予定日はジミー・ペイジ の商品レビュー
「主人公の気持ちがリアルで、共感しまくって泣いた~」 「妊娠中の主人公の、期待や不安、妊娠期間の日常が日記という形で繊細に描かれています。」 との紹介文から手に取りましたが、裏表紙にあるとおり、笑えて、泣ける本でした。 妊娠中になにか読みたいと本を探してる方がいらっしゃれば、...
「主人公の気持ちがリアルで、共感しまくって泣いた~」 「妊娠中の主人公の、期待や不安、妊娠期間の日常が日記という形で繊細に描かれています。」 との紹介文から手に取りましたが、裏表紙にあるとおり、笑えて、泣ける本でした。 妊娠中になにか読みたいと本を探してる方がいらっしゃれば、候補のひとつにおすすします!
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母性が目覚めない妊婦が妊娠中にどのようなことを思ったのか? 日記形式で記されている。 ちょっと笑ってしまうこともある。面白かった
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妊娠したとわかったときから十月十日まで 赤ちゃんを愛せるのだろうか、夫は夫で良かったのか、父親似だったらどうしよう、 様々葛藤に向き合う中で、日々の何気ない夫との会話にクスッと笑ったり、喧嘩したり、そんな風に時間を過ごす中で変化していくものがあり、、。 どこにでもあるような日常...
妊娠したとわかったときから十月十日まで 赤ちゃんを愛せるのだろうか、夫は夫で良かったのか、父親似だったらどうしよう、 様々葛藤に向き合う中で、日々の何気ない夫との会話にクスッと笑ったり、喧嘩したり、そんな風に時間を過ごす中で変化していくものがあり、、。 どこにでもあるような日常だけど、きっとそれはかけがえのないもので そんな日々が人間の数だけあると思ったら 少しだけ心に余裕ができる気がしました。 まだ結婚もしてないし、子どもが欲しいしもわからないけど、またいつか読み直したい一冊。
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つい先日読んだ『自分で名付ける』とは全く違う感じ方。やはりエッセイと小説という違いはあれど。 『自分で名付ける』は今の子育てしづらい点やジェンダー感などまで、感じるところを赤裸々に書かれていて、これからの子育て、気合い入れねば。と感じた。 この『予定日はジミー・ペイジ』では、子供...
つい先日読んだ『自分で名付ける』とは全く違う感じ方。やはりエッセイと小説という違いはあれど。 『自分で名付ける』は今の子育てしづらい点やジェンダー感などまで、感じるところを赤裸々に書かれていて、これからの子育て、気合い入れねば。と感じた。 この『予定日はジミー・ペイジ』では、子供が生まれるまでの将来の期待感を強調されているためか、そうか、未来はこんなにも希望に溢れてるんだ、的な、ぼんやりと幸せを感じるような読後感だった。 下記の表現なんかは特に素敵だし共感した。 「時間ってのはいつもいつも流れているんだけど、子ども産んだとたん、それが目に見えるようになる」 「そうか、ここには時間が詰まってるのか」突き出たおなかを神妙にさすると、Kは笑った。
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自分は男だし、結婚もしてなくて子どももいない。妊婦さんの身体的に感じるところや思うところも、正確には理解して共感することはできない。ただ、妊婦さんの日記を垣間見て、ちょっとはわかったかも? 読みやすくて、読んだ後、なんかいい気持ちになった。 全然感想になってないな…
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温かくて読みやすい一冊。のんびり読書したいときに良い。 ただ、登場人物に少し違和感をおぼえてしまった。久しぶりに角田光代作品を読んだからか(私自身が社会に出て温かみを失ってしまった?)、主人公と自分の状況が近すぎたからか(妊娠中なのにレバーや鰻を食べているのが気になる)、はたまた...
温かくて読みやすい一冊。のんびり読書したいときに良い。 ただ、登場人物に少し違和感をおぼえてしまった。久しぶりに角田光代作品を読んだからか(私自身が社会に出て温かみを失ってしまった?)、主人公と自分の状況が近すぎたからか(妊娠中なのにレバーや鰻を食べているのが気になる)、はたまた少し古い作品だからか(女性の就労を取り巻く環境や空気感はこの10年で激変したと思う)。 あと、角田さんの絵はとても素敵だけど、挿絵としての挿入箇所や挿入の仕方はこれで合っているのか。私の読み方が悪いのか、読みにくかったし、絵も楽しみにくかった。
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すごく面白かった 妊娠したことがないから共感はできなかったけど、楽しく読めた ホルモンバランスで怒ったり泣いたりするけど、自分の生理前とかとは違いマキちゃんは可愛げがあっていいなと思った
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日記風で読みやすく、作中の時間の経過とともに私も妊婦の気持ちになれる気がした。ただし見た夢の話が多いため、リアルな実体験・あるあるエピソードというよりかは心情面が大半を占める。 不安や理不尽さ、怒りの反面、世界が新鮮に見えてくる感覚や誕生日・名前の意味、過去の恋人への感情の変化。これで作者が出産していないというのだからすごい。その上でラストは「これはあくまで小説」と言いたいメッセージ性を感じた。
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妊娠したので、作家が書いた妊娠エッセイが読みたくなり。戸惑いや父親に対する感情など共感できるところが多かった。毎日の食事や海の描写が好きでした。最後までエッセイだと思っていたので笑ったり泣いたりしながら読んでいたが、あとがきで小説だったことを知り驚く。小説家ってほんとうにすごい。読めて良かった。
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喜びより戸惑いが勝ってしまい妊娠を上手く受け止められない主人公が、出産までに自分なりに受け入れていく様子が日記形式で丁寧に綴られている。 自分の母性に自信が持てなかったり、 そのことで罪悪感を感じたり、 なんとなく孤独を感じたり、 夫の気持ちとのギャップがあったり、 急に独身時代が懐かしくなったり、 これが2人での最後かーとしみじみ思ったり、 お腹にずっといてほしい気持ちと、会いたい気持ちとがあったり、 やっぱり孤独じゃないんだなって気付いたり、、 十月十日って改めて、身体的にも気持ち的にも、めまぐるしい日々で、不思議な体験だなと思った。
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