予定日はジミー・ペイジ の商品レビュー
父親との確執をかかえた妊婦のはなし。 妊娠中に読みました。 わたしもマネして、自分の出産予定日を検索してみた。 だいすきなミュージシャンと同じ誕生日でした。 テンションがあがった。 (結局、予定日通りではなかったけど) 妊娠中って、こうやって、些細なことにも意味を持たせたり、...
父親との確執をかかえた妊婦のはなし。 妊娠中に読みました。 わたしもマネして、自分の出産予定日を検索してみた。 だいすきなミュージシャンと同じ誕生日でした。 テンションがあがった。 (結局、予定日通りではなかったけど) 妊娠中って、こうやって、些細なことにも意味を持たせたり、 特別な設定をしてみたり・・・ということが日常だった気がする。 この小説を発表したあと、角田さん出産おめでとうと方々から言われたそうです(あとがきより。実際、著者は出産していません。)。 そう思ってしまうくらい、この本は、妊婦さんのじんわり暖かい気持ちが書かれているのです。
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2016.9読了。 共感する。とにかく共感する。 角田光代さんって本当にすごい。 わかる!って思う部分が沢山。 切ない部分もあるけれど、必ず温かい気持ちにもさせてくれる。 本当に素敵な作家さん。
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はじめての妊娠を喜べない妊婦の10ヶ月の物語。 喜べない自分、完璧でない自分を責めてしまう気持ち、とまどい、すごくよく分かる気がした。旦那さんがすごく優しくてほほえましい。何気ない日常や、食べ物描写がすごく上手で角田さんの描く物語やっぱり好きだなと再実感した!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
んー、なんか好きになれない感じがしたけど読み終わったら面白かった。 「あー、こうゆう考え方もあるんだな」と、妊娠=喜ばしいこととは限らないのかもしれない。
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妊娠に戸惑ってる様子がなかなか正直で好感が持てます。 友だちにいたら楽しそう。 夫のさんちゃんがいい人。
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妊娠がわかった、けどあまりうれしいと感じない。私って、異常なのかな…。 そんな思いを持つ妊婦が、夫や同じく胎児を持つ女性と触れあいながら心情の変化を日記風に綴っていく小説。 自分はこどもがまだいないし、男性だけど、同じ状況となった時に自分はどう感じるだろうかと、心情を主人公に寄...
妊娠がわかった、けどあまりうれしいと感じない。私って、異常なのかな…。 そんな思いを持つ妊婦が、夫や同じく胎児を持つ女性と触れあいながら心情の変化を日記風に綴っていく小説。 自分はこどもがまだいないし、男性だけど、同じ状況となった時に自分はどう感じるだろうかと、心情を主人公に寄せながら読んでいける物語。軽くすらすらと読める、けど、感情移入もしてしまう。
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あれ?好きな部分をレビューに書いたつもりが、できていなかったようです。。。 妊婦さんのおはなし。 とつぜん訪れる多幸感とか共感しました。
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心が弱っている時に読んだので涙腺がゆるくて困った。完璧な大人になんて程遠いけど、身も心もすぐには母親になんてなれないけど、家族が増えることがいつかはきちんと楽しみになりそうな一冊。
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妊娠出産小説。 大変素晴らしい小説なのだが、最後の最後で予定日一週間前に雪が積った中を初詣に行くシーンがあって「ちょっと、それはないだろ⁉︎転んだらどうする!」というのと「ここで転んで流産にするのか?あれ?これ篠田節子だったっけ?」という想いが去来してしまったのが残念。 後書きに...
妊娠出産小説。 大変素晴らしい小説なのだが、最後の最後で予定日一週間前に雪が積った中を初詣に行くシーンがあって「ちょっと、それはないだろ⁉︎転んだらどうする!」というのと「ここで転んで流産にするのか?あれ?これ篠田節子だったっけ?」という想いが去来してしまったのが残念。 後書きによると角田光代本人は出産してないとのこと。
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全く共感できない主人公…妊娠して喜べないって…。 なんとなく、角田さんっぽくないというか、もの足りなかった。 自分の妊娠中を思い出したりして、懐かしくはなったかな。
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