マドンナ・ヴェルデ の商品レビュー
ジーンワルツの別視点。親子とは何であるか、どんな関係であるのかを代理母問題を元にして考えさせられる作品。遺伝子提供者が親なのか、産んだら親なのか。 全ての出来事が対岸の火事になりうる世で誰かがやらなきゃならないことを身を挺して叫ぶ理恵と生まれてくる子供の幸せを第一に考えるみどり...
ジーンワルツの別視点。親子とは何であるか、どんな関係であるのかを代理母問題を元にして考えさせられる作品。遺伝子提供者が親なのか、産んだら親なのか。 全ての出来事が対岸の火事になりうる世で誰かがやらなきゃならないことを身を挺して叫ぶ理恵と生まれてくる子供の幸せを第一に考えるみどり。 個人的にはジーンワルツでは母の前に医者であった理恵に好感を抱いていました(その部分では今回も揺るぎがない)が、子供の都合に親を巻き込むのを当然とした、みどりに対する配慮のない理恵にちょっと戸惑いを覚える。 シリーズ全てが繋がっており、キャラ立てがしっかりしているので説明なく読めるため、問題定期に絞って書かれているのが個人的に良い。
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2010.10 「ジーン・ワルツ」山崎さん版。「ジーン」でのみどりと理恵の印象がガラリと変わった。みどり視点の理恵は、まさにクール・ウィッチ。山崎さんは最初から全てを知って協力していたのだとばかり思っていた。
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思いっきり『ジーンワルツ』の続編なのですね。 (海堂作品はどれも繋がってますが) クールウイッチ(と清川)のその後が気になっていたので…、ひとまずヨカッタです! 『ジーン~』が強烈で!怖くなりながらとても号泣したお話だったので、あえて比べるとこれはみどりさん視点だったからか少し落...
思いっきり『ジーンワルツ』の続編なのですね。 (海堂作品はどれも繋がってますが) クールウイッチ(と清川)のその後が気になっていたので…、ひとまずヨカッタです! 『ジーン~』が強烈で!怖くなりながらとても号泣したお話だったので、あえて比べるとこれはみどりさん視点だったからか少し落ち着いて読めました。 自分も経産婦なので色っ々っ思うトコロはありましたが、難しいことはちょっと置いといて、ふにゃふにゃしたちっちゃい生き物をひたすら大事にしたげてー!愛したげて!と、それだけは。
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だいぶ前に読んだ、忘れ放題の(苦笑)『ジーン・ワルツ』別目線バージョンでシタ。 う~ん・・・。 娘の母親として、 また 母の娘として ワタクシ的には納得できかねるお話デスが 「納得できない」とか考えさせられたって意味では いろんなひとに読んでほしいかもデス。
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「ジーン・ワルツ」を読んでから時間が経ってしまったので忘れている部分もありましたが、読みながら思い出していった感じで。 「ジーン・ワルツ」の最後の理恵の逆転劇もすばらしかったけれど、こっちのみどりの逆襲?が個人的には好きです。
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学校の図書館で借りたものの、もうすぐテストなので自重… 読了。感想はー…うむ、ジーン・ワルツを読み直さねば。ユミはキャラが強いから覚えてたけど、ほかの妊婦さんとか先生とか結構忘れてるし… 桜宮サーガって全部繋がってて、面白いんだけど脇役の登場人物に一々引っかかっちゃう…あの...
学校の図書館で借りたものの、もうすぐテストなので自重… 読了。感想はー…うむ、ジーン・ワルツを読み直さねば。ユミはキャラが強いから覚えてたけど、ほかの妊婦さんとか先生とか結構忘れてるし… 桜宮サーガって全部繋がってて、面白いんだけど脇役の登場人物に一々引っかかっちゃう…あの話に出て多人だよな、どんな人だったな、、、って。。。
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「ママ、私の子どもを産んでくれない?」 山咲みどりは産科医の娘・曾根崎理恵から代理母となることを頼まれた。 理恵は子宮の奇形が見つかり、子宮を摘出しなければならないのだ。 50歳代にして33年ぶりの妊娠。 今のルールでは卵子提供者ではなく、産んだ女性が母親だという。 しかしお腹に...
「ママ、私の子どもを産んでくれない?」 山咲みどりは産科医の娘・曾根崎理恵から代理母となることを頼まれた。 理恵は子宮の奇形が見つかり、子宮を摘出しなければならないのだ。 50歳代にして33年ぶりの妊娠。 今のルールでは卵子提供者ではなく、産んだ女性が母親だという。 しかしお腹にいるのは実の孫。 この奇妙な状態に、みどりの胸に疑念が芽生え始める。 海堂さんの新作は『ジーン・ワルツ』の裏側。 『ナイチンゲール』と『ジェネラル・ルージュ』の関係みたいなものです。 あの裏にこんな母娘の攻防があったとは。 そして思い出す『ジーン・ワルツ』。 あの時はちょうど下の子の出産まぎわに読んだのでした。 だから余計に、お産のことはひとごとではなかったのよね。。。 けっこう変わった登場人物が多いこのシリーズで、みどりの気持ちには普通にシンクロできました。 一般常識に照らしてもなにかが欠けているような娘でつい心の中で批判してしまう。 だけどもちろん娘のことはいつまでたっても心配で、その願いは叶えてやりたい。 みどりの葛藤と理恵とのバトル。お母さんって、大変だなぁ。 『ジーン』では産科医療が抱えている問題を提起していましたが、今作の主題は代理母。 全く無知でして、今回もまた「そうなんだぁ」と、いろいろ知ることができました。 それにしても気になるのは『ジーン』同様しのぶのこと。 そしてやっぱり手紙と回想だけでしか登場していない伸一郎さん。 いつか登場させてくれるのかな。期待しています。
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海堂さんのシリーズは全部読んでいるのでこれも。 「ジーンワルツ」の代理母側からの視点。 理恵とみどりさんって本当に親子?って思ってしまった。 今後「忍」側のお話も書かれるのかな? そろそろ登場人物を自分なりに整理しないと解らなくなってきた...。 自分メモ: 清川「ひかりの剣...
海堂さんのシリーズは全部読んでいるのでこれも。 「ジーンワルツ」の代理母側からの視点。 理恵とみどりさんって本当に親子?って思ってしまった。 今後「忍」側のお話も書かれるのかな? そろそろ登場人物を自分なりに整理しないと解らなくなってきた...。 自分メモ: 清川「ひかりの剣」 曽根崎 「医学の卵」
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『ジーン・ワルツ』で描かれた代理母の問題を 山咲みどりの視点から描いた作品。 みどりと理恵の母子関係、どこか感情に冷めた二人。 でも双子の誕生を通じて、茉莉亜先生とユミの言葉で 変わっていく二人。 理恵と紳一郎の、ちょっと変わった夫婦関係。 そしてパパからかおる君へのメールに...
『ジーン・ワルツ』で描かれた代理母の問題を 山咲みどりの視点から描いた作品。 みどりと理恵の母子関係、どこか感情に冷めた二人。 でも双子の誕生を通じて、茉莉亜先生とユミの言葉で 変わっていく二人。 理恵と紳一郎の、ちょっと変わった夫婦関係。 そしてパパからかおる君へのメールに、パパの献立が 書かれることになった理由。 海堂ワールド・桜宮サーガの理解が深まるサイドストーリーです。
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母子の確執めいたエピソードの回収は?双子を分ける意味もわからん ふ~ん ジーンワルツ読まないといけないのね
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