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マドンナ・ヴェルデ の商品レビュー

3.4

243件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    107

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2010/09/05

「こどもの親はどこから」ってゆうことの定義を考えさせられました。 親というもんは、遺伝子レベルからのことなのか、産むという行為をしたもんが親なのか。 私自身は卵子と精子の2つを提供した二人が親だとは思っていますが、それでは片付けられないのが日本の代理母出産。 命を産むということ...

「こどもの親はどこから」ってゆうことの定義を考えさせられました。 親というもんは、遺伝子レベルからのことなのか、産むという行為をしたもんが親なのか。 私自身は卵子と精子の2つを提供した二人が親だとは思っていますが、それでは片付けられないのが日本の代理母出産。 命を産むということ、その親になるということの線引きはどこからなのかなーって改めて考えさせられました。

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2010/09/04

ジーンワルツのサイドストーリー。娘から代理人母を依頼された母親からみた物語で、全てすっきり。だけど、理恵のあの合理主義はクールなのかな…母親には共感できたけど。まあ、最後は理恵も母性を持つようになり良かった。母は強し…男子は本当になんもできんね!

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2010/08/27

主題選択は良いと思う。しかし、娘と実母のやりとりや他の患者とのやりとりも、つじつま合わせにしか思えずウゲウゲする。

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2010/08/27

ジーンワルツを別の側面から画いた作品 ジーンワルツが、少し物足りなかっので、結構満足した感が有ります 但し、読み始めは何時もの緊急事態の発生を期待しての気持ちを裏切られて悲し感じが有ります

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2010/08/22

今回はあまりミステリー仕立てではなく、ジーンワルツの裏ストーリーで親子とはという命題を海棠さんらしく描いています。

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2010/08/14

p126かきごおり食べたくなって氷買う p128 ふきのとう 黄金を持つわが娘の手 p129 ふきのとう 春待つ吾子の小さき手 p131 ふきのとう おうごんを持つ わがこの手 p131 ふきのとう きんを持つわが むすめの手

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2010/09/15

『ジーン・ワルツ』で結構謎の存在だったみどりさん。 内面を知ることが出来てよかった、と思うのと同時に、 もう一回『ジーン・ワルツ』を読んでみないとなー、と思いました。 そうだよね、代理母だもんね、って感じでした。 2010.8.10~8.17読了

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2010/09/10

一応出産を経験した身としては、「ママ、私の子を産んでくれない?」という帯の一文は興味深く。 あぁ、人工受精の話なのだろうなと思いつつ購入。 そして読んでいくうちに、どこかで見たことあるシチュエーション、登場人物・・・ ううううーーーん。。。。と、調べてみたら、 あぁ。。。。以前読...

一応出産を経験した身としては、「ママ、私の子を産んでくれない?」という帯の一文は興味深く。 あぁ、人工受精の話なのだろうなと思いつつ購入。 そして読んでいくうちに、どこかで見たことあるシチュエーション、登場人物・・・ ううううーーーん。。。。と、調べてみたら、 あぁ。。。。以前読んでいた「ジーンワルツ」の裏ストーリーでしたか。 でも、私、この作品、最後の方、全然覚えていなくて、今作品を読んでいて、「あれ?ラストってこんな大騒ぎだったっけ」とちょっとビックリ。 出産を経験した身の割りには案外あっさりと読んでしまったけれど、60歳近くになって、娘の子供を産むことになった母(あぁややこしい)が、「この子の父親は娘の夫で。。いったい私は誰の子を産むんだ?」と混乱するところが印象的だった。 というか、その後に出た「誰の子でもいい。女性は好きな人の子を産みたいわけではなく、自分の子が産みたいのだ」という結論が衝撃的だった。 あぁ・・なるほど。そういうことなのか。 昔から「女性は好きな人の子を産みたい。そういうものなんだ。」という理論?を常識のように植えつけられてきたので、そういうものかと思っていたけれど、世の中、一人で産んで頑張って育てている女性もたくさんいる。 ある程度の時期から、女性は「好きな人」という存在が不要となり、「自分と子供」という関係だけがクリアになり(それを「母になる」というのかも)、そうなれば、子供を産むことになんら迷いはなくなるものなのかもしれない。 ・・・・ って、一応出産を経験しているわりにはこんなこと全然考えていなかったので、小説読んで考えることになるとは。。。 いかに私がいいかげんに生きているか、ですな。

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2010/09/10

「地球を西瓜に例えれば、エベレストなんてちょっとした皺だよ。今の君の考えは、人間という卑小な存在から見た固定観念にすぎないね」

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2014/07/30

初めての海堂作品。私的にはう~ん、って感じ。登場人物にまったく感情移入できなかった。会話もキャラクターもリアリティがないというか…。テーマは興味あって期待してたんだけどねー。

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