高校生からのゲーム理論 の商品レビュー
初めて、ゲーム理論についての本を読んだ。 読んだらわかったようでわからなかったが 一つ一つの例えが面白かった もう一度読み返してみる
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ゲーム理論がなんぞやという話を割合回りくどく説明してる本 少し驚きと発展性がない本 とはいえ、 引用してる言葉や、本などはおもしろく、 さすが教授だなという感じ
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ゲーム理論の入門書。歴史から市場から社会まで幅広い事例をゲーム理論の切り口で切ってみせる。 顔の見えない競争(「退出」が重要)と見える競争(「声」が重要)の対比が興味深い。実社会では、オープンな市場よりも組織内での取引(顔の見える)の比重が高いのだから。
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ゲーム理論を分かりやすい例で解説する。人間関係を分析する手段としてゲーム理論を使う。まずは理想的な簡略化を行って、自分の手を相手もいることを考えて考えることにする。
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身近な問題をゲーム理論を使って解説しているところは面白かった。特にいじめ問題の解説は、ゲーム理論の守備範囲の広さを知らしめる好例であった。
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松井彰彦氏の文章は読み手に伝わるように書かれているため、ゲーム理論について初めて読む人におすすめ。 恋愛やサッカーのPKなど身近な例を引き合いに説明してあり、複雑なゲーム理論も理解しやすい一冊。
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知性が溢れていた感じがしてよかった。 学者さん的な感じだった。 経済学はよく仮定をして簡略化するから、現実はそんな甘くないよといったことから怪しいイメージがあったけど、わざとそうしてわかりやすくすることを繰り返していく上で何かの役に立てられそうだった。 恥ずかしながらヒュームの存...
知性が溢れていた感じがしてよかった。 学者さん的な感じだった。 経済学はよく仮定をして簡略化するから、現実はそんな甘くないよといったことから怪しいイメージがあったけど、わざとそうしてわかりやすくすることを繰り返していく上で何かの役に立てられそうだった。 恥ずかしながらヒュームの存在を初めて知れた
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ゲーム理論を高校生向けに書いたもの。難しい数式はない。ただ何となくわかった気がするが、まだスッキリしない。ゲーム理論というメガネを通して物事を別の捉え方ができる事がわかった。でももう一度読み直しだね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゲーム理論についての話もあるが、大半はエッセーのような内容。 囚人のジレンマの例で、共に自白した場合の利得が、、、という感じで利得についてのマトリクスか分岐図を作るのが基本になっているが、それぞれの場合の利得がいくらになるのか、事前には分からないことも多いように思う。 おそらく実生活におけるゲーム理論の応用としては、自分・相手のそれぞれの勝敗の場合を全て想定し、色々な結果をもれなく検討するというところに価値があるのだろう。マッキンゼーのMECEをちょっと思い出した。
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タイトルに「高校生からの」とあるが、「ナッシュ均衡」や「囚人のジレンマ」はP18~27のたった10ページで説明されており、全く知らない人がゲーム理論を体系的に知るのに適しているとは言えない。 ただしジョークを交えた文体で、読み物としては読みやすい。 一方、本書のほとんどはゲーム...
タイトルに「高校生からの」とあるが、「ナッシュ均衡」や「囚人のジレンマ」はP18~27のたった10ページで説明されており、全く知らない人がゲーム理論を体系的に知るのに適しているとは言えない。 ただしジョークを交えた文体で、読み物としては読みやすい。 一方、本書のほとんどはゲーム理論の社会への応用で占められている。 それはまえがきの「恋愛」から始まり、「戦略編」「歴史編」「市場編」「社会編」からなっており、経済はもちろん、サッカーのPK、デートの待ち合わせ、共働き、格安航空会社の破綻、サラミスの海戦(ペルシアと古代ギリシアの海戦)、三国志、法規制といった多様な現象にゲーム理論を当てはめていく。 ところが、最後の「未来編」では、突如としてソクラテス、プラトン、アダム・スミス、デイヴィッド・ヒューム、デカルト、ルソー、カント、アインシュタインといった人々が登場する。 そこで書かれているのは「科学哲学としてのゲーム理論」と言えるようなものだ。 本書は「ゲーム理論の理解によってより良い社会を作ることができる」という思想に基づいていて、そのための手引きを若い世代に託したい、という著者の思いが、文章全体、特にこの「未来編」から伝わってくる。
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