グラウンドの空 の商品レビュー
佐々木こづえ画伯の装画がタイヘン素敵なやきゅう本。美紗代さんと良治クンが光っておりました。 『「バッテリー」から5年、新たな野球小説ここに開幕!』というアオリ文句でしたが、………え?コレ続くの? それともこれで完結??え…?で、出会い編で終了してますよね?……え……? 赤旗新聞・...
佐々木こづえ画伯の装画がタイヘン素敵なやきゅう本。美紗代さんと良治クンが光っておりました。 『「バッテリー」から5年、新たな野球小説ここに開幕!』というアオリ文句でしたが、………え?コレ続くの? それともこれで完結??え…?で、出会い編で終了してますよね?……え……? 赤旗新聞・日曜版で連載されてたウワサの小説がついに単行本に!って期待しすぎた…かな? まだ『晩夏のプレーボール』のがおはなしとしてまとまってるというか満足度があるというか…身が濃かったような…。(あさの先生のインタビューでは『晩夏~』がきっかけになって連載始めたそうですね)
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あさのあつこさん、 彼女のつむぐ言葉は、どうして、こう・・・ 読者のこころをつかんで離さないのだろう。 主人公に、その周りの登場人物に、 ぐぐっと入り込んで、そのまま、読了まで、ゴールイン。 かたときも、白い紙に印刷された黒い活字に吸い寄せられたこころが 離れることがない。 ...
あさのあつこさん、 彼女のつむぐ言葉は、どうして、こう・・・ 読者のこころをつかんで離さないのだろう。 主人公に、その周りの登場人物に、 ぐぐっと入り込んで、そのまま、読了まで、ゴールイン。 かたときも、白い紙に印刷された黒い活字に吸い寄せられたこころが 離れることがない。 そう、 誰もが持っている、 秘めたる情熱。 夢。 そう、秘めている。 だって、あまりに現実にするにはあまりに遠くて 口にするのも馬鹿にされそうで憚られて 楽観しようとする心に、理由のないあきらめと 日常、都合よく迫ってくるさまざまな厄介事の波がかぶさって やがて大人というお面の後ろに 私たちが都合よく、隠してしまう夢、情熱。。。 それを、ぐぐ~っと、 ハートの中から、引き出されちゃう。 いやおうなしに。 でも不思議と不快感はまったくなし。 むしろ、さわやか。 ”爽快”以外の何ものでもない。 あ~、人の情熱は、あふれる泉のようだ。 とどまることを知らない。 だから、溢れさせちゃえばいいんだ。 夢を! 情熱を! 心の扉を開けて。 野球はおろか、スポーツ音痴の私でも こんな風に感じちゃいました。 ほんと、この本、好き♪
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<内容>夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。このままでは、地区大会すら絶望だ。そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。「ピッチャー、...
<内容>夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。このままでは、地区大会すら絶望だ。そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。「ピッチャー、見つけたぞ!」しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて―。
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田舎の中学の野球部。ピッチャーのいない部に転校生。キャッチャーの瑞希は純粋な情熱で、傷ついた透哉の心に野球の灯をともす。
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山間のちいさな中学校の野球部。キャッチャーの瑞希は2年になり、ピッチャーがいないことに焦りを感じていた。そこへチームメイトの良治がやってくる。「ピッチャーみつけたぞ!」 野球をやりたいという少年と、野球をやめたという少年が出会うわけですが、あいかわらず、著者のかく少年はすばらし...
山間のちいさな中学校の野球部。キャッチャーの瑞希は2年になり、ピッチャーがいないことに焦りを感じていた。そこへチームメイトの良治がやってくる。「ピッチャーみつけたぞ!」 野球をやりたいという少年と、野球をやめたという少年が出会うわけですが、あいかわらず、著者のかく少年はすばらしく可愛い。 透哉かわいい。 「どんな姿をしているかは確とは分からない。ただとてつもなく大きな口をしている。ぐわりと口を開き、もっともっととせがむのだ。もっとくれ。もっとくれ。」
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