乙嫁語り(2) の商品レビュー
2巻目にして、ようやく「乙嫁」の意味がわかりました。 美しい嫁という意味だそうです。 相変わらず、衣装が細緻でデッサンが丁寧。 ほんとうに、好きで描いているんだなあと、伝わってくるような、愛情のこもった絵です。 乙嫁は、ガゼルみたいな動物をしとめてかついで帰る勇ましさがあります...
2巻目にして、ようやく「乙嫁」の意味がわかりました。 美しい嫁という意味だそうです。 相変わらず、衣装が細緻でデッサンが丁寧。 ほんとうに、好きで描いているんだなあと、伝わってくるような、愛情のこもった絵です。 乙嫁は、ガゼルみたいな動物をしとめてかついで帰る勇ましさがあります。 やはり遊牧民の妻は、このくらいタフじゃないと務まらないんでしょうか。 また、遊牧民の女性は刺繍をします。みんなオリジナルを持って、違う型を編み出しています。 それが代々保存され、家の伝統として高い価値を持っているようです。 遊牧民の頭の白布は、死んだら巻いて埋めるためなんだそうです。 つまりはお遍路さんの白装束のようなものなんでしょうね。 常に死を意識しながら生きているという、過酷な地に暮らす人々の生活を思いました。 遊牧民の生活について調査しているイギリス人のスミスが登場します。 英露関係が悪化し、国境近くから遠ざかるようにとのお達しを受け、やむなく部族から離れることに。 今後、遊牧民の彼らはどうなるのか、戦火に巻き込まれたりしないものか、気になります。 嫁の実家の兄弟は、どちらかといえば悪役側ですが、美形ぞろい。 服装だけでなく、遠景なども、デッサンが確か。 『エマ』にはなかった疾走感を、この作品では感じられて、楽しめます。
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当時の中央アジアの暮らしぶりがわかる漫画。作者の思い入れが書き込み具合にあらわれててすごい。続きはどうなるのかなぁ
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登場人物も少しずつ増え、微笑ましい年の差夫婦にも事件が起こりますが、全体的に愛情深さが流れているというか……ほっこりできるマンガです。 3巻は、また新しい切り口からの語りらしいですが、楽しみです。
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アミルの女性としての優しさと強さ、そして弱さが引き付ける漫画。 民俗衣装から小物まで絵が大変細やか。音がないところも絵だけで伝わってくるので引き込まれちゃいますねっ。
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相変わらず画が美しい。もう漫画ちゅうか画集だなこれ。嫁心の話エロいよなー。あと著者の描く女性の裸のラインはとても素晴らしいですね。
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やっぱり和み、癒されます。 日本以外は知らない私にとってシルクロード地方の生活、日常が興味深く、楽しく、 ほのぼのと描かれています。 かの地の人々には普通の日常生活なんだろうけど、とても面白くて楽しいです。 「エマ」もそうでしたけど、見知らぬ国の生活、見知らぬ世界の人々が 大事件...
やっぱり和み、癒されます。 日本以外は知らない私にとってシルクロード地方の生活、日常が興味深く、楽しく、 ほのぼのと描かれています。 かの地の人々には普通の日常生活なんだろうけど、とても面白くて楽しいです。 「エマ」もそうでしたけど、見知らぬ国の生活、見知らぬ世界の人々が 大事件がなくともその生活自体が興味深いものだから面白いんですよね。 そして森先生の繊細で綺麗な絵がまた上手く表現されて描かれていて素晴らしいです♪ これからの発刊が楽しみなとっても楽しみな本。
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一巻で少し触れられた一族間のトラブルが本格化します。 アミルを取り戻しに来た兄一行と、カルルクの町内を巻き込んで、大騒動に・・・。 一話完結の中では、「パン焼き竈」の話がオススメです。 それにしても、この本の女性は、パン焼きとか布支度とかやる事が多くて大変そうですね。 ...
一巻で少し触れられた一族間のトラブルが本格化します。 アミルを取り戻しに来た兄一行と、カルルクの町内を巻き込んで、大騒動に・・・。 一話完結の中では、「パン焼き竈」の話がオススメです。 それにしても、この本の女性は、パン焼きとか布支度とかやる事が多くて大変そうですね。 スミス氏が作中で「そうするのが当たり前で、ごく日常の風景であり、つまりは生活である。」と語っていますが、大変そうだと思う事がすでに文化の違いなんでしょうかね?
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何度読んでも楽しいです。 カルルクとアミルの関係が進展してニヤニヤしました。 アミル可愛いです…。 この民族の暮らしぶりなどが非常に丁寧に描かれているので画面を見ているだけでも飽きません。特に刺繍のところは素晴らしいの一言です。 人々の繋がりや温かさも心地よいです。 後書きマン...
何度読んでも楽しいです。 カルルクとアミルの関係が進展してニヤニヤしました。 アミル可愛いです…。 この民族の暮らしぶりなどが非常に丁寧に描かれているので画面を見ているだけでも飽きません。特に刺繍のところは素晴らしいの一言です。 人々の繋がりや温かさも心地よいです。 後書きマンガも楽しく読めました。
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アミルが相変わらず可愛い。というか夫婦が可愛い。 次巻からはアミル夫婦はあまり出てこないのかな…。でもアミルの実家も気になるので続けて買う予定。
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うちの…うちのアミルになんてことするのっ。 と思っちゃうくらい感情移入して読んでました。 アミルの実家がアミルを連れ戻しにきた事が2巻の一番の山場でした。カルルクも必死で頑張って可愛かったです。そんな話の前後だったこともあり、日常のほのぼのとしたお話がとてもほっとします...
うちの…うちのアミルになんてことするのっ。 と思っちゃうくらい感情移入して読んでました。 アミルの実家がアミルを連れ戻しにきた事が2巻の一番の山場でした。カルルクも必死で頑張って可愛かったです。そんな話の前後だったこともあり、日常のほのぼのとしたお話がとてもほっとします。
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