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六百六十円の事情 の商品レビュー

3.9

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

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2014/04/02

繋がってる物語は久しぶりで新鮮だった。でもダラダラした感じだった。でもそれは登場人物が人間らしくてそう思ったのかも笑。入間人間さんの作品の中ではあまり好きではないかもしれないか、生きてる感じがした。

Posted byブクログ

2014/01/26

章ごとの主人公それぞれの悩みを支えていたり、応援してたり、解決するのはまわりの登場人物。ほとんどの章が一人語りで進むけれど、全体を通して人との繋がりを楽しむ作品でした。 個人的には一章目のWhile my gently weepsがとても好き。 全て読み終えて思ったことは、悩みは...

章ごとの主人公それぞれの悩みを支えていたり、応援してたり、解決するのはまわりの登場人物。ほとんどの章が一人語りで進むけれど、全体を通して人との繋がりを楽しむ作品でした。 個人的には一章目のWhile my gently weepsがとても好き。 全て読み終えて思ったことは、悩みは抱えているけど焦っているけど、ゆるゆると生きているように見えるものなんだな、人は。でした。(14/1/25)

Posted byブクログ

2014/01/25

六百六十円、それは生きる意味。 全部がつながったときの、微笑ましさ。大方善意で出来ている優しい世界。何者にもなれない若者が、何者かになろうと決意するきっかけが、六百六十円のカツ丼。大人と子どもの間にいる人へのエールである作品。でも、カタルシスとまではいかないのが惜しい。 カツ...

六百六十円、それは生きる意味。 全部がつながったときの、微笑ましさ。大方善意で出来ている優しい世界。何者にもなれない若者が、何者かになろうと決意するきっかけが、六百六十円のカツ丼。大人と子どもの間にいる人へのエールである作品。でも、カタルシスとまではいかないのが惜しい。 カツ丼に限らないが、料理を作る、つまり何かを自分の手で作り出せるというのは、自己肯定のために必要な行為なのだと思う。それが、誰かのために作るものであれば、なおさら。

Posted byブクログ

2014/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

六章あります。 最後に繋がるんですが、一章一章の主人公の自問自答な感じです。 まぁ、ぶっちゃけ、読みづらいです(笑) それでも、心に響く部分が多くあったので、★四つです。 北本食堂の元店主、北本のおじいちゃんがネットに「カツ丼作れますか?」のトピックを立てたところから始まり~ 一章はニートで駅でギター弾いてる姉ちゃん、ギョアッチョの話。 二章は、北本と、北本の同級生竹仲の話。竹仲は各務原書店の本を常習的に盗んでいて、ある日北本の出前のカブを盗もうかと邪な考えを抱きながら、北本と一緒にいることで、良心が芽生えたのか、各務原書店で盗んだ本、総額六万七千二百円を北本食堂でバイトすることで返済するお話 第三章は、両親が共働きで、母さんがカツ丼、焼きそば、チャーハンしか作ってくれないから家出する。っていうドミノの話。そこに二章の竹仲の弟登場。 第四章は、各務原書店のニート息子の話。せっかく竹仲がバイトして返済した六万七千二百円を各務原は落とした。 第五章は、北本のおじいちゃんの話。この老人の奥さんが亡くなったことで、老人は食堂を離れたんだけど、娘が切り盛りしてて、私の居場所は食堂にはないんだ…。的な感じで、家出小学生、ドミノに出会ってドミノからスーパーで働く母親を見てきてほしいと頼まれ、そこにはドミノの母親に怒られながら各務原が働いていました。老人と各務原は散歩友達だったので、各務原が「七万近く落としたんですよね~」なんて話をし、ドミノに助言してドミノは帰ることになりました。ドミノは各務原の落とした六万七千二百円を拾っていて、それを宿泊代だと言って渡しました。 第六章は、みんなでオフ会です。

Posted byブクログ

2013/07/26

短編の登場人物が、それぞれどっかで繋がっていたという連作小説 こーゆーのは結構好き ま、他の小説にくらべたら文体もライトのベルよりは普通の小説に近い ご都合主義とかリアリティの面で不満はあるけど 最終的にはキレイにまとまっていていいと思う 好きなエピソードは高校生のカップル...

短編の登場人物が、それぞれどっかで繋がっていたという連作小説 こーゆーのは結構好き ま、他の小説にくらべたら文体もライトのベルよりは普通の小説に近い ご都合主義とかリアリティの面で不満はあるけど 最終的にはキレイにまとまっていていいと思う 好きなエピソードは高校生のカップルの話し ああ、あんなに言い合える同級生が欲しかった・・・(笑)

Posted byブクログ

2013/03/06

ひとつひとつの短編が最後につながる構成。読み終わったあと、むしょうにカツ丼が食べたくなった(*^o^*)心温まるストーリーが好きな人にはオススメ!

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2012/12/07

登場人物ひとりひとりにスポットが当たっていき、登場人物が最後に一同に会する群像劇。こういう群像劇はたまらない。

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2012/11/28

きっと根拠なんかないその楽観的な意見に、 あっさりとやられてしまうのだった。 (While my guitar gently weeps/生きてるだけで、恋。/パタパタパタ/愛とか祈りとか/老人と家/Q.これはオフ会ですか?A.いいえ、カツ丼です。/What a day)

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2012/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

畜生面白かった。 もっとカツ丼入ったギャグっぽい感じなのかなーと思ったら、しっかり青春、そして老人(笑)の話だった。 読んでよかった、前向きになれた、気がする。

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2012/10/18

H24.10.18 最初読みにくいかなって思ったけど途中からすらすら。 こういう繋がってく感じのは面白くて好きです。

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