遠まわりする雛 の商品レビュー
古典部の短編集。 次々と出てくる日常の謎が心地よかった。 個人的に里志が好きなので手作りチョコレート事件は印象深かった。しかし里志はなんであんなに拘っているのか。几帳面な性格なんだろうな。でもそこがいい。
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「遠まわりする雛」とは、感慨深いタイトルです。 "雛"たちが遠まわりでも歩いて行けることを願って。 男の子、がんばれ。 まだ興奮しています。
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古典部シリーズの短編集。 季節で切り取った物語たちと、時系列に沿って成長していく主人公たち。 周到に張り巡らされた伏線に、そしてタイトルはダブルミーニング、といろいろ凝ってます。 青春小説としては理屈っぽすぎるが、それが嫌いでなければ十二分に楽しめる。 モチロン、ミステ...
古典部シリーズの短編集。 季節で切り取った物語たちと、時系列に沿って成長していく主人公たち。 周到に張り巡らされた伏線に、そしてタイトルはダブルミーニング、といろいろ凝ってます。 青春小説としては理屈っぽすぎるが、それが嫌いでなければ十二分に楽しめる。 モチロン、ミステリとしても一級品!といいたいところだが、少々謎のクオリティーが低いような感はある。 ただし、今回も様々なミステリへのオマージュが散見されるので、ニヤニヤ楽しめることは間違いなし。
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シリーズものと知らずに購入。 高校生の男の子が身近に起こる謎を解決していくので気楽に楽しめる★けど、以前のシリーズを読んでないのでちょいちょい出てくる●●事件がわからずに悩む... 文体が米澤さんらしく回りくどいというか難しい言い回しだし、主人公の男の子も結構理屈っぽいけど、...
シリーズものと知らずに購入。 高校生の男の子が身近に起こる謎を解決していくので気楽に楽しめる★けど、以前のシリーズを読んでないのでちょいちょい出てくる●●事件がわからずに悩む... 文体が米澤さんらしく回りくどいというか難しい言い回しだし、主人公の男の子も結構理屈っぽいけど、以前のシリーズも読んでみようかな。
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古典部シリーズの第4弾。 今回は短編集。主人公たちの入学からの1年間の、長編では描かれなかった細かな謎を拾っていっています。メインの4人の内面により深く迫るエピソードもあり、これからのシリーズのためにも欠かせない1冊かと思います。
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久々に小説を読んだので感想を。 古典部シリーズ第四作、今作は短編集で奉太郎たちが出会ったときからおよそ一年間にあった出来事が時系列順に描かれていく。 七編ある中で、「手作りチョコレート事件」と表題作の「遠まわりする雛」が自分的に好み。 里志が摩耶花に対してどう思っているのか、奉太...
久々に小説を読んだので感想を。 古典部シリーズ第四作、今作は短編集で奉太郎たちが出会ったときからおよそ一年間にあった出来事が時系列順に描かれていく。 七編ある中で、「手作りチョコレート事件」と表題作の「遠まわりする雛」が自分的に好み。 里志が摩耶花に対してどう思っているのか、奉太郎と千反田の一年間で微妙に進んだ関係など普段ではうかがえないものがみれたのは良かった。
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古典部シリーズの4冊目。今回は1話目から入学して間もない頃で最終話が1学年を終了した春休みで短編で1年間のイベント的なものを辿っている。相変わらず、巧い。ちょっとした謎を頭脳だけで解決していく。刑事ドラマなら足を使ってナンボと言った感じだが、謎が大きくない所為もあるが奉太郎は省エ...
古典部シリーズの4冊目。今回は1話目から入学して間もない頃で最終話が1学年を終了した春休みで短編で1年間のイベント的なものを辿っている。相変わらず、巧い。ちょっとした謎を頭脳だけで解決していく。刑事ドラマなら足を使ってナンボと言った感じだが、謎が大きくない所為もあるが奉太郎は省エネ主義でホントに動かない。そんな奉太郎も周囲の者も1年を経て変わり始める。まだ兆しだけのようだがこれからが楽しみである。
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こういう学園ものは好きなので、結構楽しめた。 折木ホータローの、省エネ主義のくせに結局色々世話を焼くことになってしまう、性格とキャラクターがとても好き。 千反田さんとの関係も気になるところ。
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古典部シリーズの別冊短編集的展開 最近ちょっと重めの本が多い著者にしては軽いシリーズでよろしい 毎回ちょっとだけシリーズ説明が入るところが痛し痒しだが 全体としては満足 …しかし、ちょっと甘めの展開すぎやしませんか?(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古典部シリーズ4作目の短編集。 十二単の千反田さん、その表情を見たいと思った奉太郎、どちらも「気になります」。 あと、千反田さんが怒るなんて意外!(´ω`)
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