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東京タワー の商品レビュー

4.3

196件のお客様レビュー

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2024/06/06

オカンがボクにどれだけの愛をもって生きたか、日々目の前の様々な日常の中で感じ、そしてその関係は死んでなお続く。若い時と異なる、終わりに向かっていく人生の葛藤や幸福とは何か、をすごく考えさせられた。今のうちに親孝行したい

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2024/05/27

僕のために人生を分けてくれたオカン。僕のためにたくさんのことを投げ打ってくれたオカン。 そんなオカンのために、僕は何ができているだろうか。オカンの人生は幸せだったのだろうか。 息子としての色んな想いや、母への愛情に溢れた、本当に痛々しく、温かい本でした。ありがとうございました。

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2024/04/28

オカンって偉大やな。 子どもの頃はいずれこういう大人になるんだろうなと思ってたのに、いざ大人になってみると親の偉大さを実感する。 いつになっても勝てる気がしない。 オカンみたいな子どもの些細な失敗を怒るんじゃなくて笑える大人になりたい。 なれる気がしないけど… ☆3.8

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2024/04/25

⚫︎大きくて柔らかくて、暖かかったものがちっちゃくかさついて、ひんやり映る時が来る。それは母親が老いたからでも子供が成長したからでもない。きっとそれは子供のために愛情を吐き出し続けて、風船のようにしぼんでしまった女の人の姿なのだ。 ⚫︎どれだけ親孝行してあげたとしても、いずれきっ...

⚫︎大きくて柔らかくて、暖かかったものがちっちゃくかさついて、ひんやり映る時が来る。それは母親が老いたからでも子供が成長したからでもない。きっとそれは子供のために愛情を吐き出し続けて、風船のようにしぼんでしまった女の人の姿なのだ。 ⚫︎どれだけ親孝行してあげたとしても、いずれきっと後悔するでしょうあぁ。あれもこれもしてあげればよかったと。 ⚫︎みんなすごいなぁ。頑張ってるんだな...。人が母親から生まれる限り、この悲しみから逃れることはできない。人の命に終わりがある限り、この恐怖と向かい合わずにおられないのだから。

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2024/04/18

とても心の温まる本でした。自分の母親のことをきちんと考えるきっかけになりました。いつか必ず来ると分かっていても、自分はきちんと向き合えるのかな。 ボクは後悔していることがたくさんあるようだったけれど、ボクは十分オカンを大事にしていたし、とても良い息子だったと思いました。

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2024/04/12

母の気持ちで「ボク」の様子を読んでしまい、イライラして「しっかりしなさい!」って思ってしまった…「オカン」のように寛大になれない… 「オカン」はすごい人だなぁとつくづく思いました。 最後はやっぱり泣けました。 親に対して優しい気持ちを持とうと改めて思いました。

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2024/03/14

笑って、泣いて、泣いた。 胸が、最後はギュッと締め付けられて、自分のオカンやオトンのことを想って泣きました。 小説であり、エッセイであり。 章の冒頭に挟まれるコラムのような文章たちは本質を掴んだものが多く、ストーリーはもちろん作者の世界の捉え方にもすごく惹かれました。 私のオ...

笑って、泣いて、泣いた。 胸が、最後はギュッと締め付けられて、自分のオカンやオトンのことを想って泣きました。 小説であり、エッセイであり。 章の冒頭に挟まれるコラムのような文章たちは本質を掴んだものが多く、ストーリーはもちろん作者の世界の捉え方にもすごく惹かれました。 私のオカンは3人子供を生んで、今はオトンと一緒に暮らしています。 ちゃんと幸せに暮らせているのだろうか。自分ができる親孝行って何かないだろうか。 年齢を重ねるとオカンが小さく見えるのは、愛情をたくさん分けすぎて風船のように萎んだからだという表現が好きでした。 私のオカンもそうなのかもしれない。 オカンに会いたい。 いつかいなくなるのかもしれないけど、お願いだからずっと生きていてほしい。 この恐怖はオカンがいなくなるまで消えないからこそ、幸せな怯えなのかもしれない。

Posted byブクログ

2024/03/14

胸がぎゅっと締め付けられる リリー・フランキーさんと「オカン」との日々と想い。 息子にとっての母親。 そんなこともあって、私が母を思い出すよりも、息子にとっての母としての私目線で読んで、涙いっぱいでした。 母として思うことは、息子がうまれてきてくれたその瞬間に一生分の喜びと幸せ...

胸がぎゅっと締め付けられる リリー・フランキーさんと「オカン」との日々と想い。 息子にとっての母親。 そんなこともあって、私が母を思い出すよりも、息子にとっての母としての私目線で読んで、涙いっぱいでした。 母として思うことは、息子がうまれてきてくれたその瞬間に一生分の喜びと幸せを受け取っているから、親孝行なんて考えなくていいからね。 オカンは幸せだったのだろうかなんて思わなくていいよ、何もしてあげられなかったと後悔なんてしないで、とリリーさんに伝えたい。 だから、私も息子たちにちゃんと伝わるように、「うまれてきてくれてありがとう」や「元気でいてくれるだけで嬉しいよ」って何度も言葉で伝えてあげたいなと思いました。

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2024/03/11

母親に対する愛情で号泣してしまう。ノンフィクションだからこその大傑作。ユーモアたっぷりの物語。家族を大切にしなくちゃと思わされる。

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2024/02/16

リリー・フランキー 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 人生相談から一転、ええ話じゃ。⁡ ⁡ オトンの謎めいたキャラが好きじゃなぁ♪ 今更じゃけど、映画も観てみたいw 2014年読破

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