魔法使いの弟子たち の商品レビュー
山梨県で発生した致死率100パーセント近い新感染症。 意識が戻ったのは3名だけだった。病院内での隔離生活を続ける3名は「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。 エンタテイメント小説、面白かった。 壮大すぎると落とし所が難しい。 (図書館)
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。 生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。 病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。 壮...
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。 生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。 病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。 壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。
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グイグイ引き込むタッチは流石。 題材は現実にはあまりないけれど不思議さが極まって面白くよめた。最後が尻すぼみな感じがなぁ。
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純粋なミステリー作家というよりも、 引きの強い設定から牽引力のあるストーリーを展開する エンターテインメント作家としての力量を感じた。 貴志祐介的な物語作りに近いものを多分に感じた。 もっと作品が映像化されたり、 大衆に知られる作家であっていいと思うけどなあ。
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岡嶋二人が一人ずつになったうちの一人、井上夢人の作品を初めて読んだが、最高に面白かった。 山梨の大学病院で起こった院内感染を皮切りに起こるパンデミック。 奇跡の生還を遂げた3人には特殊能力が備わっていた。 やがて竜脳炎は世界に広がり、人類は滅亡・・・ と思いきや、最後の5ページ...
岡嶋二人が一人ずつになったうちの一人、井上夢人の作品を初めて読んだが、最高に面白かった。 山梨の大学病院で起こった院内感染を皮切りに起こるパンデミック。 奇跡の生還を遂げた3人には特殊能力が備わっていた。 やがて竜脳炎は世界に広がり、人類は滅亡・・・ と思いきや、最後の5ページで世界はガラリと変わる。 他の本も読んでみようと思った。
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タイトル可愛すぎでしょ? ラストがどうなるのか、心配してましたが・・・ まだ続く?? でも奇想天外さと今に合ってて、面白かった!!
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驚異のパンデミックが起こり、 奇跡の生還を果たした3人には、ある能力、現象が起きる。 すべてはここからスタートします。 もしもこんなことが起こったらというシチュエーションが 丁寧に展開されています。 言葉にしてしまうと陳腐な感じがするけど 最初から計算されたかのような展開に あ...
驚異のパンデミックが起こり、 奇跡の生還を果たした3人には、ある能力、現象が起きる。 すべてはここからスタートします。 もしもこんなことが起こったらというシチュエーションが 丁寧に展開されています。 言葉にしてしまうと陳腐な感じがするけど 最初から計算されたかのような展開に あまり違和感は感じません。 というか、進むにつれての怒涛の様相を見せ 一体どうやってオチをつけるのか心配になってしまうほど。 ラストは、心に宿題を抱えたようでスッキリとしませんが めでたし、めでたしでは違和感があるので この終わり方は悪くないと思います。 ただ、仲屋の能力があれば、もっと見通して 最初からフルにシミュレーションしちゃうこともできたのではと思った。 でも、確定された未来はないということだし、 つくづく計算し尽くされた上のストーリーだったのだなと思いました。
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井上サンの本を読むのは数年ぶり。 ひっさびさの井上作品はSF的なパンデミック的な荒唐無稽な話だった。 でもたまにはこういうのもいいですねー。 けっこう楽しめました。 ありえない後遺症まではまだよかったけど、事態はどんどん悪い方向にいくわけで、ラストは全員死んで終わりかなーって思...
井上サンの本を読むのは数年ぶり。 ひっさびさの井上作品はSF的なパンデミック的な荒唐無稽な話だった。 でもたまにはこういうのもいいですねー。 けっこう楽しめました。 ありえない後遺症まではまだよかったけど、事態はどんどん悪い方向にいくわけで、ラストは全員死んで終わりかなーって思ってたらまさかの防衛システム! ラストはどうやって収束させるのか、、なるほど。 このラストは私の中ではアリでした。 これなら希望が持てる! それにしてもハリウッド映画っぽいストーリーだったなぁ。 B級って言われそうだけど。ヽ(´ー`)ノ
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感染症にかかり超能力を身につけた3人。途中から何でもありで、ラストが何だかって感じ。 2015.3.12
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息つく暇も与えないスピード感でどんどん展開していくストーリーに夢中になりました。 敢えて言えば、ラストがそれって…っていう残念さはありましたが、それにしても井上夢人のアイディアと描写力は凄い!と改めて突きつけられた一作。
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