サイン会はいかが? の商品レビュー
成風堂シリーズ第三弾: 「取り寄せトラップ」「君と語る永遠」「バイト金森くんの告白」 「サイン会はいかが?」「ヤギさんの忘れもの」の五編が収録されています。 今回も、しっかり者の書店員・杏子さんと、 勘の鋭いアルバイト店員の多絵ちゃんが 日々の日常業務に追われながらも、次々と本...
成風堂シリーズ第三弾: 「取り寄せトラップ」「君と語る永遠」「バイト金森くんの告白」 「サイン会はいかが?」「ヤギさんの忘れもの」の五編が収録されています。 今回も、しっかり者の書店員・杏子さんと、 勘の鋭いアルバイト店員の多絵ちゃんが 日々の日常業務に追われながらも、次々と本にまつわる謎や 書店ならではの事件に巻き込まれ、立ち向かい解決する。 感激したり感動したり泣きそうになったり、 本屋さんって、本当に色んな出来事が 詰まってるんだと思える1冊です。
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書店を舞台にした「日常の謎」を追う『成風堂書店事件メモ』シリーズの第三作。今回は表題作の中編『サイン会はいかが?』に加えて、短編の4作品を収録。成風堂の名探偵コンビは健在で謎解きに大活躍。三作目ともなると、著者も読み手もお決まりのパターンが出来あがっていて共にお気楽な気分。決して...
書店を舞台にした「日常の謎」を追う『成風堂書店事件メモ』シリーズの第三作。今回は表題作の中編『サイン会はいかが?』に加えて、短編の4作品を収録。成風堂の名探偵コンビは健在で謎解きに大活躍。三作目ともなると、著者も読み手もお決まりのパターンが出来あがっていて共にお気楽な気分。決して的を外さぬ多絵ちゃんの鋭い推理力と、天然のとぼけた味のミスマッチがたまらない。書店の店長や同僚などの脇役陣も次第に本領発揮で、お話しに幅が出てきた感じ。
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書店員ミステリ第3弾。書店に勤めている方にはたまらない1冊なんだろうな。私のように、書店好きにもたまらない1冊であるように。 あたたかい作風で、誰でもさくっと読めるけれど、身を焦がすようなスリルを味わうことはない。私にとっては、それが良い。
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書店・成風堂を舞台にした謎解きシリーズ。 これは先にマンガのほうで読んでしまっていたので、内容はわかっていたのだけど。 書店の日常が舞台になっているので、やたらと殺されたり殺したりという話は出てこない。(自分としては)飽きずに読めるくらいの短編集、謎解きも、あまり複雑すぎない...
書店・成風堂を舞台にした謎解きシリーズ。 これは先にマンガのほうで読んでしまっていたので、内容はわかっていたのだけど。 書店の日常が舞台になっているので、やたらと殺されたり殺したりという話は出てこない。(自分としては)飽きずに読めるくらいの短編集、謎解きも、あまり複雑すぎない。どちらかというとミステリーが苦手(理解しにくい)なわたしが、楽しんで読めるシリーズ。
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書店員ミステリの3作目。やはり長編よりも短編連作の方が面白い。京子と多絵以外の店員さんたちの存在感も増して、今後の世界観がさらに広がりそう。楽しみなシリーズです。
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書店が舞台、書店員が探偵。本にまつわる様々なミステリ短篇集の第2段。 ミステリ部分以外は「書店あるある」ネタとして共感する部分多し。 でも本筋には関係のない日常業務が合間合間に挟まれるのは、日常のリアル感を表現する為なんだろうけど、少し量が多すぎて冗長かも。 「ヤギさんの忘れ...
書店が舞台、書店員が探偵。本にまつわる様々なミステリ短篇集の第2段。 ミステリ部分以外は「書店あるある」ネタとして共感する部分多し。 でも本筋には関係のない日常業務が合間合間に挟まれるのは、日常のリアル感を表現する為なんだろうけど、少し量が多すぎて冗長かも。 「ヤギさんの忘れもの」が一番良かった。少しじわっときた。 私がおじいさん話に弱すぎるのは自覚している。
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本屋の謎は本屋が解く、探偵役・多絵ちゃんの姿がほほえましい。 タイトルの作品がミステリ好きにしてはちょっとハズレ。。。かも? 総じて、本屋の悩みが伝わる、本屋好きにはたまらない短編が揃ってます。 覆面作家・坂木司氏の解説も見事に本の苦悩をだしにして(笑) ほんわか本格ミ...
本屋の謎は本屋が解く、探偵役・多絵ちゃんの姿がほほえましい。 タイトルの作品がミステリ好きにしてはちょっとハズレ。。。かも? 総じて、本屋の悩みが伝わる、本屋好きにはたまらない短編が揃ってます。 覆面作家・坂木司氏の解説も見事に本の苦悩をだしにして(笑) ほんわか本格ミステリを楽しんでください。
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大崎梢さんの書店ミステリーシリーズの三作目。2007年に単行本で読んでいたのですが再読です。皆さん、おっしゃってますが、書店の裏側がわかるのが面白いですね。書店員さんの知られざる仕事の内容あれこれに、あぁ、いそうだ、こんなお客さん…と思えるような人々。それに、私が嬉しいのは、この...
大崎梢さんの書店ミステリーシリーズの三作目。2007年に単行本で読んでいたのですが再読です。皆さん、おっしゃってますが、書店の裏側がわかるのが面白いですね。書店員さんの知られざる仕事の内容あれこれに、あぁ、いそうだ、こんなお客さん…と思えるような人々。それに、私が嬉しいのは、この舞台となっている書店が駅ビルの中にある立地条件のよさ、という設定ながら、ちゃんと本が売れて、お客さんにも親しまれているということ。今、出版業界の不況、本屋さんの閉店、と口を開けばダメダメのマイナス情報ばかりが目につく中、この本の中では、お客さんは本屋さんで本を買うことを楽しみ、書店員さんを頼りにし、うん、これだよね!と明るい気持ちにさせられるのです。ただ、ミステリーの内容は今ひとつかな。。。今回、再読しながらも、前回の謎解きの過程はほとんど覚えていなかったし。(これは印象に残るほどの名勝負ではなかったということだと思う)バイトの多恵ちゃんは好ましいキャラだけど、そもそもの「謎」の設定がかなり強引に思える。体験学習の小学生たち、恋に鈍いバイト学生の金森くん、取り寄せに関するトラブルのあれこれ、などは楽しませてもらったから、無理してミステリー仕立てにしなくても、と改めて感じたんですが、どうでしょうね。
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本屋ミステリーの3冊目。今回は舞台を成風堂に戻しての短編です。 謎解きも楽しいですが、それぞれの話で紹介される本屋さんの仕事を興味深く読ませてもらいました。自分は本屋に通う方ですが、裏側を少し覗いてる気持ちになりました。
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マイペースな多絵ちゃんが魅力的 本が好き。本屋さんも好き。日常の謎も好き。 って方にオススメできる話。
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