プラチナデータ の商品レビュー

東野圭吾【著】

2014/02/26

DNA捜査にまつわるサスペンス。なかなか面白かったが、オチが道尾さんのシャドウに酷似じゃんと思ったけど、よく読むとこっちの方が深みがあるね。違いはスズランの存在とプラチナデータの背景かな。確かにルールを作る人が自分たちに都合の良いバックドア作るのは、あり得る。知らぬは哀れな国民のみ。
東野作品的には並ですか…

2014/02/19

今の時代、こういうことってあるよね～っていうＤＮＡに関するお話し。 自分は犯罪を犯すつもりがないので、国民全部登録しちゃったほうが犯罪率が下がっていいんじゃない。って思っちゃうけど、難しいんでしょうね

2014/02/18

映画やっていましたね。ぜんぜん内容知らずに読みました。

法律を作って、その抜け穴を利権として享受する人々がいる
という構図は人間の本質をついている気がする。

まぁまぁ面白かった。

2014/02/13

今一番ポピュラーな作家だと思う。
だからこそ書籍ではなく文庫で出すべきだよね。
文庫の方が中学生、高校生読みやすいよねきっと。

2014/02/01

サクサク読めて、おもしろかったけど
最後の展開はあまり気に入らなかった。

東野圭吾らしい。

2014/01/21

国民全員にDNAの登録を強要し犯罪撲滅、犯人をみつける。
しかし、権力のある者は免罪符。
恐ろしい。

2014/01/15

システムそのものが優れていようとも、現実的に人が誰かを管理しようとする時、”身内に甘い”社会が出来上がってしまう。そして、そのことで無理が生じ、システムが崩壊してしまうのではないか――。ふと、現実の社会を見ると理想だった筈のデータ化された社会と、現実的に利用できずに放置され、悪用されていくデータが多々あると共に、ふと恐ろしささえ感じてしまう。
そんな中データではなく、手で作るものに意義を見出した主人公になんとなく共感を覚える。

2014/01/09

展開が早いし文章も読みやすいので、一気に読み切れた。映画の方は見ていないので何とも言えないけれども、ところどころの人物設定に無理が感じられたのがちょっと残念。プログラム云々の部分については、技術者から見れば突っ込みどころ満載なくらい幼稚な設定だが、まぁ世の中の大半はそんなことは知らないのだろうと、多少は大目に見た方が良いかも。なんとなくだが、最初に謎（と言うか答え）があって、それに向かって書かれたような、そんな感じがした。エンターテイメントとしては充分。

2014/01/05

読みやすい本です。 DNA等の知識が無い方でも読めると思います。そこは流石だと思います。 しかし、最後がわかっていたけど納得できません。 希望も込めて正義が勝ってほしかったです。

2013/12/23

犯罪防止を目的としたＤＮＡ法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るＤＮＡ捜査システムの検索結果は「ＮＯＴ　ＦＯＵＮＤ」。犯人はこの世に存在しないのか？時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「ＲＹＵＨＥＩ　ＫＡＧＵＲＡ　適合率９９．９９％」。犯人は、神楽自身であることを示していたー。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、ＤＮＡが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。