六百六十円の事情 の商品レビュー
入間さんで初めて読んだ物語。日常系青春群青ストーリー。 「どーでもよくて、たいせつな、それぞれの事情」 たまにはこういうのもいいかなぁ。
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グランドホテル形式。ちょっと町がミニマム過ぎるのと、経済がてんてん。でもメルヘンとしてはごちそうさま。
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序盤を読んで、私はもうラノベ卒業かな、と思っていたら そうじゃなかったです。読了感がさっぱりしてよかったです。 ただちょっとこの表現はどうなの?と引っかかってしまう箇所が 多々ありました。せっかくいいお話なのに 言葉選びで損をしているような気がしました。 まぁそこは久しぶりのラ...
序盤を読んで、私はもうラノベ卒業かな、と思っていたら そうじゃなかったです。読了感がさっぱりしてよかったです。 ただちょっとこの表現はどうなの?と引っかかってしまう箇所が 多々ありました。せっかくいいお話なのに 言葉選びで損をしているような気がしました。 まぁそこは久しぶりのラノベ、という事と、好みの問題でしょう。
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カツ丼作れますか?という書き込みではじまる物語だってあるかもしれない。 カツ丼ではじまり、カツ丼で終わり、カツ丼のためにお金を稼いだり、カツ丼をつくれるようになりたかったり、カツ丼が嫌いになってたり。 カツ丼を作れるかどうか?その問い掛けになんの意味があるのか。 要するにカツ丼...
カツ丼作れますか?という書き込みではじまる物語だってあるかもしれない。 カツ丼ではじまり、カツ丼で終わり、カツ丼のためにお金を稼いだり、カツ丼をつくれるようになりたかったり、カツ丼が嫌いになってたり。 カツ丼を作れるかどうか?その問い掛けになんの意味があるのか。 要するにカツ丼は660円らしい。 一言でいってしまえば、相変わらずバカップル。 僕の小規模な奇跡でも思ったけど、よく知る感情がいっぱい落ちてる。あの頃の僕そのものがいたりする。 世界はこんなにもうまく綺麗にまわりはしないけど、日々の努力かこんな風に連鎖していくならば、ちょっとがんばろかなって思う。 おおげさじゃないかもしれないけど確かにつながってるはず。 どんなに脇役でも自分の生活してる世界の主人公はどうやら自分自身らしいです。自分が死んでしまえばそれと同時のこの地球はなくなってしまうようなものだ。
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今にも失われていく時間を実感して苦しくなった。何の説明書きもなく「コミュニティ」「トピック」といったSNS用語が頻出して、それが違和感なく浸透している事に強く同時代性を感じる。個人的なハイライトはやっぱりラストの「ギアッチョ」さんの下り。。背景に潜む強力な「主人公」の気配に胸が熱くなった。後にブレイクする事となる彼女の歌はCD「幻想の在処は現実」のボーナストラックで聴けます。
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だらだらと読むのにいい 通勤電車で読んでたらニートに恋い焦がれた ゆるい雰囲気が好きな人におすすめ
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久しぶりにラノベを読んだ。 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんで有名な入間人間先生の短編連連作風の群像小説です。 おもしろかったですが、今の私にグサグサ来る問いも多かったです。(笑 でも、なんというか、ランダムにお題が出されてそれに合わせて描いたような本気でなさが感じられたような気がします。 何様だといわれそうですが… さらっと楽しめる一冊です。
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「カツ丼作れますか?」という書き込みがきっかけで、それまで関わりのなかった人たちがつながり、それぞれの人生を見直し始める。入間さんらしい小説だなぁと思います。群像劇という構成をうまく生かした作品で、読み終わった後に自分の生き方を考え直してしまいました。
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描写が独特だった。話の進行はその独特な描写がほとんどで、一人一人の人物像がなかなかハッキリと掴めないまま最後まで進んでしまった。面白い2歩手前ぐらい。でも嫌いではない、かな。
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入間人間の描く、ちょっとひねくれた青春群像劇。 この人は登場人物をわーっと出してそれぞれのストーリーを組み立てて纏めていくのが上手。 いつもラスト100頁くらいから一気に楽しくなる。
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