマキなのか~とか思っていた…

Posted byブクログ