高校生からのゲーム理論 の商品レビュー
ゲーム理論ってどんなの?と思う人は、読んでみるといいと思いますが、「高校生からの・・」とありますが内容は簡単ではないです。
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ゲーム理論の入門書。ゲーム理論とはどんな使い方をするものなのかについて書かれている。 実例も多く、図解も多くてわかりやすかった。 ■この本を知ったきっかけ 本屋で見かけて。 ■読もうと思ったわけ ゲーム理論について知りたくて。
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いろいろな事例をゲーム理論で考えてみるとどうなるかというのを記しながら、ゲーム理論の基礎の基礎について述べた本。専門用語もそれほど取り上げておらず、ゲーム理論自体についての概説本というよりも、ゲーム理論からいろいろなことを考えてみるもので、この本でゲーム理論の全体像が分かるもの...
いろいろな事例をゲーム理論で考えてみるとどうなるかというのを記しながら、ゲーム理論の基礎の基礎について述べた本。専門用語もそれほど取り上げておらず、ゲーム理論自体についての概説本というよりも、ゲーム理論からいろいろなことを考えてみるもので、この本でゲーム理論の全体像が分かるものではない。 しかしながら、実際にどのようにゲーム理論が実際の世の中に当てはめて考えることができるのかを、平易な文章で分かりやすい内容で伝えているので、非常に読みやすい。また、著者の個人的な話と絡めていじめの話を取り上げているので、とても興味深く読めた。
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ゲーム理論の基礎について色んな実例を交えながら学べる一冊。 西洋合理主義に基づくゲーム理論なだけに(本書でかじっただけの浅はかな知識ですが) ともすれば実利のみを追求するような議論になりがちですが この本はしっかりと東洋思想も組み込まれた構成になっておりバランスが取れた一冊です。...
ゲーム理論の基礎について色んな実例を交えながら学べる一冊。 西洋合理主義に基づくゲーム理論なだけに(本書でかじっただけの浅はかな知識ですが) ともすれば実利のみを追求するような議論になりがちですが この本はしっかりと東洋思想も組み込まれた構成になっておりバランスが取れた一冊です。 経済的な視点だけでなく人間関係に関しても色々示唆に富んでいて これからはまた新たな視点で物を考えられそうな気がします。 子供が高校生になったら是非読んで貰いたいです。
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松井彰彦著「高校生からのゲーム理論」ちくまプリマー新書(2010) *離れて人間関係を読む事は大切である。当事者なのに離れてみる。でも心はあついままに。幽体離脱では有るまいし、と思うが、この幽体離脱のような離れ業こそ恋愛だけではなく、社会科学にも必要な物である。マーシャルという経...
松井彰彦著「高校生からのゲーム理論」ちくまプリマー新書(2010) *離れて人間関係を読む事は大切である。当事者なのに離れてみる。でも心はあついままに。幽体離脱では有るまいし、と思うが、この幽体離脱のような離れ業こそ恋愛だけではなく、社会科学にも必要な物である。マーシャルという経済学者も「熱き心と冷静な頭脳」といっている *顔の見える競争は競わせる側にとって望ましい事が多い。1つは競争をより多くさせるように報酬をコントロールすることができる。報酬のほか、表彰、出世の可能性を開く事でより一層の努力を引き出す事ができる。さらに、顔の見えない競争と違ってしばしば長期的な競争になるため、一時的な足の引っ張り合いの効果も薄れそのようなネガティブな行動がばれやすいため競争の中にも協力関係が生じやすい。
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「高校生からの」と言うくらいやさしいゲーム理論の入門書です。とは言え、数学的な話とかは何にも出て来ません。これだけでゲーム理論がわかったりはしません。そうした意味のゲーム理論の入門書は、他にたくさんあります。 でも、この本のいいところは、人と人の相互的な行為として営まれる社会現象...
「高校生からの」と言うくらいやさしいゲーム理論の入門書です。とは言え、数学的な話とかは何にも出て来ません。これだけでゲーム理論がわかったりはしません。そうした意味のゲーム理論の入門書は、他にたくさんあります。 でも、この本のいいところは、人と人の相互的な行為として営まれる社会現象をゲームとしてモデル化して解析しようとするゲーム理論の根本みたいなところを、丁寧に示してくれるところにあると思います。ですから、ゲーム理論入門にトライをかける前に、入門のそのまた一歩手前みたいなところで読んでおくとよい、お薦めな本です。
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Twitterで好き勝手つぶやいていたらあるときいろいろな意味で有名な池田信夫さんから「それはフォーク定理ではナッシュ均衡だから~」という返信が来た。 さっぱりわからなかったのだがどうやらゲーム理論に関することだということだけは判明したのでダッシュで池袋のジュンク堂にいってこの本...
Twitterで好き勝手つぶやいていたらあるときいろいろな意味で有名な池田信夫さんから「それはフォーク定理ではナッシュ均衡だから~」という返信が来た。 さっぱりわからなかったのだがどうやらゲーム理論に関することだということだけは判明したのでダッシュで池袋のジュンク堂にいってこの本を手に取った。 フォーク定理については載ってませんでしたが、ナッシュ均衡についてはなんとなくイメージくらいは掴めたかな。 文章も内容も具体的でわかりやすいので入門書としてはなかなかのものだと思う。
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三国志やエア・ドゥの航空業界参入、いじめ問題といったわかりやすい例を取り上げて説明しているので、読み物としてはとてもおもしろい。ただ、私の目的だったゲーム理論の入門書としての役割は果たしているのか、読み終えてもよくわからない。ある意味、それくらい敷居は低く、読みやすい。 Giv...
三国志やエア・ドゥの航空業界参入、いじめ問題といったわかりやすい例を取り上げて説明しているので、読み物としてはとてもおもしろい。ただ、私の目的だったゲーム理論の入門書としての役割は果たしているのか、読み終えてもよくわからない。ある意味、それくらい敷居は低く、読みやすい。 Give&Takeで両者がWin-Winの結果をもたらすことを探るのがゲーム理論の醍醐味だろう。ただ、いじめ問題においては、1人がいじめられている状態が「均衡」になってしまうのが悲しい事実。本人の対策としては、クラブ活動に参加して交友関係を広げ、友人関係を固定しないことが有効なのではないか。外部から解決するためには、新たな均衡に移行させるための頻繁なクラス替えをするのはどうだろうか。あくまで均衡を崩せばよいのなら、という思いつきにすぎないが、そんなことも考えさせられた。 人間関係の大きなメカニズムをゲーム理論で理解すれば、それをベースにして個別のケースに応用できるだろう。その意味では、これは隠れた名著かもしれない。 ・啓蒙思想の中心は18世紀にフランスからスコットランドに移る。ヒュームは、カントを独善のまどろみから目覚めさせ、アインシュタインの相対性理論誕生に寄与し、アダムスミスの経済学に多大な影響を与えた。
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「高校生からの」というタイトルだが、おそらく平均的な高校生には読み解けない。数学や現代文をじっくり勉強していればなんとかなるかも、というのが率直な感想。 ゲーム理論とは、という定義もあいまいなまま、ケース分析が進む。 半分ほど読み進めると、理解が進んでくる。そうすると一つ一つのケ...
「高校生からの」というタイトルだが、おそらく平均的な高校生には読み解けない。数学や現代文をじっくり勉強していればなんとかなるかも、というのが率直な感想。 ゲーム理論とは、という定義もあいまいなまま、ケース分析が進む。 半分ほど読み進めると、理解が進んでくる。そうすると一つ一つのケースや格言を楽しめるようになるのだが、途中で挫折する方もいるのではないかな・・・
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ゲーム理論に関する入門書。囚人のジレンマや背水の陣などをゲーム理論により紐解く。ゲーム理論においては当事者でありながらも、外から客観的に俯瞰する能力が必要となる。基本的には確率論を基にその選択に付随する結果を導き、利得がどれほど得られるかを推定するのがゲーム理論であると解釈した。...
ゲーム理論に関する入門書。囚人のジレンマや背水の陣などをゲーム理論により紐解く。ゲーム理論においては当事者でありながらも、外から客観的に俯瞰する能力が必要となる。基本的には確率論を基にその選択に付随する結果を導き、利得がどれほど得られるかを推定するのがゲーム理論であると解釈した。現実世界においては利害関係者がお多く存在するため、本理論を適用できないことも多いと感じた。一方二人での待合せ等の事例においては本理論を活かすことで最大の結果を得られる助けになるとも感じた。 次はより学問的な書籍にもチャレンジしたいと思う。
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