プラチナデータ の商品レビュー
■映画のニノイメージで読んだけど、映画は原作全然違うようで。確かに犯人は内部の人間っぽいけど、白鳥が殺されたらますます犯人知りたくなる感じ。 後半のテンポはほんとにいいよね。
Posted by
DNA解析、DNAから真犯人を割り出すその画期的なシステムは、従来のDNA鑑定とは似て非なるものである。体型・血液型などを割り出し、日本中から集められ登録されたデータから、近しいDNAを検索し、犯人を見つけ出すことができる。 そのシステムを創り上げた数学者の兄妹が、何者かによって...
DNA解析、DNAから真犯人を割り出すその画期的なシステムは、従来のDNA鑑定とは似て非なるものである。体型・血液型などを割り出し、日本中から集められ登録されたデータから、近しいDNAを検索し、犯人を見つけ出すことができる。 そのシステムを創り上げた数学者の兄妹が、何者かによって殺害された。現場に残された毛髪のDNAと一致したのは、兄妹とともにシステムを構築した、特殊解析研究所所員の神楽龍平だった。しかし、彼には大きな秘密があった。 映画を先に見たので、映画がどれくらい変えていったのか確認の意味で読んだのだけど、ほぼ全然違う話になってたのね。 映画よりは丁寧だけど、その分ちょっと詰め込み過ぎ、大雑把な印象。スズランにあんまり魅力を感じなかったというか、リュウや神楽が心を開くような純粋な女性、という存在としての説得力が足らず、終始苛々してしまった。 あと警察もスズランも白鳥さんも、というか神楽と浅間刑事以外のほとんどの人がみんな勿体ぶりすぎてて、そしてその隠してる内容はだいたい読者にはすぐわかるようなことばかりで、ちょっと投げ出しそうになった。
Posted by
一言で言うと、盛り込みすぎじゃね?!っていう。いろいろ予測できた通りだったりもして…。ちょっと実写見てみたいですけどね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
DNA鑑定捜査についての近未来的小説。 こういう設定で東野氏が描くのかと感心したが、 思えばこれまでも「秘密」とかで不思議な世界を 描いていたなあ、と思い直した。 後半急ぎ過ぎの展開もあったが、面白かった。
Posted by
神楽の正体・・蓼科兄妹のやりたかったこと・・ そして謎の少女スズランの正体・・・ 「プラチナデータ」の意味・・。 意外な展開に、後半は一気に読破しました。
Posted by
色んな引き出しのある東野圭吾氏の作品のなかでは浅くて小さいものを選んでしまったかなという印象。。。 つまらないわけでも、テンポがあわないわけでもないし? 比較的理系脳の私なので科学的なことが絡むストーリーはどちらかというと好みの部類なのでもっと科学的に実証して犯人はお前だ!とすっ...
色んな引き出しのある東野圭吾氏の作品のなかでは浅くて小さいものを選んでしまったかなという印象。。。 つまらないわけでも、テンポがあわないわけでもないし? 比較的理系脳の私なので科学的なことが絡むストーリーはどちらかというと好みの部類なのでもっと科学的に実証して犯人はお前だ!とすっきりさせて欲しかった。。。
Posted by
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し検挙率が飛躍的に上がるなか、連続殺人事件が発生した。しかしDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世にいないのか?時を同じくしてシステム開発者までもが殺された。現場に残された毛髪から解析された犯人は。警視庁特殊解...
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し検挙率が飛躍的に上がるなか、連続殺人事件が発生した。しかしDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世にいないのか?時を同じくしてシステム開発者までもが殺された。現場に残された毛髪から解析された犯人は。警視庁特殊解析研究所、神楽龍平。信じられるのはDNAか、それとも人か。
Posted by
内容が軽い。 国民のDNAデータを登録し、全国民を管理し統治することを目標とした仕組みが始まった。犯罪者が現場に残した痕跡から簡単に容疑者を特定できる。しかし、ここ最近、登録のあるDNAデータに該当の無い事件が続いている。不審に思った主人公の刑事と、このシステムの構築に関わった警...
内容が軽い。 国民のDNAデータを登録し、全国民を管理し統治することを目標とした仕組みが始まった。犯罪者が現場に残した痕跡から簡単に容疑者を特定できる。しかし、ここ最近、登録のあるDNAデータに該当の無い事件が続いている。不審に思った主人公の刑事と、このシステムの構築に関わった警察の特殊解析研究所の神楽が真実を追求するというストーリー。 (以外ネタバレ)このDNAシステムでは政府官僚などのVIPは検索にかからない(Not Found)ようデータ操作されている、という事実をつきとめる。この展開が容易に想像できてしまう。 また、天才プログラマー蓼科兄弟が、そのNot Foundを抽出するプログラムを作りアップデートかける前に殺されるのだが、検索にかからないよう操作されたデータのことをプラチナデータと言っていることに、そんなたいそうなネーミングつけなくてもと醒めてしまう。そもそもそんなに凄いプログラマーなら最初から設定ファイルで、故意にNot Foundを出す、出さないを設定できるよう作ってるはずだよなと思ってしまうほど、全体を通して内容が軽くつまらなかった。 東野圭吾作品はいくつか読んでいるが、『天空の蜂』は最高に面白かったが他に面白いと思える作品に出会えていない。けれど、読みやすいのもあり、なんとなく期待して読んでしまう。今回もはずれ(T_T)
Posted by
先に映画を鑑賞。好みは分かれるだろうけど、原作の方が細やかに描かれていてわかりやすいかな。なにもかも、国(権力を握る一部の人間)に管理される日が来ることを予感させ、気味悪さを感じる作品。元々は映像化されることを念頭において書かれたとか。確かにエンタメ作品の仕上がり。
Posted by
犯罪捜査を確実にするために、DNAを利用する。しかしそれは本当に完璧なのか? 結構面白かったので、ぜひ映画も見てみたいです(^-^)
Posted by