東京タワー の商品レビュー
とても心の温まる本でした。自分の母親のことをきちんと考えるきっかけになりました。いつか必ず来ると分かっていても、自分はきちんと向き合えるのかな。 ボクは後悔していることがたくさんあるようだったけれど、ボクは十分オカンを大事にしていたし、とても良い息子だったと思いました。
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母の気持ちで「ボク」の様子を読んでしまい、イライラして「しっかりしなさい!」って思ってしまった…「オカン」のように寛大になれない… 「オカン」はすごい人だなぁとつくづく思いました。 最後はやっぱり泣けました。 親に対して優しい気持ちを持とうと改めて思いました。
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笑って、泣いて、泣いた。 胸が、最後はギュッと締め付けられて、自分のオカンやオトンのことを想って泣きました。 小説であり、エッセイであり。 章の冒頭に挟まれるコラムのような文章たちは本質を掴んだものが多く、ストーリーはもちろん作者の世界の捉え方にもすごく惹かれました。 私のオ...
笑って、泣いて、泣いた。 胸が、最後はギュッと締め付けられて、自分のオカンやオトンのことを想って泣きました。 小説であり、エッセイであり。 章の冒頭に挟まれるコラムのような文章たちは本質を掴んだものが多く、ストーリーはもちろん作者の世界の捉え方にもすごく惹かれました。 私のオカンは3人子供を生んで、今はオトンと一緒に暮らしています。 ちゃんと幸せに暮らせているのだろうか。自分ができる親孝行って何かないだろうか。 年齢を重ねるとオカンが小さく見えるのは、愛情をたくさん分けすぎて風船のように萎んだからだという表現が好きでした。 私のオカンもそうなのかもしれない。 オカンに会いたい。 いつかいなくなるのかもしれないけど、お願いだからずっと生きていてほしい。 この恐怖はオカンがいなくなるまで消えないからこそ、幸せな怯えなのかもしれない。
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胸がぎゅっと締め付けられる リリー・フランキーさんと「オカン」との日々と想い。 息子にとっての母親。 そんなこともあって、私が母を思い出すよりも、息子にとっての母としての私目線で読んで、涙いっぱいでした。 母として思うことは、息子がうまれてきてくれたその瞬間に一生分の喜びと幸せ...
胸がぎゅっと締め付けられる リリー・フランキーさんと「オカン」との日々と想い。 息子にとっての母親。 そんなこともあって、私が母を思い出すよりも、息子にとっての母としての私目線で読んで、涙いっぱいでした。 母として思うことは、息子がうまれてきてくれたその瞬間に一生分の喜びと幸せを受け取っているから、親孝行なんて考えなくていいからね。 オカンは幸せだったのだろうかなんて思わなくていいよ、何もしてあげられなかったと後悔なんてしないで、とリリーさんに伝えたい。 だから、私も息子たちにちゃんと伝わるように、「うまれてきてくれてありがとう」や「元気でいてくれるだけで嬉しいよ」って何度も言葉で伝えてあげたいなと思いました。
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母親に対する愛情で号泣してしまう。ノンフィクションだからこその大傑作。ユーモアたっぷりの物語。家族を大切にしなくちゃと思わされる。
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リリー・フランキー 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 人生相談から一転、ええ話じゃ。 オトンの謎めいたキャラが好きじゃなぁ♪ 今更じゃけど、映画も観てみたいw 2014年読破
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感動なんて2文字では、全然足りない。思い当たる所が多すぎて、苦しいのだけど…離れて暮らす両親と重ねて胸が熱くなった。上京して来た者にしか分からないであろう都会の映り方や、親子の在り方が、なんていうか、もうたまらなかった。
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リリーフランキーの実体験を元に描かれた生々しくも暖かいオカンとオトンと僕。やがて避けることの出来ない死に向かっていくオカンとその傍らで無力感を感じている僕がなんだか自分に重なって見えた。
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リリーフランキーが書いた実話であろうとは思う。米原万里の紹介本である。 自分の小さいころからの母親との関係を東京に一人で出てきてさらに母親を呼び寄せてふたりで住み、母親が死亡するまでを書いた本である。武蔵美での学生生活や卒業してからの貧乏生活と母親の気遣いも書いている。 東京...
リリーフランキーが書いた実話であろうとは思う。米原万里の紹介本である。 自分の小さいころからの母親との関係を東京に一人で出てきてさらに母親を呼び寄せてふたりで住み、母親が死亡するまでを書いた本である。武蔵美での学生生活や卒業してからの貧乏生活と母親の気遣いも書いている。 東京のことだけではなく、父親を通して小倉のこともよくわかるように書いている。 以前の学生生活ということで青春も描き、さらに病人も描いている。 本屋大賞をもらったことは当然のよに思える。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ボク 中川雅也。福岡の小倉生まれ。 オカン 栄子。筑豊の炭鉱町生まれ。九人兄妹の四番目。 オトン 五人兄妹の長男。高校二年時に東京の高校へ編入。系列の大学へ進学したがすぐさま中退。帽子のデザインを勉強するデザイン専門学校に入校するも卒業せず。
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