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高校生からのゲーム理論 の商品レビュー

3.4

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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  3. 3つ

    24

  4. 2つ

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2012/01/07

ゲーム理論の本を初めて読みました。 その上でのレビューとなります。 ゲーム理論の基礎を学ぶというより、ゲーム理論とは「このような場面で、このように使える」という事を、実例や史実を使って説明している書籍となります。(PK、三国志、ガソリンスタンドの新規参入についてなど)ですのでこ...

ゲーム理論の本を初めて読みました。 その上でのレビューとなります。 ゲーム理論の基礎を学ぶというより、ゲーム理論とは「このような場面で、このように使える」という事を、実例や史実を使って説明している書籍となります。(PK、三国志、ガソリンスタンドの新規参入についてなど)ですのでこの本は『ゲーム理論ってのはどういった時に使うの?』というのを知りたい方に向けての本というように感じました。 この本を使ってゲーム理論の勉強をするのは難しいように感じました。あくまでゲーム理論って何?という人が読む本です。 この本を読んだおかげで「ゲーム理論ってこういうものなのか」というのはわかったのですが、残念だったのは、1章から5章までそれぞれのテーマに沿って話を進められますが、3章の途中くらいから、段々と「ゲーム理論の説明をするために歴史や市場の背景を説明」から「社会問題などをメインで、その中でゲーム理論の説明をおまけ程度にする」みたいな感じになってる所です。 正直後半はゲーム理論の本を読んでいるという感じがしなかったです。 ただ3章前半まではとても勉強になりました。三国志の話や、折れた翼の話はとても面白かったです。 この本をきっかけに他のゲーム理論の本を読みたくなりました。 ゲーム理論が何かはよくわからないけど興味がある方には読んでみて損はないと思います。値段も800円程度ですしね。

Posted byブクログ

2011/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

200ページもないのですぐに読めます。 「ゲーム理論」と聞くと経済学の一分野という印象をうけるかもしれませんが、本書では経済のみならず社会科学や史実、そしていじめの問題など幅広い分野をゲーム理論の視点から説明しています。 新書なのでレジャー感覚で読んでみましたが、ところどころ読みづらい部分があったので☆3つとしました。 個人的には、株式トレーダーをプラトンの言う「洞窟の囚人」に例えたくだりが好きです。

Posted byブクログ

2011/06/19

ずっと勉強してみたかったゲーム理論。 概略だけでも掴む為にはちょうど良かったです。 タイトルの通り、高校生向けに書いたため、大変分かりやすいです。特に、環境問題、国債の購入、PK戦など身近な話もゲーム理論を用いて表わしていている部分は大変参考になる。(歴史についての部分に...

ずっと勉強してみたかったゲーム理論。 概略だけでも掴む為にはちょうど良かったです。 タイトルの通り、高校生向けに書いたため、大変分かりやすいです。特に、環境問題、国債の購入、PK戦など身近な話もゲーム理論を用いて表わしていている部分は大変参考になる。(歴史についての部分についてはちょっと難しかったが) 新書なのですぐ読めるし、入門書として最適です。

Posted byブクログ

2011/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 社会科学を塗り替えつつあるゲーム理論は、「人と人のつながりに根ざした理論」である。 環境問題、三国志、恋愛、いじめなど、多様なテーマからその本質に迫る入門書。 [ 目次 ] 序章 恋は駆け引き 第1章 戦略編 第2章 歴史編 第3章 市場編 第4章 社会編 第5章 未来編 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2014/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プラトン『国家』第七巻の、洞窟に生まれながらにして繋がれている奇妙な囚人の話。(シェイクスピアP161〜)

Posted byブクログ

2011/05/06

「三方一両損」(大岡越前)/「離脱・退室と発言・声」(A・ハーシュマン)/「人間の科学」(D・ヒューム)

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2011/05/03

ヒュームについて言及されていた箇所は参考になった。軽すぎる感があるけれど、高校生向けなのであるから文句をいうものでもない。

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2011/03/28

<感想> 本書は「ありふれた社会現象の中でゲーム理論が当てはまります」という形で様々なゲーム理論を説明していく。 そして、本書は社会現象8割、ゲーム理論2割といったところであろうか。 ゲーム理論にさくページがあまりにも少なすぎる。 一般的な雑学本としてならゲーム理論に限らず、多く...

<感想> 本書は「ありふれた社会現象の中でゲーム理論が当てはまります」という形で様々なゲーム理論を説明していく。 そして、本書は社会現象8割、ゲーム理論2割といったところであろうか。 ゲーム理論にさくページがあまりにも少なすぎる。 一般的な雑学本としてならゲーム理論に限らず、多くの知見が紹介されているので面白いと思います。 <要点> ■「退出」と「声」(ハーシュマン『離脱・発言・忠誠』) ある街にレストランが100軒あって、客が1万人いるとしよう。客は100軒の店を食べ歩きながら自分の好みの店を探そうとするかもしれない。このとき、まずい料理やサービスをすれば人は離れていく。これを「退出」のメカニズムという。客は店に来ないことで無言の抗議をしているわけである。一方、100軒のレストランが100人の得意客を抱えている状況を考えてみよう。この状況下では、得意客はそうそう鞍替えしなが、レストランの味やサービスについてあれこれ注文をつける。これを「声」のメカニズムという。 ■ある貨幣が価値を持つか否か、黒人には高い家賃を要求すべきか否かという判断はみんながどう判断しているかに大きく依存している。社会現象はみんなの「意見」で作られるものである。 ■ヒュームによれば、因果関係を直接感じることはできない。火を観察し、その上方に煙を観察する、という経験を積み重ねて初めて「火⇒煙」という因果関係がぼくたちの頭の中に定着するのである。

Posted byブクログ

2010/11/26

高校生からの・・・というタイトルを期待しすぎると、その難しさにちょっとあてがはずれた感があるだろう。しかし、世の中のいろんな事象を、ゲーム理論で考えてみようという考えは面白く、ゲーム理論食わず嫌いな私でも読める。というかぐいぐい惹きつけられる。

Posted byブクログ

2010/10/08

わかりやすいしゲーム理論の幅広さがわかった。読み合う面白さがわかったのでいろいろなことに活用できそう。

Posted byブクログ