予定日はジミー・ペイジ の商品レビュー
妊娠を特に望んでなかった妻。 妊娠を知って、ものすごく喜んだ夫。 そんな夫をみて、予定日には、どんな有名人が生まれたのかを調べると ジミー・ペイジがいた。 ちょっと楽しみになってきたかも。。 母親教室、 プレママ教室。 合わなかったり、合ったり。 日々、大きくなるお腹。 日...
妊娠を特に望んでなかった妻。 妊娠を知って、ものすごく喜んだ夫。 そんな夫をみて、予定日には、どんな有名人が生まれたのかを調べると ジミー・ペイジがいた。 ちょっと楽しみになってきたかも。。 母親教室、 プレママ教室。 合わなかったり、合ったり。 日々、大きくなるお腹。 日記を夫と交換しあい、 そこに、作った料理なんかも、載ってる。 それが、なんとも角田光代さんらしく、 見るだけで、目の前に料理が広がるような想像力が生まれるような料理、材料。 ついに、予定日が近づく。。 生まれた日は。。。。 日に日に成長していく赤ちゃんとともに 「お母さん」への感情。 日常生活であって、日常ではない、そんな日々を綴った小説。 なんか、ステキだった。 特に、最後は、ちょっと感動。
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角田光代さん「予定日はジミー・ペイジ」読了!素晴らしい!限り無く五つに近い星四つ!「性交した。」から始まる、マタニティ小説。面白いなぁ‥すごいなぁ‥プロフェッショナルの作品です!
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角田作品らしい奔放な主人公ですが、今回ばかりは全体的に穏やかな展開。実体験に基づくものだと思っていたのですが作者自身は産んでいないのかあ。リアルに思えたので意外でした。もっとも自分だって産んだことないんですけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったー。 赤ちゃんができてから生まれるまでの妊婦さんの話。エッセイのような。そうだよね、計画妊娠じゃなかったら、急にお腹に別の生き物が入ってるのはびっくりだしどうしてよいのか分からないかも。だから十月十日かけてお腹で赤ちゃん育てて、自分もお母さんになる準備をして、やっと出てくるころには会いたくてたまらなくなるんだね。とてもリアルな心情で描かれてると思う。たまにクスっと、そして最後はホロリと。出産後の育児奮闘も続編で見てみたい。 ちょうどこないだ妊娠が分かった友達に教えてあげたい本。うん、旦那にも読ませたいかも。
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なんでも、準備万端、心構えもできている、なんてことはないのかもしれないなぁと思わせてくれた作品です。行動しながら考えて、乗り越えるのですね。
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自分がまさに今、こんな状況におかれていたので、すごく共感できました。 そうそう、そうなのよね… 嬉しい、めちゃくちゃ嬉しい!けどたまによぎるのは一抹の不安。 プレママにぜひ読んで欲しいです。
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久しぶりの角田さん。 初めての妊娠。 でも嬉しいと思えない。 妊娠を善とする周囲に反発を感じたり。 ちょっとずつ変わっていく気持ち。 章が日付になっているのも良かったし、 すごく読みやすかったです。
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読み終わった後、温かい気持ちになる本。角田さんの小説はあまり好きではないのだけど、これは読後感がとても良かった!
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いわゆるマタニティー小説。今までほとんど興味が持てなかった分野。それは、結局「新しい命の誕生ってスゴイ」で全てが良いことにされる印象があったので。/で、この本はというと。多少、そんなにうまく行くのかあ……?という箇所はあるものの、一人称でとても正直に書かれている印象。お腹の子供や...
いわゆるマタニティー小説。今までほとんど興味が持てなかった分野。それは、結局「新しい命の誕生ってスゴイ」で全てが良いことにされる印象があったので。/で、この本はというと。多少、そんなにうまく行くのかあ……?という箇所はあるものの、一人称でとても正直に書かれている印象。お腹の子供や昔の恋人、父、夫…色々な人に対する気持ちが良いほうにも悪いほうにも細かく変わっているのがよかった。「母親学級」への違和感なども好きな箇所。丁寧だけどさらっと読める文体。読後感が良い。絵が優しい感じで好き。 角田光代の他の作品はあまり印象に残っていないので、新刊が出ても特に気にしていなかったけど、この小説はよかった。 (2013.8)
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妊娠から出産の直前までの出来事や心情などを日記形式で書いてあり、とても読みやすい。妊婦さんってこういう気持ちになるのかなぁ、とか考えると自分にもいつかこんな時が来るのかな、という思いにかわってなんとなく妊娠が楽しみになった。 作者の角田さんは妊娠したからこの小説を書いたわけではな...
妊娠から出産の直前までの出来事や心情などを日記形式で書いてあり、とても読みやすい。妊婦さんってこういう気持ちになるのかなぁ、とか考えると自分にもいつかこんな時が来るのかな、という思いにかわってなんとなく妊娠が楽しみになった。 作者の角田さんは妊娠したからこの小説を書いたわけではないというからなんだか余計おもしろいなって思った。
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