更年期少女 の商品レビュー
それぞれの闇が深すぎ…でもこういう厭な気分のミステリ、結構好きw。特にミレーユ。一気に読んでしまいました。でも実際こういう人たちっていそうだし(殺人は犯さないにしても)、アイドルに群がるおばさまたちとかって好きすぎて、こういう独占欲や妄想が広がるのかな、と思わされた。「青い瞳のジ...
それぞれの闇が深すぎ…でもこういう厭な気分のミステリ、結構好きw。特にミレーユ。一気に読んでしまいました。でも実際こういう人たちっていそうだし(殺人は犯さないにしても)、アイドルに群がるおばさまたちとかって好きすぎて、こういう独占欲や妄想が広がるのかな、と思わされた。「青い瞳のジャンヌ」読んでみたい…。
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歳不相応な派手なドレスに身を包み、お互いを少女漫画のようなハンドルネームで呼び合うおばちゃん達。さらにはその格好でランチ五千円のレストランへ。痛々しさに笑いたくなってきます。 だがしかし笑えるのは序盤だけ。そのおばちゃん達はそれぞれに様々な家庭の事情を抱えていて、それは殺人事件...
歳不相応な派手なドレスに身を包み、お互いを少女漫画のようなハンドルネームで呼び合うおばちゃん達。さらにはその格好でランチ五千円のレストランへ。痛々しさに笑いたくなってきます。 だがしかし笑えるのは序盤だけ。そのおばちゃん達はそれぞれに様々な家庭の事情を抱えていて、それは殺人事件へと発展する。 最後の結末には最後まで気づきませんでした!うわー。
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子どもの時に流行った少女マンガのファンクラブに、更年期に入ったおばさまたちが入って繰り広げる事件の話がミステリー含みで面白かった。韓流にはまるおばさまたちのようかなぁ…なんて思いながら読んだ。
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最初は迷惑おばちゃん達の話だと思いましたが、ミステリーでしたね。結構好きです。 真梨さんの他の作品も読んでみよう
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内容はブラック。後味は良くないけど私は好きかも。 思い込みで読むと最後に「騙された…」 感のいい人は途中で気付くのかな~ 精神状態が良い時に読んだほうがいいと思う。
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「青い瞳のジャンヌ」という少女マンガのファンサークルの幹部「青い六人会」表向きは仲良しオタクサークル、しかしメンバー同士の裏に潜むどろどろとした確執や荒廃したリアルの生活などがすごく恐ろしかった。 漫画に熱を上げてはしゃぎまわる痛いおばちゃんたち…将来の自分を見るようで胸が痛い…...
「青い瞳のジャンヌ」という少女マンガのファンサークルの幹部「青い六人会」表向きは仲良しオタクサークル、しかしメンバー同士の裏に潜むどろどろとした確執や荒廃したリアルの生活などがすごく恐ろしかった。 漫画に熱を上げてはしゃぎまわる痛いおばちゃんたち…将来の自分を見るようで胸が痛い…(笑) ラストの展開には驚かされました。うわーやられたーまんまと騙された! この作者の本は初めて読んだのですが、女のイヤ~な部分を書くのが上手いなぁと思いました。ミレーユなんか本気で殺意を覚えるくらいの最低人間。 文庫化にあたって「みんな邪魔」と改題されたようですが、「更年期少女」の方がインパクトあるし話に合ってると思うんだけどな。面白かったので他の本も読んでみようと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
往年の人気少女漫画「青い瞳のジャンヌ」に心酔する、ファンの集まり「青い六人会」。 サークルでは見栄を張り、取りつくろっているが、ひとたび家庭に帰れば、介護やDVなどの事情を抱えた中年女性たち。 仲間内の確執から暴走、失踪・殺人事件へと発展し…。 えげつない女性のドロドロ人間模様に、メンタルが摩耗されること請け合い。 オタクの高齢女性の人物描写がリアルすぎて痛々しく、身につまされた。 夢のような漫画の世界と、悲惨な現実のギャップがおぞましく、毒饅頭を食べさせられたような気分になる。 女性の醜悪さを嘲笑するスタンスではなく、かといって寄り添った描写でもない。 淡々とした描写に、何だか好感を持てる。 表紙と裏表紙のギャップが最高。いいぞもっとやれ。
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こんな人たち、いないよっ! って言いたいけど、身近にいそうで怖い。 実名になったときの生活環境だとか、 妙にリアルだし。 年齢近いだけに、はまって読んでしまった。 叙述トリックなんだけど、冒頭の部分から 怪しげだったので、やられた感はなかったな。 けどもう一度頭の中整理して読...
こんな人たち、いないよっ! って言いたいけど、身近にいそうで怖い。 実名になったときの生活環境だとか、 妙にリアルだし。 年齢近いだけに、はまって読んでしまった。 叙述トリックなんだけど、冒頭の部分から 怪しげだったので、やられた感はなかったな。 けどもう一度頭の中整理して読みたい、ような おなかいっぱいのような・・・
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素敵な表紙と奇妙なタイトルに惹かれて読み始めた。 「青い瞳のジャンヌ」という少女漫画を幼い頃に読んでいた、更年期を迎える年齢の女性たちの話。 登場人物が、ジゼルやミレーヌなどのフランス風の名前で慣れるまで大変だった。 でも物語がこの妙なハンドルネームで進行していくことにも意味があ...
素敵な表紙と奇妙なタイトルに惹かれて読み始めた。 「青い瞳のジャンヌ」という少女漫画を幼い頃に読んでいた、更年期を迎える年齢の女性たちの話。 登場人物が、ジゼルやミレーヌなどのフランス風の名前で慣れるまで大変だった。 でも物語がこの妙なハンドルネームで進行していくことにも意味があることを、後半思い知らされる。 ・・・見事に騙されちゃった。そうだったのかぁ。 登場人物たちと自分の年齢が近いだけに、何だか話がやけにリアルに感じられて。かなり息苦しかった。 ちなみに表紙の絵は可愛いけど、裏表紙はもろ「更年期少女」だった。 表紙とタイトルに負けないくらい、インパクトの強い作品だった。
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タイトルと表紙が気になって、図書館や書店を物色したもののヒットせず・・・Amazonより購入。 少女漫画「青い瞳のジャンヌ」を愛する6人のおばちゃんの話。 互いに怪しい名前で呼び合い、月いちのお食事会。 個々の家庭の事情が切ないっていうか、自己制御出来なかったのかと不憫。 おばち...
タイトルと表紙が気になって、図書館や書店を物色したもののヒットせず・・・Amazonより購入。 少女漫画「青い瞳のジャンヌ」を愛する6人のおばちゃんの話。 互いに怪しい名前で呼び合い、月いちのお食事会。 個々の家庭の事情が切ないっていうか、自己制御出来なかったのかと不憫。 おばちゃんのオタクって怖い。 ガブリエルが♂とは・・・綺麗な顔だったんでしょうね。 '11.12.17読書完了
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