グラウンドの空 の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2019/05/13

　田舎の中学校で野球を始めたキャッチャー瑞希と幼馴染の良治。ピッチャーがいないが作楽透哉が転向して来た。
神奈川の小中学校で野球をやって来た透哉は、チームメイトの財布泥棒の嫌疑や才能の妬みを買われ止めてしまい、
登校拒否にもなり祖父の要る田舎に越して来たのだった。
　溢れる才能の透哉の球を受け、手に伝わる感触、今後の成績への感触、両方を感じた瑞希だった。

2018/08/26

最後色々と不安を呼び起こすような終わり方だったけど、すごく心揺さぶられた。野球がしたーいという気持ちにさせられた。バッテリーといい、筆者すごすぎです。

2018/05/31

甲子園を夢見る田舎の中学校の少年達の野球小説。キラキラとした揺れ動く少年達の心に、グッとくる。たたボールを投げたい、ボールを受けたいという純粋な気持ちなんて忘れていたなぁ。これからどうなるか気になります。

田舎の中学校の野球部、甲子園を夢見るエースピッチャーのいなくなったキャッチャー山城瑞希。ストレートでみずみずしい山城君が、都会から転校してきたピッチャーとしてずば抜けた才能を持った作楽透哉と出会う。彼は登校拒否だった。

2018/01/20

夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。
しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。
このままでは、地区大会すら絶望だ。
そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。
「ピッチャー、見つけたぞ!」
しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて―。
（アマゾンより引用）

以前、続編の「グラウンドの詩」を読んだ。
今回この本を読んで合点がいったというか…
また、続編のほう読みたくなった。
あさのあつこさんは野球関係の本のほうが面白いなぁ

2017/12/18

夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。このままでは、地区大会すら絶望だ。そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。「ピッチャー、見つけたぞ!」しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて―。

2015/09/18

田舎の中学校、そこへ転校してくるピッチャー。バッテリーを読んだことがある人ならデジャヴを感じたことだろう。私もその一人です。あさの先生、こういうの好きよね〜。
思春期の少年達が抱える悩みや葛藤がリアルに描かれていて、本当にこの著者は少年少女の心理描写が上手いなあと思う。
「野球小説」と銘打っているが作中に試合の場面がないのが物足りないところ。続きが刊行されているのでそちらに期待です。

2015/08/30

あさのさんの野球小説って素敵だなって改めて思った１冊。
あんまりスポーツものは好きじゃないけど、あさのさんのスポーツものは好きだなァ…( ´ ▽ ` )

２巻、早く読みたいなっ！！

2015/07/13

過疎が進む八頭森町の、生徒数１００人に満たない中学校の野球部のキャッチャー、瑞樹の夢は甲子園。しかし、野球部はピッチャーがいなくて、このままでは試合ができない状況にあった。ある日、友人の良治がピッチャーを見つけた！と瑞樹のものに駆け込む。しかし、そのピッチャーは昔から苦手とする老人の元に1人で越してきた、不登校の透哉という少年だった。野球を元にした青春物だけではなく、過疎の問題、親子の確執、子供社会の問題と、色んなテーマご盛り込まれていました。続巻も楽しみです。

2014/09/05

本文より・
試合の勝ち負けは点数で決定する。けれど、本当の勝負はどこまで本気で野球にかかわり合えたか、しょうがない、あの便利な言い訳言葉を振り切って、どこまで食らいついていったか、それで決まる。
ーーー
前の本との読み順が悪かったかな。
読んでて、ちょっと簡単で、いまひとつ読み応えに・・とか思ってしまったけど、上の部分は好き。

2014/01/03

ついに！あさのあつこの野球シリーズのスタート❗️
バッテリーの巧と豪とはひと味違うタイプのバッテリー誕生。その初々しさがあさの作品ならでは！
投手と捕手には淡い恋心のような二人にしかわからない信頼関係があるって感じが好き。おまえしかいない！っていうあの感じ。バッテリー以来、忘れてたワクワクドキドキ感たっぷりでハマった！