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サイン会はいかが? の商品レビュー

3.7

98件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2020/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋の賃金はそれほど低いのだろうか? たびたび書かれているが労働力=賃金の仕事自体が少ないと思うが。 本屋の流通の問題が気になった。次回作は社会派風に流通問題を糾弾する様な話が読んでみたい。 やはり、読後には本屋に行きたくなった。

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2012/05/30

本屋で見かけてジャケ買い。 本屋さんの本屋さんによる本屋さんの為の推理劇。本屋さんファンにはたまらない職業小説。本屋さん経験者は細かな描写に頷くことうけあい。 ミステリとしてはもう少し読者に選択肢を提示してくれる方が好き。

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2012/05/24

本屋さんミステリの第三弾。 「君と語る永遠」は、なんか他人事じゃない感じがして涙なしには読めなかった。 「ヤギさんの忘れ物」がかわいくて好きです。 ただ、本屋さんの仕事に関する部分は好きなんだけど、謎や謎解きの部分でたまに何処がどうとは、はっきり言えないんだが、違和感を覚える時が...

本屋さんミステリの第三弾。 「君と語る永遠」は、なんか他人事じゃない感じがして涙なしには読めなかった。 「ヤギさんの忘れ物」がかわいくて好きです。 ただ、本屋さんの仕事に関する部分は好きなんだけど、謎や謎解きの部分でたまに何処がどうとは、はっきり言えないんだが、違和感を覚える時がある。 手放しで絶賛できないのが悔しい。

Posted byブクログ

2012/05/20

好きでないと勤まらない、よくそう言われるが、好きであることさえ忘れるようなめまぐるしい毎日だ。検品、品だし、レジ、返品、発注、そこに接客業の煩わしさや、売り上げの重圧がかかり、これ以上出来ない、と切れそうになるのはたびたび。激務の割りに低賃金でもある。辞めていく人も多い。 けれど...

好きでないと勤まらない、よくそう言われるが、好きであることさえ忘れるようなめまぐるしい毎日だ。検品、品だし、レジ、返品、発注、そこに接客業の煩わしさや、売り上げの重圧がかかり、これ以上出来ない、と切れそうになるのはたびたび。激務の割りに低賃金でもある。辞めていく人も多い。 けれど、本をかいしてのささやかな出来事は、ときにたのしく、ときに刺激的で、ときにはほろりとさせてくれる。(292p) 本屋に勤めるのが、ささやかな夢である。大変な事は、このシリーズを読むとよく分かる。それでもその夢が色あせない。けれど、しがない岡山の地方都市には、書店の求人は一切ないのである。 このシリーズを読むのは、三冊目。すっかりファンではあるが、ホントは少し物足りない。日常の推理物はすきなのだが、ちょっと謎解きが「恣意的」、つまり北村薫の云う「本格的」ではないのである。短編集の今回は、それでもテンポが好いので、それも気にならなくなる。そして、私の「物足りなさ」は、作者の意図が私の思いとずれているからではないかと、今回気が付いた。 すごい書店、すごい売り場に憧れるものの、その「すごい」とはなんだろう。頭の中にはすぐにマニアックな専門書がずらりと並んだ都会の大型書店も浮かぶし、二坪ほどの小さな書店にぎっしり詰まった書棚もかすめる。でも自分が本当にやってみたい「すごい」とは、どちらからも離れているような気がする。そればかりか、「すごくなくてもいいから」という言葉が浮かび、大きく引っ張られた。 自分が目指したいのは、すごくなくてもいいから身近な人たちが笑顔をのぞかせてくれるような棚だ。(262p) あんまり「本格的」なのも本当は良くないのかもしれない。それは、いろんな事に通じる。

Posted byブクログ

2012/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「成風堂」という本屋を舞台としたほのぼのミステリーです。 短編集なのでとっても展開が早く、人死にもでないので気楽に読めます。 配達あかずきんと言う本が最初ですのでそちらを先に読むことをお勧めします。

Posted byブクログ

2012/04/21

謎解きは、んーって思いましたが、表題作にかなりのめり込んで読んでたし、面白かったです。晩夏よりこっちが好きかな。 解説が坂木さん。内容も、すごく嬉しい。お二人は交流あるんだろうな。

Posted byブクログ

2012/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋の成風堂を舞台に起る連作短編ミステリ2作目。 店員の杏子としっかり者のアルバイト多恵コンビの軽快さは健在。 今回は前作より話が重め?でもその間に入るバイトの金森君の恋の話などが清涼剤となり、前回よりもメリハリのある一冊になっている気がする。

Posted byブクログ

2012/02/01

シリーズ三冊目です。 書店好きでミステリー好きにはたまらない作品ですね。 読みやすくておもしろかったです。 「君と語る永遠」と「ヤギさんの忘れもの」が個人的に好きです。 前回の長編より、短編のほうが読みやすく、おもしろかったです。

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2011/11/07

書店ミステリ第三弾。相変わらずの主人公たちですが、前回と同じように甘くない。最初のお話も、最後のお話も、書店で一応の解決はするけれど、その後の被害(?)者がどう生きてゆくかの方がよっぽど大事な問題だと思う。 ストーリーはサイン会はいかが?が一番好き! お客とのふれあいを大切にして...

書店ミステリ第三弾。相変わらずの主人公たちですが、前回と同じように甘くない。最初のお話も、最後のお話も、書店で一応の解決はするけれど、その後の被害(?)者がどう生きてゆくかの方がよっぽど大事な問題だと思う。 ストーリーはサイン会はいかが?が一番好き! お客とのふれあいを大切にして、本を買っていただく姿勢に好感が持てる。

Posted byブクログ

2011/11/14

成風堂書店シリーズの第三段。 やっぱりすきだな、このシリーズ。日常の謎を取り扱うだけあって、重たく残ることがなく読後感が良いです。 個人的には君と語る永遠と、ヤギさんの忘れものがすきです。 蔵本さんが可愛らしい!

Posted byブクログ