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乙嫁語り(2) の商品レビュー

4.4

116件のお客様レビュー

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2011/07/22

いきいきしたヒロイン、素直な年下の夫がかわいい~! なんとも丁寧に手を掛けて描かれています。 民族衣装大好きなので、見るのも楽しい。

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2011/07/11

血なまぐさい戦いもあれば、精緻な刺繍で彩られた民族衣装もあり。中央アジアの風俗が生き生きと描かれていて、実に楽しいです。若い夫婦の心がだんだんと寄り添っていく過程も、また見どころ。

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2011/07/08

2巻では、迎え入れた乙嫁を守る一族の姿が描かれている。 つい先日まではつながりのない他人だったにも拘らず、 団結して必死に守る姿が素晴らしかった。うらやましくもある。 一族のつながりのための結婚で、 嫁心がつくのも、本当は稀だったのではないだろうか。幸せな夫婦。

Posted byブクログ

2011/07/07

争乱あり、嫁心あり、別れあり、でなかなか楽しめた。あいかわらず刺繍は殺人的な書き込みだな。 結婚が恋愛によって為されるものではない時代だからこそ、嫁心という表現がなんか素敵だった。

Posted byブクログ

2011/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「カルルクー、持ち場を離れるんじゃねー!」と電車の中で突っ込みつつ、アミル実家勢と町の男衆それぞれの絶妙な暴力観に妙に感心してしまった2巻なのでした。 正直言うと「嫁心つく」を正確に理解できた感じがしないので、ちょっと釈然としないのですが…。現代のように「愛→結婚」ではなく「結婚→愛」なのがむしろ一般的。その意味で、嫁に来たアミルも第2フェーズに入ったということ、と理解したんですが、それでいいんだよね? 最後がこちょこちょで、両親がチュウというところに暗喩がある、でいいんだよね? この読解力のなさに気が滅入る…。 それにしても、両親って物語の中では祖父母世代なのに、お母さんの色っぺー書きようといったら…(ノ∀`*) スミスさんが語り部だというのはそうだろうと思っていたので、次のエピソードに移っていくのはむしろ自然だと思いました。3巻も楽しみ。アミル、カルルクに負けない魅力的な夫婦だといーなー。きっと大丈夫でしょう♪

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2011/05/05

2巻もクオリティ高いですね。老若男女問わず描くのが上手いなぁと思います。 アミルが天然でカワイイです。カルルクも年齢を感じさせないしっかりした旦那様ですね。頼もしい!今後の二人も気になりますが、次巻はスミスがメインのお話になるみたいですね。あとがきには一旦、と書いてあったので今後...

2巻もクオリティ高いですね。老若男女問わず描くのが上手いなぁと思います。 アミルが天然でカワイイです。カルルクも年齢を感じさせないしっかりした旦那様ですね。頼もしい!今後の二人も気になりますが、次巻はスミスがメインのお話になるみたいですね。あとがきには一旦、と書いてあったので今後アミル達に話が戻るのでしょうか。 個人的には新キャラのパリヤの嫁入り話も見たいかも…。

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2013/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書き込みが凄い。 中央アジアの生活習慣や習俗など知識がないなりにこうかな?と推理しつつ読んでいると、なんだかスミスになった気分だったり。 本当は国家とか宗教とかがからんで女性には厳しい土地柄なのではと思うけれど、あえて何も明らかにしないことがどんな意図によるのか。主役二人の行く末も見守りたい(ハッピーエンド前提!)けれど、史実的に大国に踏みにじられたこの地域が心配で心配で‥。 5巻読了。双子ちゃんの結婚式と多少進んだアミルとカルルク夫婦。ところで、頭を布で包むのが男女に共通する風俗なのはわかるけど、双子ちゃんは漁に出るとき頭丸出しなんだが、いいんだろうか。

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2011/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回も刺繍が細かいこと! 表紙も素敵です。カラーの色合いがとても好き。絵に対する執念というか、愛情がもうこぼれんばかり。 2巻はスミスさん大活躍の巻。アミルの実家問題もひとまず解決で夫婦仲もよりいいかんじに。12歳ながらも、カルルクの落ち着きぶりとナイトっぷりには感心するなあ。

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2011/04/09

前巻の柱の彫刻に続き、今巻の刺繍の見事さ。絵がうまいからその素晴らしさが更に増す気がします。んで、西洋からの研究者と世界情勢がこの部族に今後どう影響を与えていくのかが物語の中心に…ならないんだろうなぁ。この作者の他の作品にも手を出す気になってしまった。

Posted byブクログ

2011/01/19

2巻目にして、ようやく「乙嫁」の意味がわかりました。 美しい嫁という意味だそうです。 相変わらず、衣装が細緻でデッサンが丁寧。 ほんとうに、好きで描いているんだなあと、伝わってくるような、愛情のこもった絵です。 乙嫁は、ガゼルみたいな動物をしとめてかついで帰る勇ましさがあります...

2巻目にして、ようやく「乙嫁」の意味がわかりました。 美しい嫁という意味だそうです。 相変わらず、衣装が細緻でデッサンが丁寧。 ほんとうに、好きで描いているんだなあと、伝わってくるような、愛情のこもった絵です。 乙嫁は、ガゼルみたいな動物をしとめてかついで帰る勇ましさがあります。 やはり遊牧民の妻は、このくらいタフじゃないと務まらないんでしょうか。 また、遊牧民の女性は刺繍をします。みんなオリジナルを持って、違う型を編み出しています。 それが代々保存され、家の伝統として高い価値を持っているようです。 遊牧民の頭の白布は、死んだら巻いて埋めるためなんだそうです。 つまりはお遍路さんの白装束のようなものなんでしょうね。 常に死を意識しながら生きているという、過酷な地に暮らす人々の生活を思いました。 遊牧民の生活について調査しているイギリス人のスミスが登場します。 英露関係が悪化し、国境近くから遠ざかるようにとのお達しを受け、やむなく部族から離れることに。 今後、遊牧民の彼らはどうなるのか、戦火に巻き込まれたりしないものか、気になります。 嫁の実家の兄弟は、どちらかといえば悪役側ですが、美形ぞろい。 服装だけでなく、遠景なども、デッサンが確か。 『エマ』にはなかった疾走感を、この作品では感じられて、楽しめます。

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