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プラチナデータ の商品レビュー

3.4

550件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    176

  3. 3つ

    216

  4. 2つ

    50

  5. 1つ

    10

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2023/12/06

科学技術の進歩により科学捜査に舵を切った政府は「DNA法案」を成立させる。しかし連続殺人事件が発生し、科学捜査をあざ笑うかのように捜査は難航していく。科学捜査のためのDNAシステムに潜む闇が明かされていく。面白かった。

Posted byブクログ

2023/10/06

街中にある監視カメラ。初めは、みんな疑問を感じていたのに、今や当たり前の管理社会。DNA捜査システムも近未来にありえるかも…でも「プラチナデータ」が本当にあったら、怖いし腹立たしい事だけど、一般人には、同じように存在すら知らされないんだろうなぁ。

Posted byブクログ

2023/09/08

「プラチナデータ」(東野圭吾)を読んだ。
東野圭吾さんの作品を読むのはかなり久しぶりかもしれない。
まあ、面白かったと言えば面白かったかな。
東野圭吾作品を読む時、どうしても「容疑者Xの献身」を基準にしてしまう。
今のところそれを上回る作品には出会えていない。(あくまでも個人の見...

「プラチナデータ」(東野圭吾)を読んだ。
東野圭吾さんの作品を読むのはかなり久しぶりかもしれない。
まあ、面白かったと言えば面白かったかな。
東野圭吾作品を読む時、どうしても「容疑者Xの献身」を基準にしてしまう。
今のところそれを上回る作品には出会えていない。(あくまでも個人の見解です)

Posted byブクログ

2023/06/17

さすが東野圭吾といった作品。 中盤以降どんどん読む速度を上げさせられる没入感があった。 しかしながら、先が比較的読める展開となっていて、驚くような結末もなかった点がやや物足りなかった。 人類をデータで縛るというテーマ自体はとても面白く、2023年現在でいうとマイナンバー制度が...

さすが東野圭吾といった作品。 中盤以降どんどん読む速度を上げさせられる没入感があった。 しかしながら、先が比較的読める展開となっていて、驚くような結末もなかった点がやや物足りなかった。 人類をデータで縛るというテーマ自体はとても面白く、2023年現在でいうとマイナンバー制度が一番近いものになると思うが、それをさらに厳しく犯罪抑止の観点(に見せかけた階級制度)を含ませる事によって起こりうる問題提起を本書は描いている。

Posted byブクログ

2023/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

後半につれてのめり込む感覚があり時間を忘れて読んだ。 浅間と神楽2人のストーリーが並行して進み、最後は協力して謎を解き明かすところが読んでいて楽しかった。淡々としていた神楽の性格が、スズランや村の人、浅間と関係を持つにつれ人間味を帯びていく。ラストに信頼や自己犠牲など合理的でない選択をしていたのは父親が自殺する前の陶芸(陶芸に勤しむ父親)を好きだった頃に戻った、リュウと統合した?ように感じた。

Posted byブクログ

2022/10/28

DNAのような科学と近未来設定をかけたものは漏れなくワクワクします。 映画と原作で雰囲気や展開がだいぶ違うんですね。 映画のサスペンス色や緊迫感強めのドキドキする雰囲気とは異なり、原作には淡々とした面白さがありました。 終盤も違いがありましたが、切迫した展開が両方面白かったです。

Posted byブクログ

2022/08/31

読書熱が今強いので、前から気になっていたにのさん映画の原作 東野圭吾さんはさくさく読めるけど、文章に重みがあるから読んだ充実感がすごいにゃ〜、2日で読んでしまった 映画見るぞ 主人公がにのさんなのはわかるけど、口調のせいで所長がにのさんイメージ

Posted byブクログ

2022/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

嫁さんが図書館で借りてきていた「東野圭吾」の長篇作品『プラチナデータ』を読みました。 『嘘をもうひとつだけ』、『虹を操る少年』、『流星の絆』に続き「東野圭吾」作品です。 -----story------------- 犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。 警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の「神楽龍平」が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。 犯人はこの世に存在しないのか? 時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。 現場に残された毛髪から解析された結果は… 「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。 犯人は、「神楽」自身であることを示していた―。 確信は疑念に、追う者は追われる者に。 すべての謎は、DNAが解決する。 数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。 ----------------------- 「東野圭吾」って、続けて読みたくなります… 中毒みたいなもんですねぇ。 近未来SF小説… っぽい作品でしたが、ミステリー要素も強く、、、 ■"プラチナデータ"って? ■"モーグル"というプログラム正体は? という謎解きを中心に、 ■DNA捜査システムで検索できない連続強姦殺人犯?「NOT FOUND」は誰? ■DNA捜査システムの開発者「蓼科早樹」と、その兄「蓼科耕作」を殺した犯人は誰?  (「NOT FOUND」と同一人物?) ■「神楽龍平」のもうひとつの人格「リュウ」とその恋人「スズラン」の正体は? というところが複雑に絡み合い、複雑な伏線が張り巡らせてあり、エンディングまで愉しめる内容となっていました。 面白かったですわ。 ≪ちょっとネタバレ!≫ "モーグル"って、DNA検索システムのバグを改修するためのプログラムだと思っていたのですが、、、 実はDNA検索システムに予め作り込まれた開発者にとって不本意なプログラム("プラチナデータ"として登録されたデータと関連)を抹消するためのプログラムだったんですねぇ。 このセッティング… リアリティありますね。

Posted byブクログ

2021/12/28

展開がある程度予想できるので、ミステリー好きには物足りないかもしれない。 ただ、国家や秘密を隠蔽する辺りは現実起こりうる問題であって、現実離れしていない壮大さでおもしろかった。 さすが東野圭吾と思わせる読みやすさと想像しやすい人物描写なので、読書初心者でもすぐ読めると思う。

Posted byブクログ

2021/12/22

浅間の独善的な行動が鼻につきすぎて話が入ってこなかった。本スジは面白かったのに本当にもったいない。被疑者に協力するアウトローな刑事が必要なのだろうけど、ダメ刑事のくせに上司に信頼されているとかしっくりこないなぁ。自分だけが最初に真実を知りたいだけのために警察組織を出し抜いて防害す...

浅間の独善的な行動が鼻につきすぎて話が入ってこなかった。本スジは面白かったのに本当にもったいない。被疑者に協力するアウトローな刑事が必要なのだろうけど、ダメ刑事のくせに上司に信頼されているとかしっくりこないなぁ。自分だけが最初に真実を知りたいだけのために警察組織を出し抜いて防害するとかありえなすぎるので、ちがうアプローチにして欲しかった。

Posted byブクログ